東京、ブルワリーパブ10選

浅草、押上、天王洲、横浜など、醸造タンクから注ぐフレッシュビール

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ビール愛好家の終着点ともいえるブルワリーパブとは、ビールの醸造と提供を同じ場所で行っているパブのこと。品質の劣化が最小限に抑えられたフレッシュなビールを楽しめるのだ。店の醸造のローテーション次第で、オリジナルビールが登場したり、エールやピルスナー、スタウトなど、様々なタップメニューを味わえたりする。味だけでなく、むき出しの醸造タンクが堂々と鎮座する重厚な光景も醍醐味(だいごみ)だ。ここでは、年々軒数が増えつつあるブルワリーパブを、都内と東京近郊からセレクトして紹介。知れば知るほど深みにはまる、ディープなビアワールドに案内する。

カンピオンエール浅草

台東区のブルワリーパブといえば浅草のカンピオンエールだ。本格的なイングリッシュパブの雰囲気に満ちた店内に併設された醸造所では、今のところ15種類ほどのエールを製造している。醸造タンクからサーバーへは直接繋がっており、劣化の少ない新鮮なビールが堪能できる。麦芽とホップはすべてイギリス産で、濃厚で炭酸の弱いトラディショナルなブリティッシュエールにこだわっており、常時3~5種類ほどを揃えている。フルーティーかつしっかりとした味わいが特徴の『WHEAT』や、軽やかで飲みやすい『GOLDEN』、華やかな香りで程よく香ばしい『PORTER』、濃厚な麦芽の味と香りが味わえる『BITTER』など、いずれも主張がありながらクセのない味わいだ。

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浅草

T.Y.ハーバー

1997年にオープンしたT.Y.ハーバーは、2013年に醸造所のタンクを増設、2015年のリニューアルで2階席を増設した。ビールは常時6種類。カスケードホップの苦味と柑橘系の香りが爽快な『ぺールエール』をはじめ、小麦の味と香りが軽やかなベルギースタイルの『ウィートエール』、インターナショナルビアコンペで金賞を受賞した『IPA』、とろみのなかに深いコクと苦みを楽しめる黒ビール『インペリアルスタウト』、香ばしくも苦みは控えめな『アンバーエール』など、バランス感に優れた銘柄が並ぶ。

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天王洲
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厚木ビール ランビック

1997年創業の厚木ビールは、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)だった日本のクラフトビール(当時の呼称は地ビール)黎明期(れいめいき)から、高品質な自家製ビールを造り続けているブルワリーだ。厚木ビールの醸造所に隣接するパブのランビック(Lambic)では、厚木ビールのラインナップをフレッシュな状態で、かつ手頃な価格で楽しむことができる。リンゴのようなフルーティな味わいの『ホワイト』や、濃厚な味わいの黒ビール『スタウト』『ハニー』『しそ』『フランボアーズ』など、多くの種類を揃えている。

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厚木

ヨコハマビアスタンド

『横浜ビール』をできたてで楽しめるビアパブ。5種のレギュラービールには、ジャパンブルワーズカップで1位を受賞した『ピルスナー』や、インターナショナルビアコンペで金賞を受賞した『ヴァイツェン』をはじめ、『アルト』、『ペールエール』、『横浜ラガー』を揃える。いずれの銘柄も個性が際立っていると同時に、澄みきった味わいで飲みやすい。エール系が大半を占めるブルワリーパブで、ラガーやピルスナーを味わえるのも貴重だ。運良く仕込みの時期に訪れれば、フロアいっぱいに広がる、芳醇なモルトの香りに包まれることだろう。

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横浜
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Beer++

十条すいけんブルワリーを運営する水研クリエイト直営のブルワリーパブ。ビールは『ペールエール』、『シトラエール』、『アンバーエール』の3種類がレギュラーメニューで、そのほか、時期によって醸造した個性的なスペシャルビールを提供する。甘みがありしっかりとした味わいの『アンバーエール』や季節の果実を使うことの多いスペシャルビールは、ビールが苦手な人でも飲みやすい。元々は会社の事業で育てた野菜を活用した飲食店を構想しているなかでビール造りに辿り着いた同店では、会社屋上の水耕栽培で育てた無農薬野菜を使ったサラダなどを提供している。

