トラベルバブルの対象に新たにアジアの5の国と地域が追加

カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、台湾が9月8日から

Kasey Furutani
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Kasey Furutani
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新型コロナウイルス感染症の流行下での海外旅行に関する厳格な規律が、今月ようやく緩和されるようだ。2020年9月1日から在留資格を持つ全ての外国人が日本への再入国や再出国が可能になった。これに続いて、9月8日には日本はトラベルバブルをさらに五つのアジアの国と地域に拡大し、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、台湾が対象となる。これらの国と地域が、すでにトラベルバブルの拡大適用の候補に挙がっているタイとベトナムに加わる見込みだ。

トラベルバブルは長期居住者と短期ビジネス旅行者が対象。トラベルバブル下での入国者は全員が14日間の自主隔離を求められ、いずれの報道でも確認が取れてはいないが、PCR検査で陰性であるという検査結果も提出しなくてはならないと思われる。長期滞在者は各大使館のさらなる新型コロナウイルス感染症対策も確認しておいてほしい。ジャパンタイムスによれば、外務大臣の茂木敏充は「日本は新型コロナウイルス感染症の拡大防止と経済活動を取り戻すことの両立を目指す」と述べたという。

オーストラリア、ブルネイ、中国、香港、マカオ、ニュージーランド、韓国ともトラベルバブルの交渉中で、シンガポールとは正確な日程は未定ながら9月の開始で合意している

外国籍の居住者の入国制限は緩和されてきているとはいえ、日本は新たに13の国と地域を入国拒否リストに加え、その総数は159に上る。

トラベルバブルのさらに詳しい情報や入国の要件については、外務省の公式サイトを参照してほしい。

原文はこちら

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