レコード店Tシャツ
Photo: Kisa Toyoshima
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東京、レコード店のオリジナルTシャツ4選

下北沢・奥沢・下井草で音楽愛あふれる1枚をゲットする

Kosuke Hori
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「音楽好きの楽園」ともいえるレコード店。新たな音楽との出合いという観点では、ストリーミングサービスのAIによるレコメンドも目を見張るものがある。だが、やはりフィジカルな場での思いがけない発見や、ショップスタッフの審美眼光るセレクトでしか得られない感動があるのだ。

ここでは、そんなレコード店のオリジナルTシャツを紹介する。ショップロゴや店にゆかりあるDJがあしらわれたデザイン、アーティストとのコラボレーションなど、その店ならではのデザインに仕上がっている。

ぜひ店頭に足を運び、Tシャツはもちろん、レコードをはじめとするさまざまなアイテムを手に取ってほしい。

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オブスキュアなTシャツを纏う。

フィジカルストア
Photo: Kisa Toyoshima

DJとして30年以上のキャリアを誇るChee Shimizuは、エクスペリメンタルディスコ、コズミック、レフトフィールドサウンドを日本に紹介した最初のDJの一人であり、リスニングスタイルの先駆者としても知られている。

そんなChee Shimizuが2008年に立ち上げたオンラインレコードショップ「ORGANIC MUSIC」の実店舗として、2019年に下井草で開店したのが「フィジカルストア(PHYSICAL STORE)」だ。同店にはレコードやオリジナルTシャツのほか、洋服、ミラーボール、ハーブティー、生活雑貨など、いろいろなものを置いているという。

ここでは「Organic Music」のロゴTシャツ(2,800円)を取り上げたい。一点一点、シルクスクリーンで手刷りすることにより、図案の良さと味わいが引き出されている。店頭在庫切れの際は受注生産となり、注文から発送まで1、2週間かかるとのことだ。

音楽愛とスポーツ愛を同時に表明する。

ジャジースポート
Photo: Kisa Toyoshima

音楽レーベル「JAZZY SPORT」が運営するショップ&スタジオ「ジャジー スポート シモキタザワ(JAZZY SPORT SHIMOKITAZAWA)」。同レーベルは「音楽とスポーツをこよなく愛する集団」をコンセプトとしており、ミュージシャンやDJ、ダンサーなど多くのアーティストを抱える。

下北沢店では、自社レーベルのCDやレコード、新譜CDや中古レコードをオールジャンルに展開。アウトドア、スポーツブランドのアパレル、オリジナル商品、洋書、眼鏡なども販売している。

ここでは、ジャジー スポートのロゴが映える定番「J.S. ロゴ Tシャツ」(5,940円、以下全て税込み)をセレクト。各色残りは少ないが、黒やグレーなどの定番色に加えて、定期的に限定モデルもリリースする。

巨匠・90歳の誕生日を祝う。

ビバ ストレンジ ブティック
Photo: Kisa Toyoshima

レコードや、世界中からセレクトした本やピンバッジなど、エッジーなアイテムがそろうショップ兼アートギャラリーの「ビバ ストレンジ ブティック(Viva Strange Boutique)」。ポストパンクやニューウェーブのバンド、アーティストとのコラボレーションTシャツも制作・販売している。

レコードは、その時代やジャンルに関連する作品をセレクトして取り扱っている。店主の山口美波は、アーティストのShe Talks Silenceとしても活躍する人物だ。

同店からは、ミニマルミュージックの巨匠であるテリー・ライリー(Terry Riley)の90歳の誕生日を祝う「Terry Riley - "A Rainbow In Curved Air" Logo Embroidered T-shirt」(9,900円)を紹介したい。

「1968年に発表された作品『A Rainbow In Curved Air』 のアートワークを、2025年のグラフィックでカバーしてみたら……」というイメージで制作されたという。フロント胸元のロゴは刺しゅう仕上げ、バックプリントはシルクスクリーンと、質感にこだわって仕上げられているのがポイントだ。

そのほか、メイル兄弟によるバンド・Sparksやスティーヴ・ジャンセン(Steve Jansen)などの、同店が制作したオフィシャルアイテムは必見。音楽好きのツボを刺激するアイテム揃いで、購買意欲がそそられるだろう。

