新宿三丁目、ご近所ガイド

実は、江戸情緒を感じる名所も…レトロでヒップな街をディープに散策

作成者: Shiori Kotaki |
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テキスト:間庭典子

1日の平均乗降者数は350万人以上で、ギネス世界記録にも認定された新宿駅。そして、その東側に位置するのが、伊勢丹新宿店にも直結している新宿三丁目駅だ。ショッピングタウンとして広く知られ、休日には多くの買い物客でにぎわっているが、実は、江戸時代には宿場町としても栄えたエリアでもある。花園神社や寄席など、江戸情緒を感じる名所が多いのも特徴だ。ここでは、そんな新宿三丁目をディープにガイド。秘密結社のようなショットバーや、まるでトルコに来たような気分に浸れるレストラン、熱い演劇論が飛び交う居酒屋、カプセルトイ天国のショップ、看板猫のいる喫茶店など、バラエティ豊かに紹介する。レトロでヒップな街、新宿三丁目を思う存分楽しもう

ステージ

寄席で大笑いする。

icon-location-pin 新宿三丁目

新宿末廣亭

江戸の粋を表した寄席。雰囲気の良さからファッション写真のロケ地となることも多く、つい記念写真を撮りたくなる趣だ。午前と午後の部それぞれの当日券は、3,000円(学生2,500円/小学生2,200円)。落語以外にも奇術や紙切り、曲芸など、寄席ならではの伝統演芸もライブで楽しめる。また、毎週土曜の21時30分から23時には、深夜寄席(1,000円)も開催されている。

レストラン

本屋帰りはさくっと食べる。

icon-location-pin 新宿

ジンジン 新宿店

本のデパート、紀伊国屋書店の地下街にある生パスタの専門店。カレーや焼きそば、ラーメンなど、この地下街には気軽にさっと食べられるカウンターの店が並んでいるが、創業48年の老舗ジンジン 新宿店は、その中でも一際リーズナブル。スパゲティは、コーヒーやアセロラソーダなどのドリンク付きで600円〜。プラス100円で、グラスワインにもできる。人気メニューは、定番のナポリタンとカルボナーラ。料理は、ゆでたての生パスタが数分で提供されるので、素早く食事をしたい時にもってこいの一軒だ。

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レストラン

カンフー映画の主人公になる。

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九龍 新宿本店

カンフー映画に出てきそうな雰囲気の中華料理店。チャーハンに焼き餃子や麻婆豆腐などを組み合わせたランチメニューも、豊富に揃っている。また、各種炒め物や前菜なども、昼の時間帯からオーダーできるのが嬉しい。通し営業ということもあり、遅めのランチや早めのディナーで通う近隣の百貨店スタッフ、早い時間から打ち上げで盛り上がる映画関係者など、常連客に重宝されている一軒。角煮を贅沢に乗せた名物の『九龍炒飯』は930円(ランチタイムはサラダ、スープ、漬物付き)。焼き餃子は500円で、小籠包は550円だ。

ショッピング

こだわりの逸品に出会う。

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伊勢丹新宿店

新宿三丁目を代表するランドマーク、伊勢丹新宿店。総売り場面積6万4296平方メートルの敷地は、日本最大規模。メンズ館もあるなど、様々な客層に対応している。ストリートブランドから高級メゾンまで、旬のファッションアイテムが並ぶほか、知識豊富なシューフィッターが理想の靴選びをサポートしてくれるというサービスもある。また、全国から選りすぐった商品を販売する食品フロアは、絶対に立ち寄るのを忘れずに。冷蔵のコインロッカーもあるので、購入した食品はそこに保管して、買い物に集中できるのも嬉しい。

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ショッピング

カプセルトイに没頭する。

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アニメイト 新宿

コミックやアニメのDVD、各キャラクターのフィギュアなど、アニメ関係の商品を各フロアに揃えるアニメ専門店。レアなアイテムを求め、いつもアニメファンで賑わっている。なかでも、入口にずらりと並んだカプセルトイのコーナーは壮観。全アニメのカプセルトイを網羅しているのではと思うほどのバリエーションで、人気作品のグッズもいち早く揃う。アニメ以外のシリーズもあり、ちょっとした土産になるものもあるので、万人におすすめだ。

レストラン, カフェ・喫茶店

看板猫に会いに行く。

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カフェ アルル

昭和時代を感じられる、レトロな空間を巡れるのも新宿散策の楽しさ。その中で固定ファンを持つのが、猫社員のいる純喫茶、カフェ アルルだ。2匹の猫たちは、あくまでもアルルの社員。出勤時間も決まっており、客にこびないその態度から、いわゆる猫カフェとは一線を画していることがわかる。名物の『インドオムライス』(820円)を味わいながら、猫たちとまったり過ごすのもいいだろう。また、店内には漫画の書棚も。席は、それぞれさりげなく仕切られているので、猫のように自由きままに過ごせる。

