Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

今日しかできないこと

タイムアウト東京が注目する今日開催の展覧会やギグ、パーティーなどを紹介

広告
  • アート
  • 京橋
「アーティゾン美術館」で、「オルセー美術館」から印象派のクロード・モネ(Claude Monet、1840~1926年)の作品が一挙に来日する展覧会が開催。モネの作品41点を含む約90点に、国内所蔵作品を加えた総数約140点により、風景画家としての魅力をひもとく。 自然光の移ろいに魅せられたモネは、その一瞬の美を捉えることを生涯にわたり探求した。本展では、ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーといった創作の重要な舞台を軸に、年代順に画業の展開をたどる。 さらに、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品との関係から創作の背景を読み解くとともに、映像作家のアンジュ・レッチア(Ange Leccia)によるモネへのオマージュとして制作された没入型作品も紹介。多様な視覚表現を交差させることで、モネの創作に新たな視点を提示する。 晩年の『睡蓮』の連作へとつながるテーマや技法の変遷にも光を当て、風景画の革新に挑み続けたその歩みを浮かび上がらせる本展。ぜひ訪れてほしい。 ※10~18時(金曜、5月2・9・16・23日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は5月11日/料金はオンライン2,100円、当日2,500円、学生(要ウェブ予約)・中学生以下無料
  • アート
  • 上野
NHKの長寿番組「日曜美術館」は、1976年の放送開始以来2500回以上を重ね、2026年に50周年を迎える。これを記念し、「東京藝術大学大学美術館」では、番組が紹介してきた「美」の魅力に迫る展覧会が開催。西洋・日本の絵画や彫刻、浮世絵、びょうぶ、土器、伝統工芸などジャンルを横断する名品約120点を集め、5章構成で紹介する。 会場では、これまで番組に出演してきた人々の言葉を過去の放送から厳選して上映し、高精細映像とともに日曜美術館が紡いできた歴史をたどる。作品がどのように語られ、伝えられてきたのかを、当時の映像や言葉を通して追体験できるのも見どころだ。 大江健三郎が語るフランシス・ベーコン(Francis Bacon)、モデルであった矢内原伊作の視点から読み解くアルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)など、多彩なゲストによる言葉と古今東西の作家と作品を紹介。さらに、村上隆、大野一雄、井浦新らの言葉とともに、縄文土器・土偶や伊藤若冲、曾我蕭白、葛飾北斎といった日本美術の名品が新たな輝きを放つ。 また、「作家の生き様と美~アトリエ&創作の現場」と題し、制作の現場を捉えた貴重な映像も公開。作中の作家の言葉・作品が生み出される瞬間を、作品とともに味わえる。この機会を見逃さないでほしい。 ※10~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(5月4日は開館)/料金は2,000円、学生1,200円、中学生以下無料
広告
  • アート
  • 六本木
「KOTARO NUKAGA 六本木」で、メキシコ人アーティストのステファン・ブルッゲマン(Stefan Brüggemann)による個展が開催。本展では、近作のドローイングシリーズを日本で初めて包括的に紹介する。 ブルッゲマンは、ネオン、ヴィニールレタリング、金箔(きんぱく)、スプレーペイントなど多様な素材を横断しながら、言語とイメージの関係性に着目。自ら「コンセプチュアル・ポップ」と呼ぶ手法を通じて、現代社会におけるテキストの過剰と意味の空洞化を可視化してきた。 本展では、ロンドン、イビサ、メキシコシティの3拠点のスタジオで制作されたドローイングを展示。白や色付きのA4用紙に、グラファイトやオイルスティック、油性マーカー、メタリックマーカーで描かれた作品群は、思考や衝動の痕跡を直接紙上に刻んだシリーズとして立ち上がる。 そこに表れているのは、ブルッゲマンの「書く/描く」身体の極限的な記録。作家はあえて手で書く行為へ立ち返り、人間の身体が言葉に与える重みや震え、温度を紙の上にとどめる。こうして一枚の紙に凝縮されたドローイングは、探究のプロセスそのものをダイレクトに映し出されるのだ。 ※11時30分〜18時/休廊日は日・月曜・祝日、4月26日〜5月6日/入場は無料
  • アート
  • 上野
