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東京、著名人ゆかりのホテル5選

トーベ・ヤンソンや内田百間、マッカーサー、三島由紀夫など

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Time Out editors
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ホテルは自分一人ではなく、これまでに泊まってきた人々の記憶や記録をとどめているものだ。それが著名な人物であれば、ホテル自体が歴史の生き証人としてみなされることもあるだろう。

今回は東京都を中心にして、美食で知られる池波正太郎、新婚旅行で来日したマリリン・モンロー、映画人で没するまでホテル暮らしを続けた淀川長治らが愛したホテルを紹介する。

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山の上ホテル
  • ホテル
  • 御茶ノ水

山の上ホテルは4軒のレストラン、2軒のバー、専用のウエディングチャペルを併設した1937年築のクラシックなホテル。

池波正太郎が仕事場としたことや三島由紀夫が好意的な文章を残していることで知られているが、日本人だけでなく、ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンも宿泊し、その礼状も保管されている。

1954年創業の天ぷらと和食山の上は、東京のホテルで初めての天ぷら店で、その高い技術とこだわり抜いた素材に裏付けられた天ぷらにはファンが多い。

  • ホテル
  • 高級ホテル
  • 丸の内

1915年に開業し、2012年に東京駅丸の内駅舎とともにリニューアルを果たした東京ステーションホテル。同ホテルは、国の重要文化財である赤れんがの東京駅丸の内駅舎の中に位置し、大正時代から人や街の歴史を見守り続けてきた歴史のある宿泊施設だ。

江戸川乱歩や内田百間、松本清張といった著名な文豪が宿泊した部屋も残されている。鉄道好きの内田はホテル内のバー、カメリアをよく訪れたといい、内田に酒を提供したバーテンダーは現在も健在とのこと。 

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  • ホテル
  • 横浜

山下公園真向かいに位置する、1927年開業のクラシックホテル。本館は当時のまま、アールデコ調の美しい建物で、クラシックホテルの代表例として名高い。

マッカーサーが気に入ったという315号室(マッカーサーズスイート)が特に有名。

また、現代の洋食の定番であるドリア、スパゲッティナポリタン、プリンアラモードは全てこのホテルが発祥とされる。

帝国ホテル 東京
  • ホテル
  • 日比谷

日比谷公園を臨む一等地に1890年から位置する、日本を代表する高級ホテル。本館の建て替えはこれまでに2度行われており、現在の本館は1970年に建築されたもの。

第2次世界大戦前には、マリリン・モンローやジャン・コクトー、アルベルト・アインシュタインが逗留(とうりゅう)していたことで知られる。

1958年(昭和33年)に日本で初めてビュッフェ形式の食事を取り入れたレストランをオープンしたことでも知られ、インペリアルバイキング サールでは朝食からディナーまで、ひと手間かかったビュッフェを楽しめる。

なお、2024年から2036年にかけて建て替え予定。

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  • ホテル
  • 六本木

2007年、全日空がインターコンチネンタルと業務提供し、東京全日空ホテルを新ブランドとして展開したホテル。吹き抜けのロビーの内装は大理石と温かみのある木調の融和が図られており、滝とアート作品で飾られている。

前身の東京全日空ホテルの34階のジュニアスイートには、映画評論家で「さよなら、さよなら、さよなら」のセリフで知られる淀川長治が1998年に没するまで11年間暮らしていた。淀川の部屋を黒澤明が訪れたこともあったという。

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※2020年6月5日更新 営業時間や新型コロナウイルス感染予防対策を追記

都心から1時間30分ほどで気軽に行ける箱根は、週末の小旅行にぴったりの場所だ。温泉に加え、桜の名所や美しい紅葉スポットなど、季節によっての見どころも多い。ここでは、定番スポットと、その近辺にひっそりと店を構えるディープなレストランやスナック、モダンな寄木細工が手に入るショップなど、箱根の隠れた名店もあわせて紹介する。また、ここ数年にオープンした注目の宿泊施設もリストアップしているので、参考にしてほしい。

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東京から新幹線で約1時間強の好アクセスながら、山、海、温泉と三拍子そろう観光地として人気の熱海。徳川家康の時代には湯治場として、明治期には志賀直哉や坪内逍遥をはじめとする文豪の創作の場として、昭和期には新婚旅行や団体旅行でにぎわった街だ。

近年ではニューオープンのショップやホテル、旅館も増える一方で、昭和の面影を残し当時のままの街並みや、喫茶店が今でもたくさんある。そんな熱海で見つけた、昭和レトロ好きにはたまらないおすすめスポットを厳選して紹介。温泉や海鮮だけではない熱海の魅力を発見しよう。

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※2020年6月11日更新 営業時間や新型コロナウイルス感染予防対策を追記

都内から1時間程度で行ける人気の観光地、鎌倉。四季を感じられる街としても知られており、6月上旬から中旬頃に見頃を迎えるアジサイと、11月末から12月中旬頃にかけての紅葉の時期は、特に多くの人で賑わう。しかし、人気の観光地であるがゆえに、多すぎる情報に混乱しているという人もいるのではないだろうか。ここでは、鎌倉生まれ、鎌倉育ち、そして現在も鎌倉で暮らすタイムアウト東京スタッフが厳選した「鎌倉の間違いない」ヴェニューを10軒紹介。リーズナブルな懐石や手紙が出せる文房具店、オリジナルの仏像を作れる陶工房、24時まで飲めるワインバーなど、ビギナーも、何度か足を運んだことがある人も楽しめる内容となっているので、このリストを参考に、ローカルも足繁く通うヴェニューを訪ねてみよう。

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