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OPEN TOKYO 東京をひらく10のこと

東京をもっとひらくために、東京で暮らす私たちができること

作成者: Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > Open Tokyo > OPEN TOKYO 東京をひらく10のこと

in collaboration with 日経マガジンFUTURECITY

障がい者や高齢者、子ども、子どもを育てる親、LGBT、外国人らマイノリティも含む全ての人が楽しく暮らせるようにするにはどうしたらいいだろう。社会の障壁を取り払い、あらゆる人々にオープンな都市東京を実現するため、私たちにできることとは。タイムアウト東京が考える10のことを提案する。

※日経マガジンFUTURECITY創刊号より転載

Michael H/ Getty Images

1. 会話を楽しむ。

タイムアウト東京の外国人エディターによると、東京人は基本的に無口だ。見知らぬ人と会話するという考えは、多くの人にとって冷や汗ものである。コミュニケーションはバリアフリー都市への最初のステップだ。まずはシンプルに、道に迷って助けを必要としている人や、車いすやベビーカーを押している人を見かけたら、最寄りのエレベーターやスロープはどこか教えてあげよう。

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

2. 自分の態度を省みる。

障がい者や高齢者にとって、階段や段差だけが東京を楽しむための障壁なのではない。小さな心遣いに東京をひらく思わぬ力があることに気付いてほしい。彼らは必ずしも助けを必要としていないし、もちろん同情を求めてなどいない。誰に対しても示されるような配慮を必要としているだけだ。

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Toshiyuki Shirai/ EyeEm/ Getty Images

3. 視点を変えて街に出る。

気後れするかもしれないが、車いすで、ベビーカーで、小さな子どもを連れて、つえを持って、街に出かけよう。出かけることで、段差があることや通路が狭過ぎることに気付くことができる。改善の策が思い浮かぶかもしれないし、周囲の手助けの重要性に気が付くかもしれない。

 

4. デザインの力を活用する。

多様で多文化な社会にあって、お互いの状況についてのコミュニケーションと配慮はもちろん欠かせないが、デザインの力は個人の努力が及ばない包括的なソリューションをもたらす。全ての人に役立つ解決策を目指そう。

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のんべい横丁祭り 2016

5. 言語の壁を越える。

多言語サポートは、空港、駅、東京のショッピングセンターでは普通のことだし、119番の通報は日本語以外の5言語(東京都消防庁では英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語、その他の言語に対しては通訳業者が可能な限り対応)で通報ができ、日本全国で対応する地域を増やしている。これは素晴らしいことだが、旅行者が求めているのは、こうした受け入れ環境の充実とは限らない。多言語メニューが用意された観光客向けレストランではなく、ローカルのレストランで初めての料理に挑戦し、感動を周囲と共有したいという人もいる。言葉が上手く通じなくても、勇気を出してコミュニケーションをとってみよう。あなたにとってもかけがえのない体験になるはずだ。

6. 偏見を克服する。

心の性別や好きになる人は、ほかの誰かに決められるものではない。本来は、あえて書き留める必要のないことなのだろうが、2014年、オリンピック憲章に「性的趣向による差別禁止」が組み込まれた。東京は、だんだんとLGBTの旅行者にとって快適な都市となってきている。リオ大会では、選手のカミングアウトが過去最多だったといわれる。東京はこの流れを継いで、次回大会には、カミングアウトしたい街になっていたい。

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画像提供:日本ブラインドサッカー協会

7. パラリンピックの準備を始める。

東京は2020年パラリンピックのホストとして動き出しているが、アスリートたちの活躍を見るのにそんなに長く待つ必要はない。1年を通じて、パラリンピック関連の大会やスポーツイベントが開かれているからだ。東京近郊でも、ゴールボールやボッチャ、ブラインドサッカーなどを観戦できる大会がある。

新豊洲ブリリア ランニングスタジアム

8. 境界線をなくす。

東京には、ユニバーサルデザインの力で健常者と障がい者のスポーツを結び合わせている施設がある。2016年に豊洲にオープンした新豊洲ブリリア(Brillia)ランニングスタジアムは、障がい者であってもなくても全ての人に開かれており、私たちが望む未来のシンボルとして機能している。スポーツには限界を乗り越える力がある。

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東京、子どもと楽しめるスポット

9. 子どもたちにチャンスを与える。

東京は子育てしにくい街だといわれるのをよく耳にする。東京をもっと子どもに優しい場所にして、この街の未来を確かなものにするにはどうすればよいだろうか。それは自分自身から始まる。子どもが飛行機やレストランでぐずるとき、子どもとその親に温かい微笑みを送ってみよう。彼らはそれを必要としているのかもしれない。

10. 全ての人の食を敬う。

東京は世界のグルメの中心地だ。実際、世界のあらゆる食が味わえる。ベジタリアンやグルテンフリーが選択できる食事も増え続けている。では、宗教的理由で特定の食事を選択する人々にはどれだけ対応できているだろうか。例えばムスリムが食べられるハラルフードもそうだが、世界一の食の街だからこそ、全ての人が食事を楽しめるよう心がけたい。

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東京、車いす対応スポット

Things to do

「東京が改善する余地がある要素のひとつが、アクセシビリティや開放性だ」という主張には、おそらく都民の大半が同意するだろう。しかし東京は障がい者が立ち寄れない場所ばかりというわけでは決してない。タイムアウト東京では、東京をあらゆる人に開かれた都市にすべく、車いす対応スポットをまとめた東京ガイドを作ることにした。異なる視点から東京を見つめ、座りながら鑑賞できるアートスポットや、浅草を車いすで観光する方法などを知ってほしい。

東京、車いす対応のレストラン

レストラン

健常者と車いす利用者の目線は大きく違う。飲食店でおいしいものを食べようとしても、「入り口に段差はあるか」「店内は車いすが通れる広さか」など、車いす利用者には前もって知っておきたい情報がたくさんある。車いすでもトイレを使えたり、そのまま着席できたりするレストランを紹介しよう。

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