ルネサンス以降、西洋美術において作者の姿はしばしば作品として表されるようになり、とりわけ自画像は一般的な画題として広く定着していく。「国立西洋美術館」で開催される展覧会「アーティスト・バイ・アーティスト――西洋版画に見る芸術家のイメージ」では、自画像を含む芸術家の表象の変遷を、版画を中心とした約50点の作品を通してたどる。 造形作品に作者の姿が表れる背景には、社会における表現者の地位や在り方の変化がある。中世には匿名の職人に過ぎなかった彼らも、16世紀以降、制作行為を学問や科学と結びつけることで、創造の主体としての「芸術家」へと位置づけられていく。さらに19世紀には、芸術家は思考する「個」としての自覚を深め、孤高で苦悩する表現者として捉えられるようになる。 本展は、およそ18世紀までの芸術家のことを呼ぶ「オールドマスター」を扱う第1章と、19世紀以降の近代画家を扱う第2章で構成。各章は、集合的な芸術家像や理想像を扱う「制作する芸術家」と、個別の風貌を写す「自画像と芸術家像」の2つのセクションから成る。 多彩なイメージを通して、芸術家とは何者かを改めて問い直し、創造と自己表現の歴史を見つめる機会となるだろう。なお、2026年5月10日(日)・19日(火)、6月14日(日)は本展及び常設展の観覧が無料だ。 ※9時30分~17時30分(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月4日は開館)、5月7日/料金は500円、学生250円、65歳以上・高校生以下無料
広告
  • アート
  • 初台
「東京オペラシティ アートギャラリー」で、「拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」が開催。理性によって分断された現実を超え、新たな現実の可能性を探求する芸術運動・シュルレアリスム(超現実主義)の多様なジャンルの優品を一堂に集め、その広がりと社会への浸透を提示する。 シュルレアリスムには、違和感のある風景や夢幻的なイメージといった一定の表現傾向が見られるが、単なる様式ではなく、世界の変革を目指す共通の精神に基づくあらゆる創造行為を指す。そして、「日常を変えること」と「世界を変えること」を不可分なものとして捉えていた。 本展では、絵画、オブジェ、写真といった美術領域にとどまらず、広告、ファッション、インテリアなど日常生活へと拡張していったシュルレアリスムの展開を横断的に検証し、その発展と変遷をたどる。 会場には、サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)、マックス・エルンスト(Max Ernst)、ルネ・マグリット(René Magritte)といった代表的作家の名品が大集結。とりわけ、マグリットの象徴的モチーフである山高帽の男を描いた『王様の美術館』や『レディ・メイドの花束』は注目作だ。 さらに、シュルレアリストたちと交流のあったデザイナー、エルザ・スキャパレッリ(Elsa Schiaparelli)による作品群も紹介される。ショッキングピンクのドレスをはじめ、独創的な意匠が施された香水瓶やジュエリーなど、多彩なデザインが並ぶ。 その革新的な視覚表現と広範な影響で、誕生から約100年を経た現在においてもなお、新鮮な驚きをもって受け止められている世界を堪能してほしい。 ※11~19時(入場は18時30分まで)/休館日は月曜(5月4日は開館)、5月7日/料金はオンライン1,600円、学生900円/当日1,800円、学生1,100円、中学生以下無料
  • アート
  • 青山
「AGNÈS B. GALERIE BOUTIQUE」で、東京を拠点に活動するストリートアーティスト・TENGAoneによる個展が開催。本展では、アーティスト自身の原初的な体験を起点に、鑑賞者がその感覚を追体験できるようなインスタレーションを中心に、平面作品や彫刻作品を交えて構成される。 TENGAoneは幼少期から、米軍基地周辺の街を訪れる機会の中で、駐在する兵士たちを通じて日本に持ち込まれたアメリカンスタイルのグラフィティ文化に触れてきた。14歳でグラフィティを始めて以来、スプレーペイントを軸に、商業施設や公共空間でのミューラル制作からスカルプチャー、グラフィックデザインまで、領域を横断しながら活動を続けている。 近年は、ポップなキャラクターを現代社会の混乱や矛盾を映す「肖像」として描く一方、段ボールのように見える木材を精巧に彫り出したフェイク段ボールの彫刻作品でも注目を集めている。 本展は、命の価値と生きる力を問い直す試みだ。ぜひ足を運んでほしい。 ※12〜19時/休廊日は月曜(5月4日は開館)/入場は無料
広告
  • アート
  • 埼玉
