東京、激辛ラーメン2018

上板橋、新宿、水道橋で味わう注目の激辛麺
 荻窪『ビンギリ』
荻窪『ビンギリ』
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Text by vettsu、メンチャック

国民食とも言えるラーメン。昨今、様々な味やスタイルがある中で、灼熱の夏でも極寒の冬でも異様に欲してしまうのが激辛ラーメンではなかろうか。今回は特に「口から火を吹く熱さ」をもたらしてくれる激辛ラーメンを厳選し、紹介しよう。チェーン展開で人気の老舗店から話題のニューフェイスまで。胃腸と翌日の代謝管理に気をつけつつ、ぜひ各店の辛さと接してほしい。

レストラン

卍力 (まんりき)

icon-location-pin 葛西

JR総武線西葛西駅北口より徒歩3分。卍力 (まんりき)では、カレー系中心のスパイスを多数配合した、オリジナリティのあるスパイシーな『スパイス・ラー麺』(780円)を提供している。厳選された香辛料が重なり合い、辛味に加えて、トマトダレの酸味、魚介・豚のスープの旨み、トッピングでしっかりと存在感を出すパクチーやハーブの香り、味玉の絶妙な甘みなど、様々な味が混ざり合う、至極の一杯に仕上がっている。 太めの麺、肉厚チャーシューも食べ応え抜群。個性派でありながら、圧倒的な完成度が人気を呼び、連日行列が絶えない。パクチーを増量した『スパイス・パクチーラー麺』(980円)、トッピングの増しなど自由自在に味の調節も可能。 店主が、旨辛で人気の神田の店、鬼金棒の出身というのもうなずける。

レストラン

麺屋どうげんぼうず

icon-location-pin 中野

新中野駅より徒歩2分ほどの鍋屋横町の通りにある麺屋どうげんぼうず。看板メニューは、出汁のコクと塩のバランスが良い『塩そば』(730円~)と、真っ赤なスープに辛さと旨さを詰め込んだ『辛そば』(780円~)がある。辛そばは見た目のインパクトほどの辛さではなく、辛さに負けないくらいスープの旨みがしっかりと出ている。麺は縮れ平麺で、チャーシューも丁寧に作られており美味しい。『肉辛そば』を注文すると、あぶったチャーシューがさらに乗る。辛さは、普通・ちい辛・ぶち辛の3段階が同料金で、さらに辛い『シバキ』がプラス100円。辛旨のラーメンを堪能したいなら、まずは普通がオススメ。そのほかに、『つけそば』(780円)、夏季限定の『まぜそば』(730円)などがある。

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レストラン

たんめんミヤビ

icon-location-pin 練馬

西部池袋線大泉学園駅南口より徒歩4分ほど。たんめんミヤビは、飲食店などがいくつか入居するマンションの1階にある。様々な店で修行を積んだ店主が営む本格的なタンメン専門店で、全8種類の多種多様なタンメンが味わえる。 看板メニューは『辛たんめん』(750円)。基本のタンメンのスープに2種類の唐辛子を使用した自家製ラー油、そしてたっぷりの野菜の上からサンショウが効いた四川風マーボー豆腐がかかった旨辛な一杯。インパクト大な強烈な見た目だが、味は繊細。旨みが凝縮した旨辛なスープに、野菜の甘みが混ざり、ちょうど良い辛さのバランスに仕上がっている。 野菜増しは無料で、コストパフォーマンスも抜群。そのほかにも、カレースープが特徴の『インドタンメン』、ゴマの香りの効いた『坦々タンメン』など、美味しいタンメンが堪能できる一軒だ。

レストラン

郭 政良 味仙 東京神田店

icon-location-pin 神田

名古屋発のご当地ラーメンとして大人気の台湾ラーメンの味仙が東京に出店。JR神田駅北口より徒歩2分の雑居ビル2階に店を構える。兄弟がのれん分けする形で、現在は経営されている。 『台湾ラーメン』(800円)は、鶏ガラの醤油ラーメンをベースに、煮込んだ旨辛ミンチと唐辛子、ニンニクが加わった、王道の激辛味が楽しめる。台湾の担仔麺(タンツーメン)を激辛のスタイルにアレンジしたのが発祥。辛さはアメリカン(薄め)、イタリアン(辛さ2倍)とお好みで調整できる。そのほかにも、塩味、味噌味、台湾まぜそば、坦々麺などメニューが豊富、中華の一品料理と酒も多数取り揃えており、軽く一杯引っ掛けながら楽しめる。

