1. ぶぶか 吉祥寺北口店
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吉祥寺、ラーメン15選

「ホープ軒」「ぶぶか」など老舗や三大家系ラーメンをすする

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Time Out Tokyo Editors
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テキスト:メンチャック

「住みたい街ランキング」上位の常連である吉祥寺。JR中央線・総武線と京王井の頭線が乗り入れる駅には、中央線と井の頭線の空気感を併せ持つ、老舗から人気店の分店、新規店など多種多様なジャンルのラーメン店が並ぶ。

「東京背脂」を代表する「ホープ軒本舗」、「東京油そば」の老舗「ぶぶか」、吉祥寺の三大家系ラーメンと言われる「洞くつ家」「武蔵家」「武道家」淡麗系の人気店「トンボ(Tombo)」など。ラーメンハンターとともに、吉祥寺エリアで個性を発揮する名店を厳選した。

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1935年に創業した、屋台からの流れをくむ老舗ラーメン店。1978年に開店し、1984年に現在の店舗の場所での営業を開始した、吉祥寺を代表するラーメン店の一つ。 東京背脂豚骨醤油ラーメンや背脂チャッチャ系の始祖として有名だ。

「中華そば」(750円から、以下全て税込み)は、じっくり丹念に炊いた豚骨や野菜から抽出したスープに自家製縮れ麺を絡め、モヤシ、チャーシューを乗せたシンプルなラーメン。スープは濃厚ながらも口当たりはまろやかで、麺ともよく合う。 チャーシューは脂の少ない肩ロースで、さっぱりとした味わいは背脂との相性も抜群だ。

卓上の香辛料やトッピングのニンニクなどで「味変」も楽しめる。味の濃さ、油、麺の硬さについてはオーダー時に好みを伝えよう。昔ながらの味わいにほっとする一杯だ。

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吉祥寺駅から歩くこと約13分、井の頭通り沿いに面した場所にある店。ラインアップは「醤油の旨味ソバ」(1,100円)、「汐の旨味ソバ」(1,100円)、「つけソバ」(1,000円から)、「まぜソバ」(900円から)と豊富だが、どれを選んでも最高クオリティーの一杯が運ばれてくる。

同店の看板メニュー、「醤油の旨味ソバ」のスープは豚骨、鶏ガラ、魚介のうまみが詰まったトリプル使い。各素材に無駄なものは一つとしてなく、とてもシンプルで優しい味わい。口に入れると「絶妙」の一言だ。素朴なチャーシュー、後から味が広がる味玉など、どのトッピングにも丁寧な仕事が光る。

さらにもう一つの人気商品でもある「汐の旨味ソバ」は、醤油と共通のだしに、まろやかな塩だれが加わる。「汐」の方がだしのうまみをはっきりと感じやすい。また和風だしがおいしい「つけソバ」、武蔵野流の油そばにアレンジを加えた「まぜソバ」など、どれもとてもおいしい一杯だ。

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吉祥寺駅の公園口近くにある、人気の家系ラーメン店。「横浜六角家」の系譜にあり、鶏ガラ、豚骨を煮込んだ濃厚なスープ、ホウレンソウに太麺のラーメンが登場する。

かなり濃厚なので、はじめての人は注文の際は脂少なめで注文してみるとよいだろう。夜に訪れるなら、キャベツとチャーシューを刻んで特製たれに漬け込んだ「キャベチャー」をまず頼んで、ビールを啜りながらラーメンを待つのがおすすめだ。

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吉祥寺を代表する横浜家系ラーメン店。「アトレ吉祥寺内郵便局」近くの中央線高架下に長年店を構えていたが(一時期は系列の定食屋、餃子屋を近所に構えていた)、2012年6月に公園口の丸井裏に移転した。

脂もスープも濃厚な家系ラーメンらしく、店内は学生や中年客で常に賑わう。同エリアのライバル店「洞くつ家」と同系統の味わいなので、食べ比べするのもよいだろう。

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都内で系列店や関係店舗が複数ある、家系ラーメンの「武道家」の吉祥寺店。レベルの高い家系ラーメンがしのぎを削る吉祥寺エリアにおいて、濃厚なスープが特徴で深夜まで客足が絶えない人気店だ。

