京都で行くべき立ち飲み屋&居酒屋10選

久保憲司(写真家、音楽ライター)が選ぶ、安ウマな名店たち

Mitsuru Wakabayashi
作成者: Kunihiro Miki |
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テキスト:久保憲司

連日、多くの観光客でにぎわっている京都。格式高い店が多いイメージがあるが、実は安くて手軽で美味しい立ち飲み屋の激戦地でもある。本記事では、味よし値段よしで、一見客にも優しい立ち飲み屋や居酒屋を紹介しよう。どの店ももうけよりも客のことを考えていて、京都の客はそれをシビアに見極めている。「観光客から儲けたろ」という店はすぐに潰れていく。生き残っていくお店は、間口が広く、地元の人にも愛されている店だけ。そういった店が立ち並んでいることが、千年も都市をやってきた京都の一番の魅力なのだ。

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すいば

京都立ち飲みの王者

六角富小路、四条河原町、蛸薬師町と市内に3店舗を構える京都立ち飲み界の王者。並ばずに入店するためにはオープン時間に行くことを勧める。王者の理由は美味い、安い、早いは当たり前で、さらに女性も安心して楽しめる立ち飲み屋であるということ。『ナポリタン』など立ち飲みでは珍しい炭水化物系のメニューも充実していて、一軒で済ませたい男性にも便利な店かもしれない。

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レボリューションブックス

2度美味しく、使い勝手も◎

高瀬川近くの路地の2階にある立ち飲み屋。初訪問の際は「料理本を見にきました」と言って入って、雰囲気が気に入ったら、注文するのがベストかもしれない。そう、ここは料理本専門の書店と立ち飲みが合体した店なのだ。

京都の料理人たちも料理本を求めて来るので、ここにいるだけで色々な情報が入手できる。デートでも喜ばれること間違いなし。旬の魚の刺し身などにも力を入れていて、食通もうなる味だ。サワーも美味しい変わり種があって、飲みすぎ注意。ランチから営業しているので、小腹が空いた時に寄るのもいい。

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京極スタンド

何度も粘って入店したい

京都で外せない居酒屋の一つ。京都で1店舗しか居酒屋に行けないなら間違いなくここを勧める。1927年創業という歴史を感じさせながらも、決して古くさくないところが魅力だ。正午から飲めるのも便利。

定食メニューも充実していて、昼食、夕食として利用することもできる。ひとりでもグループでも良しのオールマイティーな一軒だ。フレンドリーな雰囲気なので、一人観光で寂しくなった時にのぞいてみると良いかもしれない。店内、店外での順番待ちや席待ちはできないので、満席の場合はアーケードをブラブラして、再チェレンジ。何回でもトライしてみる価値のある店だ。

京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町546
075-221-4156
12時00分~21時15分(L.O. 20時45分)/定休日は火曜

Mitsuru Wakabayashi

サワー

インスタ映え間違いなし

女性から「なんでこんなオシャレな店知っているの?」と必ず言われるスタンディングバー。ブルックリンかベルリンにいるような気分になる。スイカ、ドラゴンフルーツ、白桃、パッションフルーツ、イチジク、夏みかん、キウイなど、季節の新鮮なフルーツがてんこ盛りの、栄養満点のフルーツサワーが楽しめる。デザートを食べる感覚で来てもよし、飲み会前や締めの一杯に来ても外さない店だ。

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酒場 井倉木材

木材屋が飲み屋に……

見つけにくいのもそのはず、昼間は木材屋なのに、夜は立ち飲み屋になるという変わった店。しかし満足度はどの店よりも高い。酒もアテも一級品。店の中で飲むのも良いが、資材置き場で飲むのも盛り上がるのでおすすめ。冬は大きなストーブにあたりながら酒を飲んでいると、フェスにいるような感覚を覚える。すぐに満席になってしまうので、オープン15分前くらいに行けば席を確保できるはず。美味しい魚で一杯飲みたい人にとっては、それだけの価値がある一軒だ。