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レストラン, ラーメン

タンタンタイガー

icon-location-pin 浅草橋

蔵前にあるタンタンタイガーは、汁なし担々麺の専門店。担々麺やラーメンなどは置かず、メニューは『汁なし担々麺』(850円)と、麺の量を減らしチアシードを使用した『レディース汁なし担々麺』(850円)のみ。『辛さ』と『痺れ』は、それぞれ大、中、小の3段階から選択することができる。『辛さ』の大はハバネロを使用しているので、よほど自信がある人を除いて、通常の辛さを選択するのが賢明だろう。「中の少し辛め」など、細かいリクエストにも応えてくれる。自家製ラー油の鮮やかな 赤が目を惹くが、一口食べると、ナッツの香ばしさや、ゴマのクリーミーな印象もしっかりとあり、ただ辛く痺れるだけのメニューでないことがわかる。麺は太麺で具材とのバランスもちょうど良い。トッピングに用意されている無農薬のパクチーは、パクチーファンのためにメガ盛も用意されている。

レストラン

スパイスラーメン 点と線.

icon-location-pin 下北沢

小田急線下北沢駅南口から徒歩3分のビル2階。点と線.は、スープカレー専門店「路地裏カリィ侍.」系列のラーメン店だ。白を基調とした清潔感があふれたオシャレな店内で女性だけでも入りやすい雰囲気。ここで提供されるのは、やみつき必至の『スパイスラーメン』(950円)。スープカレーで培ったスープの技術とスパイスの調合技術を駆使し、豚骨や丸鶏、魚介、野菜を煮込み、スパイシーな味わいを誕生させている。 モチモチの食感の麺に、キクラゲ、カシューナッツ、ピーマン、ネギ、パクチー、ゴボウ、味玉、チャーシューなどの色鮮やかな豊富な具材が乗る。通常は中辛よりやや辛めで、辛さ増しは6倍まで注文可能。そのほかに、『スパイスまぜそば』(900円)や、辛味の合間に楽しめる自家製ヨーグルトの『濃厚ラッシー』(500円)などもある。

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レストラン, 日本料理

麺や金時

icon-location-pin 江古田

西武池袋線江古田駅より徒歩7分ほど、赤い看板が目印のカウンター7席の店舗。提供しているのは『塩らぁ麺』(720円〜)、『醤油』(750円〜)、『汁なし担担麺』(750円)。『塩らぁ麺』は、ミシュランにも掲載されるほどの看板メニューとなっている。『汁なし坦坦麺』は都内髄一のハイクオリティな味として、TVでも取り上げられ、1日数量限定の奇跡の一杯に。自家製ラー油の強烈な辛み、四川花山椒の香り・痺れ、挽肉・ナッツなどをモチモチの麺に絡めて食べる、汁なしスタイルの一品だ。強烈な辛さだけでなく、濃厚なコクがあり、様々な風味が口の中に広がる。店主は四川料理店出身で、本格派の坦坦麺を生み出している。  

レストラン

蒙古タンメン中本 上板橋本店

icon-location-pin 板橋区

上板橋駅より徒歩1分に位置する、首都圏に15店舗を展開している、辛くてうまいラーメン屋の代表格と呼べる中本の本店。ラーメンの真っ赤な外観からもわかる通りだが、秘伝の辛味噌ダレとタンメンの深いコク・うま味、キャベツ・人参の甘味、そしてニンニクの味がちょうどよい具合に口の中で混ざり合う。この組み合わせが中本独自の辛くて美味いラーメンである。今では都内でも多数の店舗で食べられるが、うま辛麺の本当の美味さは本店でこそ味わえる。メニューは最もスタンダードな『蒙古タンメン』(800円)、少し辛さをおさえた『味噌タンメン』(780円)、つけ麺スタイルの『冷し五目蒙古タンメン』(880円)など多数あるが、究極の辛さを求めたい人は、『北極ラーメン』(830円)、『冷し味噌ラーメン』(800円)にチャレンジしてみてほしい。汗を流しながら食べる、うま辛の魅力が、癖になる。

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レストラン

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒

icon-location-pin 神田

真っ赤なスープと白味噌の風味が食欲をそそる『特カラシビ味噌らー麺』(980円)が評判のラーメン店。動物系と魚介系をあわせたスープに4種類の唐辛子や花椒ホアジャオを加えた辛くてしびれるラーメンを味わえる。辛さとシビレは5段階に調節でき好みの味を楽しめるのも魅力。『肉々カラシビつけ麺』(1,150円)も人気。

