連休は、アートに迷い込むくらいがちょうどいい。ここでは、ゴールデンウィークに開催される注目のアート展や芸術祭を紹介する。
1970年代に発表した「セクシーロボット」で世界に衝撃を与えて以来、空山基は一貫して「光」「透明」「反射」というテーマを追い続けてきた。
空山の半世紀以上にわたるキャリアの中でも最大規模の回顧展「SORAYAMA 光・透明・反射 ーTOKYOー」が、京橋の「CREATIVE MUSEUM TOKYO」で2026年5月31日(土)開催中だ。
メタリックな皮膚に宿るエロティシズム、現実と虚構の境界を曖昧にする視覚体験。時代ごとに更新されてきた表現を一堂に見られる本展は、いまなお進化し続ける空山の現在地を浮かび上がらせる。
ここでは、本展について空山にメールでインタビューを行った。
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Photo:Kisa Toyoshima/ロボットが並ぶ圧巻の様子
―「SORAYAMA 光・透明・反射 – TOKYO –」は、キャリアを振り返る最大規模の回顧展ですが、どのような気持ちでこの展示を迎えていますか。
興奮しながら初日を迎えて、通過後は腑抜け状態です。
―展示は長嶋茂雄さんの作品から始まっています。この配置にはどのような意味や思い入れがあるのでしょうか。
私はファンの予測の裏をかきますから。皆は常に皆を驚かせたいんです。
―展示の中で、空山さん自身が「まずこれを見てほしい」と思う作品やセクションはどこで しょうか。
全てを見てください。全員が私の愛娘や女神ですから。
Photo:Kisa Toyoshima/展示の様子
―近年取り組んでいらっしゃるという、大型作品「Untitled」(2023)はとても印象的でした。この作品 はどのような発想から生まれたのでしょうか。
巨大さはオーラに通じます。 光よりも速く移動できる仮説的な粒子、『タキオン』の化身を表した作品です。
Photo:Kisa Toyoshima/近年取り組んでいる大型作品
―普段はどのような生活を送っていますか。
制作以外で大切にしている時間などがあれば教えてく ださい。 スタジオに篭って毎日絵を描いてますよ。これしかできませんし一番落ち着きます。 夕方には家で夕食を食べて寝る平凡な日々です。
―若い観客が作品を見て「かっこいい」と感じるポイントはどこだと思いますか。
喜んでもらえるのは純粋にうれしいですけど、それぞれ好きに楽しんでもらえたらそれで良いです。







