26Kブルワリー
26Kブルワリー(Photo: Keisuke Tanigawa)
26Kブルワリー(Photo: Keisuke Tanigawa)

武蔵境でしかできない5のこと

モダンな図書館や高架下のブルワリー、旬の果実狩りなど

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タイムアウト東京  Things To Do > 武蔵境でしかできない5のこと

JR中央線で吉祥寺から西へ2駅、武蔵境は緑に恵まれた地域だ。街路樹も豊かで、「野川公園」や「小金井公園」などの広大な緑地は休日、家族連れでにぎわう。駅周辺にもナシやブドウを栽培する果樹園があり、採れたての野菜や果実の販売所も多い。

近隣にはいくつもの大学が並ぶ学生街の一面もあり、駅前にある「武蔵野プレイス」は都外からも人が訪れる人気の図書館だ。館内にはカフェもあり、市民の憩いの場となっている。

近年では、7月には中央線沿線のブルワリーが一堂に会する「中央線ビールフェスティバル」が開催されることでも注目を集めるほか、人気ラーメン店や著名人がオープンしたビーガンレストランなど、知る人ぞ知る名店も多い。

ここでは、途中下車してでもわざわざ訪れたくなるユニークな施設や専門店をピックアップしてみた。ぜひ、散策の参考にしてほしい。

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武蔵野プレイス

武蔵境駅徒歩1分の一等地で、さまざまな機能を持った新しい公共施設を目指す図書館。

そのコンセプトを体現するように、入館するとまず目に飛び込んでくるのは、本ではなくカフェだ。コーヒー、紅茶はもちろん、爽やかで優しい香りのハーブが使われている「エルダースカッシュ」といった本格的なドリンクまでラインアップ。グリーンカレーやパンケーキといったフードも充実している。

かまぼこのように角が丸い「角R」を重視したモダンな建物設計もユニーク。隅の丸みが蚊帳の中に包まれているような安心感を覚えながら、のんびり過ごしてほしい。

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  • 武蔵野

髙橋ベリー園

緑豊かな武蔵境駅周辺には、ナシやブドウ、キウイ、イチゴなどさまざまな果樹園が点在している。6月から9月にかけてはブルーベリーの収穫時期。完熟した、宝石のように輝くブルーベリーを自分の手で摘み取ろう。

亜細亜大学南門の目の前にある「髙橋ブルーベリー園」では、6月中旬から9月上旬の土曜日に9時から12時まで果樹園を開放し、摘み取り100グラム250円(以下全て税込み)で販売。品種の違うブルーベリーを栽培しているので、常に食べ頃の果実が収穫できる。

収穫体験が初めてでも大丈夫。熟した果実は親指だけでぽろりと落ち、素手で簡単に摘み取れる。幅の広い通路はバリアフリーで、車椅子やベビーカーも乗り入れやすく、ブルーベリーの木は手の届きやすい高さに保たれているので、誰でも気軽に摘み取りを楽しめる家族や仲間と夏の思い出を作ろう。

※土曜日以外の開園については同園に要問い合わせ

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  • ビールバー
  • 武蔵野

26Kブルワリー

武蔵境駅の高架下にある「ののみち」には、わずか10平方メートルほどのスーパーマイクロブルワリーが存在する。ここ、クラフトビールを提供する「26K(ニーロクケー)ブルワリー」は、武蔵境のさまざまな味覚が楽しめる個性的な5店舗が集合した「オンド(Ond)」内にあり、クラフトビールは店内のカウンターやカフェスペース、木々に囲まれたテラスなど好きな席で、各店舗のデリやカフェメニューと一緒に味わえる。

提供しているクラフトビールはいずれも武蔵野の水を使用したもので、地元の素材を吟味し、丁寧に醸造。製造量が限られており、クラフトビールとの出合いは一期一会だ。

武蔵境産のトウガラシを使用したスパイシーなレッドエールや、同じくオンド内にある焙煎(ばいせん)所「フィロソフィア コーヒーロースター」とコラボレーションしたビール、オレンジピールやコリアンダーを使用した爽やかなホワイトエールなど、個性的なラインアップを飲み比べてみよう。

「キーマ&サグ&ポークビンダルの3種がけ」(1,480円)など、カレーとのペアリングも楽しい。

  • 多国籍料理
  • 武蔵野

ジュンボバル

全て植物由来の食材を使った多国籍ビーガンレストラン。オーナーは声優、モデルとしても活躍する城田純だ。ルーツでもあるスペイン料理をビーガンスタイルにアレンジしたメニューも多く、その奥深さに驚く。