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十条

ミヤタビール

ミヤタビールは、栃木マイクロブルワリーで修行を積んだ店主が2014年に押上にオープンした。フードメニューは乾きもののつまみがある程度という、ストイックなビアスポットだ。タップは5つで、『ペールエール』『ゴールデンエール』『IPA』『ブラウンエール』などを揃える。時期によって限定ビールも造っており、ふきのとうやコーヒーをフレーバーに使った個性的なものもある。

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押上
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スプリングバレーブルワリー

代官山の新施設ログロード(LOG ROAD)内に店舗を構える、体験型ブルワリーパブのスプリングバレーブルワリー(SPRING VALLEY BREWERY TOKYO)。手がけるのは、2014年にクラフトビール業界への参入を発表して、世間を騒がせたキリンビール。その場で醸造されたクラフトビールが、ビールとの相性にこだわったフードメニューとともに楽しめる。ビールの種類は、飲みやすくもしっかりとした酸味と苦みを持つ『496』や、香ばしい濃色ビール『アフターダーク』、ラズベリーの果汁の入ったライトな味わいの『ジャズベリー』などを揃える。

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代官山

阿佐谷ビール工房

中央線沿線に店舗を展開する麦酒工房系列の阿佐ヶ谷店。1階のビール醸造所からはフレッシュなビールが直接タップに繋がっている。定番の『ブロンドエール』はモルトが華やかに香り、スッキリとした味わいだ。そのほか、グレープフルーツのような柑橘系の香りと濃厚な味わいが楽しめる『IPA』や、アイスを乗せたフロートもできる『コーヒービール』など、随時数種類のエールを揃える。価格も500円前後と手頃だ。

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阿佐ヶ谷
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氷川の杜

常時10種類ほどのオリジナルクラフトビールを揃える同店では、同じ銘柄でもA(モルト強め)、B(ホップ強め)など、好みに合わせた注文が可能だ。華やかな香りと味の『Hana』、しっかりした苦みとコクの『Shuu』、KAMPO煎専堂とのコラボレーションによって造られた世界でも珍しい『漢万エール』などがある。なかでも『漢万エール』は、ホットでも提供しており、シナモンスティックでかき混ぜると泡立ち、ふんわりとした味わいになる。シナモンや朝鮮人参などが入っているため、血行が良くなり身体も温まるはずだ。フードはドイツソーセージを各種揃えている。

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大宮

福生のビール小屋

福生の老舗酒蔵、石川酒造によるビアレストラン。同酒蔵が造るクラフトビール『多摩の恵』を醸造所から直接提供している。カスケードホップの柑橘系の香りが特徴的な『ペールエール』や、シャープなのど越しの『ピルスナー』などが最高にフレッシュな状態で楽しめる。ビールのほかにも、地酒『多満自慢』や蔵元限定の酒なども用意している。

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福生
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オンリーワンな一杯を求めて…

東京、ベストクラフトビールバー15選

立秋を過ぎても、まだまだ残暑厳しい毎日。夏休み明けで、どうにも調子が戻らないような日には、仕事帰りの1杯が疲れを吹き飛ばしてくれる。タイムアウト東京では、普通のビールにはちょっと飽きてしまったというようなビールラバーが足を運ぶ、最も熱い店を調査した。せっかくビールで喉を潤すのなら、ここ最近勢いのあるクラフトビールを試してみては。クラフトビールとは、大雑把に言ってしまえば、フレッシュな味わいが特徴の地ビールで、醸造所、銘柄ごとに風味が異なる。特に非加熱処理のものは、提供する店側の温度、品質管理に注意が必要で、美味しく飲むためには、美味しくサーブする店を選ぶのが肝。最近クラフトビールにはまった人も、新しい店を探しているクラフトビールオタクも、まずこの15店を抑えていれば間違いはないだろう。

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