レストラン, ラーメン

利しり

icon-location-pin 新宿

新宿歌舞伎町の奥にある、40年近くも営業を続ける老舗のラーメン店。歌舞伎町ということで、夜だけの営業で深夜でも客足が絶えない。豚骨、鶏がらのほか、利尻昆布と赤城のスッポンを使用したスープが特徴。特に人気なのは唐辛子を大量に使用した『オロチョンラーメン』。通常のお店の倍くらいある大きな丼ぶりで、十数種類の唐辛子粉を使用したスープに、みじん切りにされたネギ、ピーマン、豚肉が加えられており、辛さの中に程よい甘みと旨みが感じられる。辛さは9倍まで注文でき、激辛好きも納得。そのほかのメニューに、味噌味の激辛『みそチョンラーメン』、辛くないみそ、しょうゆラーメンなどがある。ちなみに、オロチョンとは勇ましいの意味。

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レストラン

ど・みそ

icon-location-pin 京橋

飲食店が集結する銀座で、オリジナリティあふれる味噌らーめんを提供する「ど・みそ」。初めての人は『特みそこってりラーメン』から楽しんで欲しいが、刺激を求める人には辛みの効いた『みそオロチョンラーメン』がおすすめ。 麺は『浅草開化楼』の中太縮れ麺で、まろやかな味噌の味と好相性。

レストラン

ビンギリ

icon-location-pin 荻窪

荻窪駅から少し離れた、環八通り沿いにあるラーメン屋。カウンターとテーブル合わせて12名ほど入るといっぱいになりそうな店内には、いかにも辛そうな香りが漂う。 ここの名物は『勝浦タンタンメン』(800円)。いわゆる担々麺とは全くの別物で、醤油味のスープに真っ赤なラー油をたっぷり浮かべ、具にはタマネギ、挽き肉、ニラ、山椒が入った非常に個性的な辛いラーメンだ。なかにはラーメンをすする度に、辛さに耐え切れず咳き込んだりする人もいるほど。噛むと中から勢いよくアツアツの肉汁と旨味が広がる『シュウマイ』(3個入り300円)も、ラーメンと一緒に食べたい一品。

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レストラン

麺やまらぁ

icon-location-pin 人形町

地下鉄人形町駅より徒歩5分の路地裏に店を構える、カウンター8席のひっそりとした店。野菜がたっぷり入った、鶏白湯と魚介出汁の醤油味の『やまらぁ』(700円)が人気メニュー。濃厚な鶏のうま味と野菜の甘みが混ぜられた、存在感のある一杯になっている。味は塩味、みそ味のメニューもある。また、一部の激辛マニアにも話題の『激からぁ』(900円〜)を夜限定で提供。味噌ダレに、海外から取り寄せているという激辛スパイスをたっぷりと混ぜ合わせたスープは見た目も強烈な赤色だ。麺は中太麺で、モヤシ、ネギ、角切りのチャーシューの具材がのる。辛さは10倍まで選べ、悶絶必至なレベルの辛さの中にも、鶏ガラと味噌やニンニクなどの旨みがしっかりと出ている。

レストラン

麺処 井の庄

icon-location-pin 石神井

石神井公園駅南口を出て右に曲がり、1分ほど歩いたマンションの地下1階にあるラーメン屋。激辛好きにオススメなのは『辛辛魚つけめん』(880円)。豚骨ベースのドロドロと濃いつけだれには、特製ラー油と特製辛魚粉がたっぷりと乗っている。初めは唐辛子の辛さがキツく感じるが、食べる度に動物系のスープの旨味と印象に残るフルーティな酸味も感じられ、やみつきになる。麺は中太のストレートで中盛りまで同一価格。ツルツルと加水率が高めの麺は、粘度の高いつけだれ、辛魚粉とよく絡む。箸でつまむとハラハラと砕け、口の中でとろける角煮チャーシューも絶品。辛さは控えめ、普通、辛めの3段階を選べる。メニューは他にも、カップ麺にもなった『辛辛魚らーめん』(850円)などがある。

