注意! 最新情報の掲載に努めているが、通常とは営業時間などが異なる場合もあるため、外出前に必ず確認してほしい。

東京、ベストクラフトビールバー22選
個性ある日本、海外の地ビールをカジュアルに楽しむ
普通のビールにはちょっと飽きてしまったというようなビールラバーが足を運ぶ、最も熱い店を調査した。せっかくビールで喉を潤すのなら、クラフトビールを試してみよう。クラフトビールとは、大ざっぱに言ってしまえばフレッシュな味わいが特徴の地ビールで、醸造所、銘柄ごとに風味が異なる。特に非加熱処理のものは、提供する店側の温度・品質管理に注意が必要で、おいしく飲むためには、おいしくサーブする店を選ぶのが肝。最近クラフトビールにはまった人も、新しい店を探しているクラフトビールオタクも、まずこの22店を押さえていれば間違いはないだろう。
麦酒倶楽部 ポパイ
言わずと知れた名店
東京のクラフトビールのバーの中で、文句なくトップに君臨する店。70種類ものドラフトビールが完璧な状態で管理されている。そのほとんどは日本の醸造所で作られたものだ。
タップルーム中目黒
ベアードブルーイングの東京直営店
静岡県沼津にあるベアードブルーイングは、日本におけるクラフトビール界で最も名の知れた醸造所。そんなブルワリーのクラフトビールを楽しみたいのなら、中目黒タップルームしかない。
うしとら
下北沢のクラフトビール店タッグ
古くから営業している、日本のクラフトビール界の大御所のようなこの店は、実は2つの店舗が合わさったもの。座席のあるバーレストランと立ち飲みのバーの2店で、35種類のビールを楽しむことができる。
アントンビー
六本木を耐えられる街にしてくれる店
もっと安い店もあるが、深夜にアルコール度数9%の箕面ビール『W-IPA』をみんなで飲めるところは、東京ではここ以外ないであろう。
デリリウムカフェ トーキョー
ベルギービール派のための一軒
ベルギーに本店を構える、名声高きデリリウムカフェの東京店。2000以上ものビールを揃えているブリュッセル本店には劣るが、納得の品ぞろえを誇る。
クラフトビア マーケット 虎ノ門店
都内で最も安くクラフトビールが飲める店
2011年2月に虎ノ門のオフィス街の真ん中にオープンしたクラフトビアマーケット。クラフトビール30種類が1杯あたり480円均一で楽しめることから、開店時にはちょっとした話題を呼んだ。
デビルクラフト
うまいフードメニューがある店
神田でクラフトビールバーを経営している3人のアメリカ人は、ついに自分たちで作ったビールを提供し始めた。今はまだ、そのビールよりもシカゴ風ピザの方に注目が集まっている。
グッドビアファウセッツ
コースターの裏にメッセージを書いて
渋谷のBunkamuraすぐ向かいにあるクラフトビールバーでは、アメリカ、日本、ベルギーのクラフトビールが40種もそろう。
ブラッセルズビアプロジェクト新宿
自家製マヨネーズのフライもおすすめ
ベルギーの首都 ブリュッセルのパブスタイルを、新宿で味わうことができる。クラフトビールのラインナップは、どこにでもあるベルギービールのほか、京都で醸造されたユズを使った白ビールなどの変わり種など、ベルギーと日本のコラボレーションビールがそろう。
ジ オールゲイト
典型的なブリティッシュパブだが、めずらしく良店
ジ・オールゲイトは、東京では珍しくスマートなブリティッシュパブである。BGMは良く、タバコを吸い続ける客もいなく、目を見張る数のビールとエールが用意されている。
ビーボ!ビア+ダイニングバー
池袋で本物のパイントを飲むならここ
東京のクラフトビールブームの先駆け的存在であるビーボ!は、ビールの種類を増やしていくことでその地位を守り続けている。しかも570ミリリットルのパイントでどれも楽しめるのだ。
アパート
ワインのようにクラフトビールを出す店
川崎市にあるクラフトビールの館のような『サルス・バー』の姉妹店。2018年にクラフトヘッズ渋谷店から三軒茶屋に移転し、アパート(apart)としてオープンした。『スリー・フロイズ・ブリューイング』などめったにお目にかかれないアメリカのクラフトビールがそろう。
※写真は移転前のクラフトヘッズのもの。
クラフトビールハウス ラッシュライフ
本場のオニオンリングやペペロンチーノ
パブというより高級なダイニングバーのようなラッシュライフ。東京では珍しい、日本と世界の地ビールと数10種類がそろい、3種類飲み比べセットもある。2人以上から予約できる『ラッシュ・ライフ パーティメニュー』は、飲み放題に5品のフードが付き1人当たり5,500円と手頃なプランだ。
