日本が入国拒否を適用する国と地域が152に

オーストラリアや中国などが除外、該当国をリストアップして公開

Kasey Furutani
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Kasey Furutani
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※2020年11月20日更新

新型コロナウイルス感染症が私たちの生活を変えてからというもの、少なくとも当面の間続くであろうマスク着用やソーシャルディスタンス、ステイホームには慣れてきた。日本はいくつかの選ばれた国と地域に対してトラベルバブルを働きかけ、在留資格のある外国人への入国制限も緩和してきたが、日本発着の海外旅行は依然として制限されたままだ。

だが、PCR検査センターが成田国際空港、羽田空港、関西国際空港のほかにも東京と大阪の中心部に設けられる予定となっており、渡航者と日本で会える日も近いのかもしれない。日本は全ての海外からの旅行客に対して早ければ2021年春にも入国を許可すると示唆する報道もある。

2020年11月に、日本は11の国と地域(オーストラリア、ブルネイ、中華人民共和国、香港、マカオ、ニュージーランド、大韓民国、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)を入国拒否の対象から除外する一方、2カ国(ヨルダン、ミャンマー)を追加した。これによって、入国拒否対象の国と地域は合計152となった。現在の入国規制の状況下では、日本国民ではない者と過去14日間で上記の対象国に渡航歴がある者は入国を拒否されることとなっている。

なお、以下の地域から日本に入国した日本国籍の者は、到着時にPCR検査が必要となる。

アジア太平洋:ブータン、バングラデシュ、インド、インドネシア、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、ウズベキスタン。 

北アメリカ:カナダ、米国。

ラテンアメリカ、カリブ海地域:アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ国、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グレナダ、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、セントクリストファー・ネービス、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、スリナム、トリニダード・トバゴ、ウルグアイ、ベネズエラ。

欧州アルバニア、アンドラ、アルメニア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ジョージア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、カザフスタン、コソボ、キルギス、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モルドバ、モナコ、モンテネグロ、オランダ、北マケドニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、タジキスタン、ウクライナ、ウズベキスタン、英国、バチカン。

中東:アフガニスタン、バーレーン、イスラエル、イラン、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、パレスチナ、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦。

アフリカ:アルジェリア、ボツワナ、カーボベルデ、カメルーン、中央アフリカ、コートジボワール、コモロ、コンゴ民主共和国、ジブチ、エジプト、赤道ギニア、エチオピア、エスワティニ、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、レソト、リベリア、リビア、マダガスカル、マラウイ、モーリタニア、モーリシャス、モロッコ、ナミビア、ナイジェリア、コンゴ共和国、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、セネガル、シエラレオネ、ソマリア、南アフリカ、南スーダン、スーダン、チュニジア、ザンビア、ジンバブエ。

より詳細な情報は、外務省の公式サイトを参照してほしい。

原文はこちら

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