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レストラン

支那そば やぐら亭

icon-location-pin 初台

不動通商店街沿いにある、小綺麗な店構えのラーメン店。定番メニューは煮干しや京ガツオなどをつかった、スタンダードな『支那そば』だが、激辛好きの中では都内最強レベルとして有名な『宇宙一辛いみそラーメンほたる』(1,050円)を提供している。食用の竹炭を使った黒色の見た目は一見すると、辛そうには見えないが、オーストラリア産の辛味噌を使っている。細麺にもハバネロが練り込まれており、スープからも麺からもかなりの刺激が口一杯を襲う。スープは魚介、豚骨、鶏ガラでとった和風スープをベースにしているが、それ以上にほかに類を見ない強烈な辛さを楽しめる。辛さはレベル20まで注文できるが、初めての人はレベル5まで注文可能。レベル1でも恐ろしい辛さなので、注文時には注意が必要だ。提供時には、ウォッカで表面に青い炎が点火している。

レストラン

自家製麺 ほうきぼし 赤羽店

icon-location-pin 赤羽

地下鉄志茂駅、JR赤羽駅、それぞれから徒歩約10分の場所にある、住宅地の中にある、オリジナルの担々麺を提供する店。決して駅から近い店ではないが、そのロケーションにもかかわらず、客足の絶えない人気店となっている。一部テレビやインターネットで話題の若き女性店主がたどりついたオリジナルの担々麺は、自家製辣油と唐辛子を中心に、花椒などの10種類以上のスパイスをブレンドした、うま辛が楽しめる一杯に仕上がっている。人気メニューは『汁なし担々麺』で、一般的なものと違い、ナッツ、揚げ麺、ニンニクチップ、挽肉、青菜のトッピングがされている。具と麺、辣油をしっかりと絡ませると絶品。口直しのスープつき。辛さは4段階で調節が出来る。そのほかに、『担々麺』、『雪のたんたん』などがある。

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レストラン

四川担担麺 阿吽

icon-location-pin 湯島

湯島駅そばにある、『阿吽』の看板が掲げられた中華風な店構えの坦坦麺専門店。『阿吽担坦麺』(800円)は四川産の香辛料をオリジナルブレンドした辣油からくる深みのある辛さ、四川産の山椒の痺れが絶妙に効いた、ゴマ風味のクリーミーなスープとコシのある細麺が特徴。辛さ・痺れだけでなく、まろやかな美味さが同居している。日本ではスープのある担担麺が定番だが、こちらでは四川の本場スタイルで、強烈な痺れが特徴の『つゆ無し担担麺』(800円)も提供しており、こちらも人気のメニューだ。辛さは標準で三辣(さんから)で、最大では強烈な刺激が味わえる五辣(ごから)まで注文できる。また、どんな料理にも隠し味に使える、店手作りの『香味辣油』(600円)も販売している。

レストラン, ラーメン

旨辛ラーメン 表裏

icon-location-pin 市ヶ谷

数々の弟子を輩出してきた老舗『東池袋 大勝軒』の教えを守るグループ店が、JR水道橋駅の高架下にある。豚骨と香味野菜をじっくり煮込み、特製スパイスを加えた濃厚な“旨辛”スープのラーメンやつけ麺を提供している。麺の上にたっぷりキャベツのあんかけと唐揚げがのった『あんかけDX』(980円)が看板メニュー。サクサクの唐揚げとモチモチの麺、辛味スープと野菜の甘みというコンビネーションが、クセになる味わいだ。残ったスープをおじやで楽しむのもおすすめだ。

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レストラン

辛麺 真空

icon-location-pin 町田

町田にある、山の幸と海の幸にこだわった2種類のラーメンを提供する店。『山』(700円)は、豚一頭の旨味が詰まった、辛さと旨味と食べ応えにこだわった一杯。旨味が詰まったトロトロの濃厚豚骨スープと、強烈な辛みの国産・本鷹唐辛子などの香味油、炙って香ばしい特大のトロ豚が特徴。『海』(750円)は磯の風味を徹底的に追及した辛い塩ラーメン。旨味と風味が強い三重県産のアサリと、昆布・サバ節、香味海老の風味と韓国産唐辛子の香味油を使用しており、磯の香りを最大限に楽しめる。どちらも国産小麦の風味あふれる平打ち麺を使用しており、モチモチと弾力があり麺にスープがしっかり絡むのが特徴的。

レストラン, ラーメン

らぁ麺やまぐち 辣式

icon-location-pin 江東区

東陽町駅近く、ミシュランビブグルマンを獲得しているラーメン屋。名物のパクチーが乗った『特麻婆まぜそば』は、山椒がピリッと効いた一杯。もし、辛さが足りない人は机上にある青山椒を追加しよう。青山椒は、若いファージャオから取れるもので、これを追加すると一気に痺れがやって来る。反対に、ラー油や山椒を控えめ、抜きにすることもできるので、辛いものが得意でない人は店員に一声かけることをおすすめする。

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