さまざまな豚骨の部位のおいしさをあぶり出すまで煮込み続けた超濃厚スープは、うまみが凝縮しており、中太麺との愛称も抜群。柔らかくて歯応えのあるチャーシューも絶品な、満足度の高い一杯になっている。

メニューは「ラーメン」(700円から)、たっぷりチャーシューが4枚乗った「チャーシューメン」(950円から)、味玉なども加わった「特製ラーメン」(950円から)などがラインアップ。濃厚スープにはライス(100円、おかわり無料)もぴったりなので、ぜひ注文をしてほしい。

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吉祥寺パルコ裏にある油そば専門店「ぶぶか」の吉祥寺2号店。チャーシュー、ナルト、のり、メンマ、ネギが乗った「油そば」には2種類ある。「黒丸」は、創業から20年間受け継がれている濃厚だれを使用した定番の油そばだ。一方「白丸」はあっさりとした味付けで、油そば初心者でも食べやすい。

がっつりいきたい人は、チャーシューが豪快に盛られた「肉食系油そば」、山のように野菜が盛られた「草食系油そば」を頼んでほしい。

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吉祥寺駅から徒歩20分ほどの、成蹊大学の目の前にある店。この場所は歴史が深く、元はラーメン二郎吉祥寺店だった。その後は生郎という店名で長らく営業し、閉店後に生郎をインスパイアしたという歴史を受け継いでいる。

「ラーメン」は、二郎直系と比べるとマイルドなスープが特徴。麺はしっかりとしたオーシャン麺だ。豚は脂身が多めのほろほろの食感でおいしい。ウズラ、焼きチーズ、生卵、キムチなどのトッピングも充実。小さめのプチサイズもある。

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居酒屋や大衆食堂、スナックなどが立ち並ぶベルロード沿いにある、二郎インスパイア系のラーメン店。近隣の居酒屋の店主が2021年にオープンした。

「小ラーメン」(900円から)は、豚骨やゲンコツ、背ガラからとった臭みの少ないスープに、三河屋製麺の中太麺を合わせた、いわゆる二郎系のラーメン。豚もも肉は厚みがあり、柔らかくてジューシーだ。コールで追加できる背脂は甘みがあり、クリーミーな味わい。 ボリュームは申し分ないが、味は見た目以上にマイルドでおいしい。

追加トッピングは、生卵やウズラの卵、味玉、クリームチーズといったレギュラーのほか、日替わりのトッピングメニューがある。味噌の「味変」や、汁なし、つけ麺への変更も可能だ。二郎系が少ない吉祥寺エリアで安定感のある一杯が楽しめる。

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吉祥寺駅前にあるベジポタつけ麺の専門店。ベジポタとはベジタブルポタージュを意味し、豚骨、鶏ガラと魚介のスープに、ヤマイモ、タマネギ、リンゴなどの野菜ペーストを加えたスープだ。濃厚でとろみのあるスープは麺にしっかりと絡むが、野菜が入ることであっさりとした味わいになり、女性にも人気が高い。

麺は3種類から選べるが、初めてならば「極太胚芽(はいが)麺」を選ぼう。胚芽のつぶが入った灰色がかった太麺はそばのような爽やかな喉越しだ。人気店なので並ぶこともあるが、ランチタイムなどを外せば待たずに食べられる。

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吉祥寺駅公園口から徒歩1分の立地にあるラーメン店。白を基調としたカフェのような店内は、女性一人でも入りやすい。

この店の看板メニューは、魚のアラから丁寧にだしをとったスープの「あら炊き塩らぁめん 」。深みのある味わいのスープに、エビつみれ、鶏軟骨入りつみれと白髪ネギ、オオバ、ミョウガ、糸トウガラシ、針ショウガなどの薬味が入り、さっぱりとした仕上がりだ。また、魚の糠漬け「へしこ」を使用した「へしこ焼きおにぎり」をスープに入れて食べるのもおすすめ。酒のつまみとして注文するのも良いだろう。

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麺屋武蔵系列の、濃厚ラーメンの店。少し甘みのある魚介豚骨味のスープが特徴だ。メインメニューは「ら〜麺」と「つけ麺」(いずれも900円から)で、麺の量を無料で増量できる。

