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アート作品が新宿の夜を照らす、光の祭典「TOKYO LIGHTS 2026」が開催

5月31日まで、プロジェクションマッピング国際大会も同時開催

Kaoru Hoshino
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Kaoru Hoshino
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TOKYO LIGHTS
Photo: Kisa Toyoshima | Beamhacker『Embrace』
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高層ビルが立ち並び、洗練された都会の景観が広がる西新宿エリアを舞台にアーティストやクリエーターたちによる光の祭典「TOKYO LIGHTS 2026」が2026年5月31日(日)まで開催されている。TOKYO LIGHTSのメインコンテンツは2つ。「東京都庁」の第一本庁舎の外壁をキャンバスに繰り広げられる「プロジェクションマッピング国際大会」と、「新宿中央公園」で開催される「光のアートパーク」だ。

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Photo: Kisa ToyoshimaMEGU『TOKYO百花繚乱』

光のアートパークでは、新宿の夜を彩る計12作品を展示。プロデューサー・小橋賢児の総合演出の下、国内外から集まったクリエーターやアーティストが、それぞれの解釈で光を表現した作品を披露している。

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Photo: Kisa ToyoshimaV_T『Visible TOWER』
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Photo: Kisa ToyoshimaV_T『Visible TOWER』

公園に入ってまず目に飛び込んでくるのが、会場の中心に位置する「ファンモアタイムひろば」に展示されたインタラクティブ作品『Embrace』。国際的なフェスティバルや公共空間に向けた大規模な作品を手がける、オーストラリア出身のアーティストのBeamhackerによる同作は、ピクトグラムの人型が円形に並ぶ。人型の間に設けられたスペースに立ち、互いに手をつなぐように手の部分に触れることで、初めて作品が反応する仕組みだ。

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Photo: Kisa ToyoshimaBeamhacker『Embrace』

同作は4人以上が手をつなぐことで反応し、今回は日本での展示に合わせ、日本国旗を思わせる色彩に変化する演出が施されている。さらに、参加人数が増えると光り方も変化。パターンは全15種類あり、全員が全ての人型に触れたらどのように光るかは、ぜひ会場で体験してほしい。

もう一つ、この会場を象徴するアイコニックな作品を紹介しよう。公園の東側に広がる「芝生広場」に展示されている、イギリス出身のアーティスト、ルーク・ジェラム(Luke Jerram)が手がけたインスタレーション作品『GAIA』だ。地上に浮かびながらゆっくりと回転する巨大な地球のインスタレーションで、日が暮れて暗く染まった公園の中でもひときわ存在感を放つ。

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Photo: Kisa Toyoshimaルーク・ジェラム『GAIA』『GAIA』

NASAが提供する高精細な地表データを基に制作された、直径7メートルの巨大作品で、宇宙飛行士が宇宙から地球を眺めた際に経験するとされる「オーバービュー・エフェクト」を疑似体験しているかのような感覚が味わえる。静かな夜にじっと見つめれば、改めて地球への意識が向くだろう。

さらに公園の奥へ進むと、オーロラカラーをまといながらゆらゆらとうごめく、奥中章人によるインタラクティブ作品『INTER-WORLD/Cocooner: Apparent motion of celestial bodies』と出合える。「2025年日本国際博覧会」の会場にも実際に展示された柔らかな彫刻で、空気・水・火・太陽といった自然要素の相互作用で生まれる地球の現象を増幅したものだ。実際に内部に入ることで世界とのつながりが体感でき、さらに外に出ることで、守られた繭から脱皮するような感覚を疑似体験できる。

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Photo: Kisa Toyoshima奥中章人『INTER-WORLD/Cocooner: Apparent motion of celestial bodies』

そのほかにも、ホタルとLEDという異なる種類の光を一本の柱で表現した落合陽一による新作をはじめ、アメリカ・ネバダ州の砂漠で行われる「Burning Man」で発表された、打越俊明による卵型の作品

『Seeds of Light 光の卵—Egg of Hope』も展示される。ミラーボールから反射する小さな光の粒が周囲の木の幹や葉を照らし、公園全体に拡散していくエネルギーを感じさせる。

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Photo: Kisa Toyoshima打越俊明『Seeds of Light 光の卵 - Egg of Hope』
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Photo: Kisa Toyoshima落合陽一『Liquid Universe: Sōbō Chūfu — An Unclassifiable Entomologia of the Luminous Swarm』

一方、プロジェクションマッピング国際大会では、世界中のトップクリエーターから、新進の若手までが参加。「Dialogue/対話」をテーマに作成した1分から1分59秒の映像で世界一が競われる。ハイレベルで個性豊かな作品を一度に鑑賞できる、唯一無二の祭典といえるだろう。

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画像提供:TOKYO LIGHTS 2026 PR事務局「プロジェクションマッピング国際大会」の上映作品

夜風が心地よい5月。散歩がてら、幻想的な光に映し出される景色を楽しんでみては。

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