針で引っかいて音を出すというアナログなレコードの手法に、ジャズの音は非常に合う。そして、そこにアルコールが加われば言うまでもない。
本記事では、モダンやニューオリンズジャズを流す老舗はもちろん、フリーやDJカルチャーを通過した新時代のジャズを流すヴェニューも紹介。ジャズという音楽の奥深さにきっと気づかされることだろう。もちろん深いことは考えず、ただ音に身を委ねるのも一興だ。本記事で新たな出合いがあることを願う。

ドラムの神によるグルーヴからZ世代ジャズの新潮流まで
針で引っかいて音を出すというアナログなレコードの手法に、ジャズの音は非常に合う。そして、そこにアルコールが加われば言うまでもない。
本記事では、モダンやニューオリンズジャズを流す老舗はもちろん、フリーやDJカルチャーを通過した新時代のジャズを流すヴェニューも紹介。ジャズという音楽の奥深さにきっと気づかされることだろう。もちろん深いことは考えず、ただ音に身を委ねるのも一興だ。本記事で新たな出合いがあることを願う。
数多くのジャズライブハウスが点在している東京。毎夜都内で行われるジャズライブの数は50以上もあると言われている。それゆえ、初心者は店選びに迷い、敷居の高さに腰が引けてしまうことも多いだろう。ここで紹介するジャズハウスは、間違いなく訪れる価値のある場所なので、参考にしてほしい。
ジャズの鑑賞を主体に、コーヒーが楽しめるジャズ喫茶。その元祖は、1929年に本郷でオープンした「ブラックバード」だといわれている。
同時期でいえば、1933年に創業した横浜の「ちぐさ」は一度の閉店を挟みながらも、2022年まで約90年にわたって営業してきた。同店には、若き日の秋吉敏子や渡辺貞夫、日野皓正らジャズミュージシャンたちが足繁く通い、アメリカ軍のクラブでの演奏のかたわら、当時高価だったレコードを聴いて勉強していたという。もちろん、プレイヤーだけでなく、ジャズファンにとっても最新のジャズを仕入れられる場だったのだろう。
そんなジャズ喫茶は、日本におけるミュージックバーのルーツともいえるし、踊ることを主目的としていない「リスニングイベント」という概念の始祖でもあるかもしれない。2010年代以降のレコードブームや、漫画『BLUE GIANT』のヒット以降は、若い世代も以前より訪れるような印象を受ける。
本記事では、店主の音楽への真摯(しんし)な姿勢やアットホームな雰囲気、素晴らしいオーディオシステムをほこる店など、おすすめをピックアップした。ぜひ足を運んでみてほしい。
映画『BLUE GIANT』の主人公の演奏を担当した、サックス奏者の馬場智章と、現代ジャズシーンを支えているヴェニューの下北沢「No Room For Squares(ノールームフォースクエアーズ)」(以下:ノールーム)の店主である仲田晃平。プレイヤー、そして店のスタッフとして現場に立つ2人に、ジャズバーの楽しみ方について聞いてみた。
対談は、人生で初めていったジャズバーやいつも頼む決まった一杯などから、ジャズを取り巻く場についてまで話は及んだ。時間とお金をかけて、音楽とじっくり向き合う。そんな場に足を運ぶことこそ、贅沢な時間の使い方なのかもしれない。
週末といわず今夜、グラス片手にジャズを聴くために街へ繰り出そう。
今年も阿佐ケ谷の街がジャズ一色に染まるイベント「阿佐谷ジャズストリート」が開催される。今年で30回目の今回はJR中央線の阿佐ヶ谷駅を中心に、駅前の広場、学校の体育館、幼稚園の園庭、教会、会社のロビー、区役所前の広場など多くの会場でジャズのコンサートが行われる。
パブリック会場や街中でスイングするのも良いけれど、せっかくなら歴史が染み込んだジャズバーで即興的なハプニングを目撃しよう。
今回は、タイムアウトに多くの音楽記事を寄稿するライター・小池直也が選んだ3件を紹介。イベントが開催される2025年10月24日(金)・25日(土)には各ヴェニュー独自のジャズイベントが開催されるので、ぜひ立ち寄ってほしい。
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