味玉やチャーシューなどの具材がフルで盛られる「虎洞ら〜麺」と「虎洞つけ麺」が人気。濃厚な豚骨味と甘みある魚介風味が混ざったスープに、ウェーブのかかった麺が絡んでおいしい。

同店では、麺屋武蔵系列では定番の角煮のトッピングに加えて、「虎のしっぽ」と名付けられたソーセージがトッピングされる。濃厚、辛み、味噌などの味が選べるメニューも用意されている。

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吉祥寺駅北口から徒歩3分の雑居ビルの地下にあるラーメン店。店名の通り、貝だしのスープが特徴だ。

「貝出汁醤油そば」(900円から)は、大量のアサリとホタテ、昆布を合わせて低温でじっくり炊き上げた、貝の香りとうまみが詰まっただしに、鶏清湯(とりちんたん)を加えたスープが特徴。北海道産の小麦を練り込んだ中太麺も風味豊かで、上品で味わい深い一杯に仕上がっている。

具材は、貝が練り込まれたつくねや、低温でしっとりと仕上げた豚肩ロースと鶏むね肉のチャーシューなどが加わる。醤油以外にも「塩そば」「味噌そば」がラインアップ。サイドメニューの貝の香りが楽しめる「貝めし」(250円)も注文したい。貝を堪能できる人気店だ。

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キリッとした醤油味で有名な老舗「永福町大勝軒」出身の店主が営む店。元々は三鷹にあり、吉祥寺に移転してからも「三鷹大勝軒」の名前を継承した。路地裏に入った雑居ビルの奥に位置し、入り口には「永福町大勝軒」ののぼりが立っている。

「中華麺」(850円から)は、永福町の本家よりはマイルドな、昔ながらの醤油ラーメン。麺はやや柔らかめのスタンダードなもので、煮干のきいたスープとの相性がいい。シンプルにおいしい一杯だ。

トッピングには、味付けメンマや生卵、味付き卵、ネギ、ワンタンなどがある。

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アジの煮干と鶏清湯(とりちんたん)という2つの看板メニューがある、あっさり系のラーメン店。カモと「大山どり」の丸鶏を惜しげもなく使用して、こだわりの水で炊き上げた「鴨と大山どりの醤油らぁ麺」(850円から)、炭火で焼いた希少なアジの煮干を使用した動物系不使用の淡麗スープの「炭火焼鯵煮干塩そば」(900円から)と「炭火焼鯵煮干醤油そば」(900円から)などを提供する。

麺は数種類の厳選小麦を絶妙なバランスで配合し、コシ、喉越し、風味を調和させた細麺タイプ。チャーシューは、低温調理をした「山形豚」を使用しており、しっとりとした味わいだ。あっさり系のラーメン店は早仕舞いが多いが、23時まで開いているのもうれしい。

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JR吉祥寺駅中央口から徒歩6分ほどの、中道通りに位置したカレー店。女性の人気も高く、客足は途切れない。

「モンタナドライカリー」(1,100円)や「レッドシュリンプカレー」(1,200円)などのご飯系のメニューを提供するほか、「カリー南蛮つけそば」(1,050円)や「モンタナカリー混ぜそば」(1,000円)などのラーメン系のカレーメニューがある。

辛さをギターのエフェクターに見立てており、コーラスからファズまで7段階の辛さが選べる。心地よい辛さから、中辛レベル、激辛レベルまで楽しめる。「つけそば」は、味わい深いカレーつけ汁に、コシのある太麺がよく絡む。

おすすめは、ドライカレーとつけそばの両方が楽しめる「モンタナカリープレート」(1,430円)のセットメニューだ。

至福の一杯をすするなら......

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家系ラーメンといえば、新杉田にある「吉村家」(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨醤油のスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。

1990年代後半に家系ラーメンのブームが起こって以降、今やラーメンの定番ジャンルの一つになった。吉村家を源流とする直系の店から、それを模倣した店まで、関東を中心に数多くの家系ラーメン店が存在している。その味は中毒性が高く、時折無性に「家系」を食べたくなる衝動に駆られる人も多いはず。

原点の味を追求する店、独自の進化を図る店など、各店がしのぎを削っているが、ここでは店の系譜や出身は問わず、ラーメンハンターが選んだ、東京都内で今食べるべき家系ラーメンを紹介する。

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