ビアカフェ バテレ
電車を待ちながら飲むビールは格別
奥多摩駅の目の前の道路を渡り、柳小路を入ったすぐの場所にたたずむビアホール。古民家を改装した店舗で、古い木製の門をくぐり玄関から店内に入る。庭に当たるテラス席のすぐ下には川が流れており、清流の音と木々のざわめきをBGMにしながらビールを片手にゆったりとした時間が過ごせる。
高円寺麦酒工房
小さなテラスがうれしい店
手造りのビールを、手作りの居心地の良いウッドデッキ・インテリアで提供する、高円寺麦酒工房。 店主自ら「街の豆腐屋さん」に例えるように、仕事帰りに一杯味わおうと地元の人々が立ち寄る、ローカルな憩いの店だ。
スワン レイク パブ エド
新潟のスワンレイクビールを飲むならここ
新潟県のスワンレイクビールが、開業15周年を記念して東京駅近くに開業したパブ。30種の樽(たる)生ビールを味わえる。
新橋ドライドック
高架下で飲む
新橋駅からほど近い高架下にあるビールバー。さまざまなビールを取りそろえている。中でも、グラスや冷却システムの設計、洗浄や樽(たる)の保冷方法まで徹底したアサヒスーパードライはひと味違う。そのほか60種以上のボトルビールが楽しめるほか、オムレツやポテトサラダといったオーソドックスかつこだわりのフードも要チェック。
タワーズ スタンディングビアバー
月島でクラフトビールならここ
京橋の人気店タワーズ(TOWERS)が、2018年4月に月島エリアへ移
ウォータリングホール
ビールマニアのための店
代々木のウォータリングホールでは、樽から生で注がれるクラフトビールに酔うことができる。野菜をふんだんに使ったつまみも充実。
タップルーム原宿
季節限定メニューを試す
原宿駅近くにあるクラフトビールが飲める店。静岡県沼津市発の『ベアードビール』の直営店。選別された原材料を最小限の加工でうま味を引き出す手法で、小規模だが丁寧なビール造りをしている。定番10種類はどれもバランスのとれた味わいだ。
信州おさけ村 地酒ミュージアム
信州のクラフトビールを味わう
朝11時から開店している信州の地酒専門店。新橋駅前ビル1階にあり、信州清酒直売所と立ち飲み屋を兼ねている。 その日おすすめの日本酒のほか、『よなよなエール』や『志賀高原 IPA』など信州のビールも味わえる。
クラフトビアバル アイブリュー 銀座
いい意味で雑然とした居心地の良さ
フレンドリーなサービスとバーならではのジャンク感のあるつまみ、そしてクラフトビールそのものをシンプルに楽しむならここ。2018年にリニューアルを行い、常時47種類のタップがそろっている。
もっとクラフトビールを楽しみたいなら......
東京、立ち飲みできるクラフトビールバー5選
少しずつ裾野を広げ、専門店も増えているクラフトビール。定番ビールに比べると価格は高めだが、立ち飲みであれば比較的に安価で気軽に楽しめ、中にはチャージがない店もある。スタッフとの距離感が近く、クラフトビールについての質問や魅力などを聞きやすいのも魅力だ。一人でサクっと飲みたいときや、待ち合わせの0次会的に使うなど、活用法は自由自在。今日の一杯は、「とりあえずクラフトビール」でいかがだろう。
クラフトビール、ジャケ買いのススメ
PA、スタウト、ピルスナー......。どれもクラフトビールの種類だが、それぞれどんな味がするか分かる人はまだまだ少ないだろう。しかし、ワインでさえ何となくラベルで選ぶことが多々あるのだから、当然クラフトビールも同じ感覚で気軽に手に取って楽しめるに違いない。ということで、クラフトビールの取り扱い数が都内トップのびあマBASEで、 面白いラベルのビールをディグってきた。
東京、国内クラフトビールが屋外・テラスで楽しめる店
1994年の「地ビール解禁」から20年以上が経ち、今人気となっているクラフトビール。「価格が高いのに品質が伴っていない」といわれて沈静化していった地ビールブームが、再び盛り上がってきたということではない。画一的な味わいのビールに対して、伝統的で幅広い味わいを求めたアメリカのクラフトビールが世界中で人気になり、その影響を受けたのが現在の日本のクラフトビールだ。「土産物」として扱われた地ビールとは違い、味わいの多彩さや各個性を楽しむクラフトビールは、もはやブームではなく文化として定着しつつある。どんな料理やどんなシチュエーションでも、合うビールが必ずあるのが魅力だ。これからの季節に屋外やテラスで飲むのに最高なビールは何なのか、テラス飲みが楽しい店とともに紹介したい。