凄腕DJのもとに集う。

レコードステーション
Photo: Kisa Toyoshima

下北沢の一番街商店街にあるレコードショップ「レコードステーション(RECORD STATION)」。レコードやカセットテープ、オリジナルのアパレルグッズなどを販売している。棚には、店のルーツであるブラックミュージックだけでなく、日本のシティポップやアニメのサウンドトラックなども多く並ぶ。良心的な価格設定がうれしい。

同店からは、DJ KOCO aka SHIMOKITAが店内でDJする様子を描いた「Diggin' in Shimokita」Tシャツ(3,520円)を紹介。サイズはMとLとXLの3サイズ展開だ。

そのほか、ヒップホップグループ・De La Soulのデビューアルバムを彷彿(ほうふつ)とさせるフォントと花のデザインがあしらわれた「SHIMOKITA Flower Tee」(3,520円)もラインアップする。

特別なTシャツをゲットしたいなら……

  • ショッピング
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現在、全国で1日1軒が廃業しているという銭湯。しかし、近年のサウナブームや店主の世代交代、銭湯好きの若者による「東京銭湯」などのグループの活動によって銭湯の間口が若い世代にじわじわと広がっている。このことを一因に、オリジナルのTシャツを制作、販売する銭湯が増えているのだ。それぞれの銭湯やその個性が凝縮されたかわいらしいTシャツをここでは7つセレクトして紹介する。

銭湯自体も、見事な銭湯富士が眺められる、天然温泉の湯に浸かれる、番頭の人柄が素晴らしいなど、わざわざ足を運びたくなる魅力的な場所なので、ぜひ足を運んでほしい。

  • カフェ・喫茶店
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そろそろ半袖から長袖へと衣替えする季節になるが、お気に入りのTシャツで残りの夏を乗り切ってみてはどうだろう。ここでは、レストランとカフェ、バーに限定し、魅力的な店であるということはもちろん、Tシャツを買いに行くのが目的になってしまうような、心ときめく9着(店)を紹介する。多くの客から愛される下北沢の老舗中華料理屋や、デプト(DEPT)のオーナーが2019年にオープンしたばかりの台湾スイーツ店、アーティストの五木田智央デザインなど、Tシャツハンターになってお気に入りを見つけてほしい

なお、Tシャツの生産枚数が少ない店もあるので、注意しよう。

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  • ショッピング

夏の観光地として人気の高い伊豆。特に伊東や熱海は、団体向けの観光地として栄えてきた名残を感じられる地だ。近年では旅の選択肢が増えたため客足が減少し、寂れた雰囲気があるが、それがこの地の新しい魅力。レトロで奇妙な風景は思い出に残るものだ。

ところで夏も本番だが、緊急事態宣言の発令により思い通りの夏休みを過ごせていない人も多いかもしれない。ここでは、昭和レトロな観光スポットや、近年オープンしたヒップなラーメン店など、伊豆の観光地を巡った気分になれるTシャツを紹介する。オンラインで買えるものも多いので、観光地の支援にも一役買うことができそうだ。

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東京には数えきれないほどのカレー店が軒を並べている。これまでエリアやジャンル別などで特集を組んできたが、今回は「Tシャツ」に焦点を当てようと思う。なぜか、カレー店ではユニークで個性的なデザインのTシャツが密やかに販売されているからだ。

ここでは、ちょっぴりスパイス香る洒落たTシャツを紹介する。

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  • ショッピング
  • ヴィンテージショップ・古物商

日本を代表するカルチャーにして最大の輸出産業「アニメ」。

その世界的人気に比して、アニメキャラクターがプリントされた「アニメT」は、かつては限られビンテージブームの追い風に乗って、今やバンドTと並ぶクールなファッションアイテムとして熱烈な視線を浴びている。昨今では数十万円の価値がついたビンテージアイテムも販売されており、海外からもお宝アイテムを求めて客が訪れているという。

ここでは、中野、原宿、三軒茶屋エリアのとびきりクールなアニメTを扱うショップを紹介しよう。

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