開館1周年を迎える「ハイパーミュージアム飯能」で、日本発のポップカルチャー「KAWAII」の第一人者・増田セバスチャンによる大規模展「KAWAIITOPIA -GO TO HEAVEN(HELL)-」が開催される。 見どころは、宮沢湖に出現する巨大なピンクの島「KAWAII-CORE ISLAND」。実際に島へと入り込むと、来場者にはアーティストからの最後の問いかけが待ち受けている。 入り口では、「私たちの皮膚の下には、カラフルな血が巡っている」をテーマにしたシリーズ作品の巨大タワー「Polychromatic Skin -Gender Tower-」が登場。ジェンダーをはじめとする無意識の固定観念を揺さぶり、それを超えてつながっていく可能性を提示する。 さらに館内では、増田の原体験をたどる没入型企画が展開され、葛藤の先にあるKAWAIIの本質に触れられる。生まれつき難聴の増田は、小学生で聴力を得るまで視覚を中心に世界を捉えてきた。その経験は強烈な色彩体験として記憶に刻まれ、作品世界の原点となっている。 そのほか、限定ポップアップストアや撮影ブースも設置。「KAWAIITOPIA」に上陸して、KAWAIIカルチャーを多角的に体感しよう。 ※10~17時(入館は16時30分まで)/料金はオンライン1,000円、4歳~高校生500円/当日1,200円、4歳~高校生700円、3歳以下無料
  • Things to do
  • 原宿
多彩なクラフトビールに出合える、体験型イベント。2026年4月25日(土)・26日(日)には代々木公園内の「代々木公園 BE STAGE」で、公式イベント「SHIBUYA CROSS-CULTURE FEST」が開催される。 今回の注目は、日本と韓国のブルワリーによる6種のコラボレーションビール。京都の「Kyoto Brewing Co.」と釜山の「Gorilla Brewing」、奥多摩の「VERTERE」とソウルの「Seoul Brewery」といった日韓の実力派ブルワリーが交差する。 そのほか、ストリートブランドの「XLARGE」とスケートショップ「Instant」が監修するスケートボードの体験会などにも注目だ。会場では、ビールにぴったりの韓国グルメも味わえる。 期間中は、首都圏の約150店のビアパブやビアバーを巡るスタンプラリーも実施。参加飲食店を巡ってスタンプを集めると、オリジナルTシャツや景品がもらえる。 ※25日 12〜21時、26日 11〜20時/入場は無料 
広告
  • アート
  • 原宿
「Galerie GEEK/ART(ギャラリー ギークアート)」で、陶芸作家・中村真由美による個展「Opera」が開催。ぐい呑(の)みや茶器、花器、陶板など新作約30点を通して、生命力をダイナミックに宿した生きる喜びの表現が立ち上がる。 中村はこれまで、「自在の花」シリーズで内面の不安や弱さを肯定へと包み込み、「Universe」シリーズでは分断や孤独を溶け合う色彩で希望へと昇華させ、「宙に花」ではその2つの世界観を融合させてきた。制作の節目ごとに自身や社会と向き合い、その思いを陶に託している。 本展では、これら3つのシリーズが交差する。「心の奥にある衝動、歓喜や祈りが色や形となって咲きあふれる瞬間を表現した」という作品群は、幾層にも重ねられた釉薬(ゆうやく)の色彩や、薄く伸ばされた花びらのレリーフが重なり合い、陶という枠を超えた重厚感が漂う。 心の中の宇宙が開き、歌い、踊り始めるようでもある、新しい春の「Opera」を垣間見ては。 ※12〜18時/休館日は月・火曜/入場は無料
  • アトラクション
  • 豊洲
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』といった不朽の名作から、『リメンバー・ミー』『インサイド・ヘッド』など近年の話題作まで、数々のヒット作を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオ。世界7カ国9都市を巡回し、累計350万人以上を動員してきた大ヒット展「ピクサーの世界展」が、ついに「CREVIA BASE Tokyo」に初上陸する。 本展は、ピクサー作品の世界を圧倒的なスケールとクオリティーで再現する没入型体験イベント。スタジオ監修の下、映画のワンシーンを実物大で再現し、来場者は物語の中へと足を踏み入れる。 会場には24体以上の等身大キャラクターが登場。リアルに作り込まれたセットの中で、映画の世界が目の前に広がる。世代を超えて愛されるピクサー作品が届けてきた温かさや希望、無限の想像力が体感できるだろう。 前売チケットは2026年2月20日(金)から発売開始。なお、営業時間は開催日により22時50分(入場は21時まで)まで延長しているので、チケット購入の公式サイトを確認してほしい。 あの物語の世界へ、今こそ飛び込もう。 ※10時~20時50分(入場は19時まで)/休館日は月曜/料金は時間帯により異なる
  • アート
  • 銀座
