タイムアウト東京英語版、2017年12月人気ヴェニューランキング発表。冬は外国人も湯を欲す?

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Hiroyuki Sumi
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日本語と英語両方で東京の最新情報を紹介しているタイムアウト東京。定番の観光地や新着イベント、ニューオープン情報、映画レビュー、インタビューなど内容は多岐にわたる。この記事では、英語版ウェブサイトに掲載されているレストランやショップ、ホテル、公園などのヴェニューに焦点を絞り、2017年12月の人気記事を紹介。タイムアウト東京の外国人スタッフの解説とともに、上位20記事を見ていく。英語版の主な読者は外国人のため、ランキングは、東京を訪れる外国人がどこに注目しているかを示していると捉えていいだろう。12月は、前月から大きな変化はなかったものの、温泉などの冬らしいヴェニューに人気が集まった。

以下が20〜11位。


初めて20位以内に入ったのが、19位のカフェ・ド・ランブル。銀座の老舗カフェで、メニューはコーヒーのみ。店内はレトロな趣漂う空間で、タイムアウト東京のカナダ出身エディターのケイラ・イマダは「銀座という人気観光地で、昔ながらのコーヒー店の雰囲気を味わえるというのが、外国人にとっては魅力的」と、人気が集まった理由を分析する。
カフェ ド ランブル

続いて10〜1位。

1. 大人のデパート エムズ(m's- pop life sex department store)

 

トーキョー ウィスキー ライブラリーは2017年7月のランキングで18位に入って以来、5ヶ月ぶりのトップ20ランクイン。過去最高の7位に付けた。また冬の寒さの影響で、温泉ヴェニューの人気も上がった。トップ20を見ると、温泉はバーデと天然温泉 豊島園 庭の湯前野原温泉 さやの湯処の2軒だけだが、50位まで目を向けると、東京染井温泉 Sakura(29位)や熱海湯(48位)など、計8軒がランクインした。
としまえんの中にある、バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯

東京の冬の寒さはまだまだ続く。イマダは「2018年1月のランキングは、こたつカフェや、おでんや鍋などの冬料理の店が人気を集めるのでは」と予想。温泉の人気継続に加えて、室内でぬくぬくと楽しめるヴェニューが順位を上げそうだ。

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