京都府京都市上京区薮之内町77-1
17時00分~23時00分/定休日は日曜・祝日

マキシモ

メキシカンなら、ここ

非常に小さな店だが、京都のメキシコ料理ならばここを紹介したい。料理もアルコールも、全てが手間暇をかけて作られている。タコスも注文が入ってから皮から作るこだわりよう。本格派である一方で、店主いわく「外国の人から、本場と同じ味だ、と言われてもそんなにうれしくないんです。日本的なアレンジがあった上で、美味しいと言われたい」とのこと。予約も可能で、テーブル席の用意もあり。

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ブラッスリーカフェ オンズ

極上のオニオンスープ

京都には多くのフレンチやビストロがあるが、迷わず勧めたいのがここ。本場フランスの食堂のようなにぎやかさがあり、腹いっぱい食べたいときも、少しだけつまみたい時も満足させてくれる店だ。特に『フレンチ・オニオン・スープ』は、ほかのオニオンスープが飲めなくなるほど美味しい。『ステーキ・フレット』(ステーキとフレンチフライ)と赤ワインでフランス人ぽく決めるのが、私のおすすめ。

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西富屋コロッケ店

必食のコロッケ

コロッケが大ブレイクし、今や京都随一の人気店。コロッケといっても精肉屋が店先で売るようなものではなく、オランダ風コロッケだ。俵型で、ブルーチーズやサーモンなどいろいろな食材が入っている。内装もおしゃれなのだが地域密着型の印象も受け、地域との共存に意識的という現代らしいスタイルを提示した先駆けのような店なのだ。テイクアウトや予約も可能。

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柳小路 TAKA

マイ精米歩合で酔う

古き良き面影を今に残している河原町の横丁には、小さいが気になる店が多くある。どの店に入ってもそれなりなのだが、特別さを求めるならこの立ち飲み屋に行こう。ミラノのレストランNOBU/Armaniで10年以上板長を務めたTAKAが店主の店だ。

イタリアンと京料理をカジュアルにフュージョンした料理は、外れなしの絶品ばかり。日本酒好きに試してもらいたいのが、精米歩合飲み比べ。自分好みの「精米具合」が確認できるユニークなメニューだ。ランチ営業あり。オープン直後に行けば、比較的待たずに入れるはず。

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立ち呑み 庶民

京都のセンベロ聖地

観光コースからは外れてしまう立地だが、京都市民たちの雰囲気に混ざりたいならおすすめの立ち飲み屋。とにかく安く、一番高いメニューは『お造りの盛り合わせ』の500円。そのほかのメニューは200300円が基本で、まさにセンベロ。しかし料理に手抜きは一切なしで、愛情が込もっている料理ばかり。

京都府京都市下京区四条大宮町18-6
11時00分~23時00分(L.O.22時45分)/定休日は水曜

まずは東京の美味しい店をおさえる。

レストラン

東京、ベストレストラン100

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ベストレストラン100 監修:犬養裕美子 チープイートから高級飲食店まで広い価格帯で、世界各国の料理を含め莫大な種類の料理が不自由なく楽しめる。どの店に入ってもたいてい食べられないほどに不味いものには出会わない。最近ではミシュランのガイドブックの星の数は東京が世界最多、と話題にもなるように、東京は食の天国として胸を張れる都市のひとつだろう。タイムアウト東京は知る人ぞ知る、隠れ家的名店から、昔から地元の人々の空腹を満たしてきた大衆食堂まで、カテゴリーや価格も幅広くカバーし、今の東京を表すにおいて外せない100軒の店を選出した。食事の時間ほど、多くの人を幸せにできるものはない。ぜひこのリストを活用し、シチュエーションに応じた最適な1軒で、楽しい食事の時間を過ごしてほしい。 レビュー:Matthew Lee, Sarah Crago, Dana Macalanda, Carol Akiyama, Yasuhisa Shimbo, Mikako Mochizuki and Mayumi Koyama写真: Keisuke Tanigawa, Kisa Toyoshima, Yasuhisa Shimbo, Manabu Morooka, Yuki Nakamura and Kenichi Inagaki翻訳:Momoko Asai and Rumi Koyama

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