「ギャラリー小柳」で、クリスチャン・マークレー(Christian Marclay)による個展「LISTENING」が開催。マークレーのオリジナルコラージュで構成される本展では、新作シリーズ「Concentric Listening」と「Eccentric Listening」を発表するほか、彼のアイコンといえるレコードジャケットを用いたシリーズ「Oculi」の最新作も展示される。 マークレーは1979年、レコードとターンテーブルを楽器として用いたパフォーマンスを開始し、実験音楽の分野で先駆的な存在となった。1980年代以降は即興的なパフォーマンスに加え、聴覚と視覚の関係を探る作品を、映像・写真・彫刻・絵画・版画など多様なメディアを横断しながら制作している。 コラージュは一貫してマークレーの創作の基盤にある。映像やサウンド、紙媒体の作品において、DJのように音楽や映画、漫画、雑誌などポップカルチャーの断片をサンプリングし、重ね合わせ、切り取り、再構成することで、新たなイメージを立ち上げてきた。 本展の新作シリーズは、「LISTENING」すなわち「聴く」という行為に焦点を当てている。音を聴く行為は、長年にわたりマークレーの創作活動を形作ってきた要素であり、音と映像の境界を曖昧にしながら、それらを一つの知覚の領域として提示してきた。 本展を通して、マークレーの現在地を感じてほしい。 ※12〜19時/休廊日は日・月曜・祝日/入場は無料
  • アート
  • 銀座
「資生堂ギャラリー」で、日本を代表するグラフィックデザイナーの仲條正義(1933~2021年)による個展「うたう仲條 おどる仲條 ―文字と画と、資生堂と」が開催。企業文化誌「花椿」をはじめ、資生堂の広告ポスターや資生堂パーラーのパッケージ、さらには貴重な原画など約200点の作品を紹介する。 仲條は長年にわたり同社のデザインおよびアートディレクションに携わる一方、「松屋銀座」や「東京都現代美術館」のロゴデザインなどでも知られ、鋭敏な時代感覚とアバンギャルドな精神に裏打ちされた独自の造形世界を築き上げてきた。とりわけコンピューターによるグリッドデザインが主流となった2000年代以降、自由な構成や手描きの要素を取り入れたその表現は改めて注目を集め、次世代のデザインに影響を与え続けている。 本展では、仲條のライフワークともいえる「花椿」約350冊を手に取って閲覧できるライブラリーコーナーを設置。ページの展開や構成も含め、彼の真骨頂ともいえるグラフィカルなエディトリアルデザインを肌で感じられるだろう。 仲條デザインの本質の一端に迫ろうとする試みの本展。普遍的な美をすくいあげ、新たな形で表現し続けていた仲條の前衛的であり、かつ色あせない世界を体感するはずだ。 ※11~19時(日曜・祝日は18時まで)/休館日は月曜/入場は無料
広告
  • アート
  • 表参道
「エスパス ルイ ヴィトン東京」で、南アジア系ディアスポラのアーティスト、リナ・バネルジー(Rina Banerjee)による展覧会「You made me leave home…」が開催。インスタレーションや彫刻、絵画など、厳選した19点の作品を紹介する。 本企画は、「エスパス ルイ ヴィトン」の20周年および「フォンダシオン ルイ ヴィトン」による「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラム10周年を記念したもの。バネルジーは、約30年にわたる創作活動を通じて、現代社会における重要なテーマを探求してきた。本展では、地球規模の移動や植民地主義の遺産といったテーマの作品群を届ける。 ※12〜20時/休館日に準ずる/入場は無料
  • アート
  • 銀座
「銀座メゾンエルメス ル フォーラム」で、アルメニア/リトアニア出身のアーティストで作曲家でもあるアンドリウス・アルチュニアン(Andrius Arutiunian)による日本初個展「Obol」が開催。ゲストキュレーターには、オルタナティブなキュラトリアル実践で注目を集める「The 5th Floor」のディレクター・岩田智哉を迎える。 アルチュニアンは、2022年の「ヴェネチア・ビエンナーレ」で「アルメニアパビリオン」の代表を務めたほか、世界各地の国際展に参加し、音と時間を軸にした実践を展開してきた。音楽を「ゆがんだ時間の建築」と捉え、ヴァナキュラーな行為や思弁的儀礼、政治的同調と音の調和の関係性を探究し続けている。 本展でアルチュニアンが描き出すのは、冥界の未来的ビジョンだ。文明が神話や儀式を通じて今世と来世の生を統御してきた歴史を参照しつつ、秘教的文献や神話の断片、トランスや消失の象徴が「地下レイヴの美学」を媒介に立ち上がる。 展示は「冥界者のためのクラブ」として、時間、未来、神話を巡る問いを投げかける。作品世界に静かに身を委ねる時間となるだろう。  ※11〜19時(入場は18時30分まで)/休館日は水曜/料金は無料
おすすめ
    最新ニュース
      広告