例えば「ヴィーガンスパニッシュオムレツ」(770円)は卵を使わずカボチャや長芋で風味を再現。「スペイン風レンコンミートボールのトマト煮込み」(1,540円)ではソイミートを使っている。扱うワインもオーガニックのみで、フォカッチャも玄米米粉によるグルテンフリーという徹底ぶりだ。

バルだけに、どのメニューも酒との相性は抜群。全てのメニューは三つ星レストランでシェフを務めた経験のある加藤俊之が監修を務める。ヘルシーだからだけでなく、おいしいから選びたくなるビーガンメニューをぜひ味わってみてほしい。

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  • ラーメン
  • 武蔵野

東京味噌らーめん鶉

武蔵境駅から徒歩5分ほどの武蔵境通り沿いにある、東京味噌らーめん鶉(うずら)。「味噌らーめん」は、東京、鎌倉、信州、愛媛のみそをブレンドしたみそだれに香り高いゴボウ油を加えた、独自の風味が広がる一杯だ。

ベースのスープは、主に大量の銘柄豚のもち豚ゲンコツと豚肉、鶏ひき肉を時間をかけて煮込み、個性際立つスープに仕上げている。濃厚ながら香ばしく、さっぱりとした優しい味わいだ。

麺は「ゆめちから」をメインに「きたほなみ」「はるゆたか」などの国産小麦を季節ごとにブレンドした自家製のウェーブ太打ち麺で、スープとの相性も抜群だ。チャーシューは脂身が少なくかみごたえがあり、ジューシーな仕上がり。

味玉は一流料亭でも選ばれている「奥久慈卵」を使用しており、ほどよい半熟加減でうま味が詰まっている。モヤシ、そぼろ、白ネギ、ゴボウチップなどのトッピングも、丁寧な仕事ぶりがうかがえる。

近隣の街の魅力を発見する……

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JR中央線快速で新宿から30分。国分寺崖線とよばれる斜面地や湧水、貴重な樹林など緑豊かな土地で、都市の喧騒(けんそう)から離れたのどかな町だ。一方で、1970〜80年代には「ヒッピーの聖地」とも呼ばれ、個性的な店や人が多く集まるエリアでもある。

文化と自然のバランスがほどよくとれた地味な都市という印象だが、実は東京都内でも有数の魅力を秘めたスポットがいくつも存在する。ここでは、そんなきらめく魅力を持った店を5件だけ紹介しよう。

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三鷹駅前の「風の散歩道」や「井の頭恩賜公園」など緑豊かな景色が広がる三鷹エリア。地域に根づいた商店が軒を連ねる「中央通り」は地元の人で賑わい、穏やかな空気が漂う。

晩年の太宰治が住んでいたことでも有名で、墓がある「禅林寺」、彼の入水した「玉川上水」もあり、6月19日の「桜桃忌」には今もなお熱狂的なファンが集う。

また、ジブリアニメの中で歩いているような気分に浸れる「三鷹ジブリの美術館」といった文化的な施設と自然が心地よく同居している。

ここでは、太宰を愛する古本カフェから著名人にも愛されている餃子屋、アーティストおすすめのレコード店まで、文化的な三鷹散策のための5つのスポットを紹介しよう。

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  • Things to do

東京23区外ながら都内屈指の人気を誇る街、吉祥寺。ハモニカ横丁、中町通りを筆頭に個性的なアーケードが駅前にある。グルメなら、かき氷やカレー、喫茶店、メンチカツなどの名店があるほか、知る人ぞ知る注目店が常に誕生しており、話題に事欠かない。

「サブカル路線」こと中央線沿線のためか、3つの映画館、多くの音楽ヴェニュー、独立書店などがあり、文化的なアクセスポイントが多い。さらに、駅から10分歩けば、総面積43万平方メートルほどの巨大な「井の頭恩賜公園」が広がっているのも大きな魅力の一つ。春は桜が咲き誇り、多くの花見客で街全体が活気づく。

ここでは、そんな吉祥寺でしかできない20のことを紹介しよう。

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絶大な人気を誇る吉祥寺の隣にある街、西荻窪。土曜日や日曜日になると快速電車は通過してしまうし、大きな商業施設やシネマコンプレックス、さらにはスターバックスもない。しかし、そういったものがないからこそ、西荻窪は良いのだ。

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