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SAEKITOMOMI
レストラン

映画の余韻に浸って過ごす。

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カフェ&ミール ムジ ムジ新宿

大型映画館、ピカデリー新宿の地下にある無印良品のカフェ。バランスの良い食事ができると人気なのが、野菜たっぷりの惣菜を数種選べる定食だ。価格は、惣菜3品にご飯、味噌汁が付いて900円。惣菜4品だと、1,000円になる。そのほか、プリンやソフトクリームなどのデザートも充実しているので、映画帰りにちょっと一休みするのにもぴったり。店内は天井が高く、仕切りのない開放的な広さも心地いい。子ども用のチェアの貸し出しを行っているほか、ベビーカーでの入店も可能。キッズフレンドリーなのも人気の理由と言えるだろう。

レストラン, トルコ料理

イスタンブールに飛んでいく。

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トルコ料理 アンカラ 新宿3丁目店

旧ボスボラス ハサンが、店名を変えリニューアルした店。ターキッシュブルーが美しいタイルが印象的で、味も空間もトルコそのもの。エキゾチックなランプが、より雰囲気を盛り上げる。アジアとヨーロッパの食文化が融合したトルコ料理は、世界三大料理の一つで、トマトやナス、豆類などを多用しているのが特徴。また、海に面した国のため、魚介が使われることも多いという。ぜひ味わってほしいのは、『イワシのピラフ』(1,100円)と、『特製ラム肉 ヨーグルト ケバブ』(1,800円)。水曜と金曜、土曜にはベリーダンスのショーも開催され、より華やかになる。

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バー

朝から晩までワインに溺れる。

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371 バー

新宿一体に点在する人気ワインバル、マルゴの系列店。東急ステイ新宿の敷地内にあり、7時からは朝食メニューを提供。宿泊者以外のビジターも、1,500円で和洋食のビュッフェを満喫できる。夜は新宿らしい華やかなワインバーとなり、ドンペリニヨンをグラスで飲むことも。シャンパーニュと5種のクラフトビールが、飲み放題で3,000円(ナッツ付き)というメニューもあり、ビジネスマンたちで賑わっている光景もよく目にする。ランチメニューも充実しており、早朝から深夜まで活用できる嬉しい一軒だ。

バー

ヘミングウェイを気取る。

icon-location-pin 新宿三丁目

バー ハバナ

細い階段を降りると辿り着く、秘密結社のようなショットバー。ラムは000本近く揃え、ダイキリなどのラムベースのカクテルも人気だ。ぜひ試してほしいのは、カクテル発祥の地であるハバナのレシピを再現したモヒート。現地で使われているブエナというハーブの香りが際立つ、きりっとした味わいだ。パパ・ヘミングウェイを気取って、ハードボイルドな夜を過ごせそうである。また、キューバ産の葉巻も揃え、基本からレクチャーしてくれるのでシガー入門者もぜひ。

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レストラン

貝の可能性を味わう。

icon-location-pin 新宿三丁目

はまぐり

メニューは貝を使った料理のみという、徹底した貝料理専門の居酒屋。昔ながらの割烹のようなカウンターも魅力的だ。『貝の煮物の盛り合わせ』(2,400円)は、ぜひ味わってほしいメニュー。「白バイ」や「黒バイ」「ナガラミ」「トコブシ」など、珍しい貝それぞれの歯ごたえや旨味を食べ比べることができる、専門店ならではの一品だ。カキの蒸し焼きやアサリの酒蒸し、シジミのニンニク漬けなど、素材を生かしたメニューが中心で、酒も会話も進む一軒。

レストラン

始発まで演劇談議に熱くなる。

icon-location-pin 新宿三丁目

池林坊

新宿三丁目駅近くにある居酒屋。裏には系列の小劇場、梟門があることから、演劇や映画関係者が集まって、熱い演劇論が飛び交う様子を見ることも多い。印象的な店のカウンターは、屋台を模したオリジナルのもの。よく見ると店内には街灯や電線もあり、野外で飲んでいるような気分になれるのが楽しい。メニューは、どれにしようか迷ってしまうくらいに豊富だが、誰もが注文する名物は、蒸したての『ジャンボしゅうまい』(600円)。そのほか、『トリッパのトマト煮込み』(1,000円)や『ぶりユッケ』(560円)など酒が進むつまみが多く、酒飲みは心躍ること間違いない。

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バー, カクテルバー

最強レモンサワーで弾ける。

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ザ オープン ブック

小さな飲み屋がひしめくゴールデン街にある、レモンサワーを極めた立ち飲みバー。瀬戸内海で採れたレモンを皮ごとじっくり漬け込んで作る同店の『レモンサワー』(700円/大は1,000円)は、まさに最強の一杯だ。店には、オーナーが直木賞作家の祖父から受け継いだという蔵書がずらりと並んでおり、その光景も圧巻。実際に手に取り、レモンサワー片手に読書にふけることもできる。また、リピーターになると本をレンタルすることもでき、図書館のような役目も果たしているそうだ。1階は立ち飲みスタイルだが、2階には小さな座敷もある。

日本有数の歓楽街を歩くなら…

Things to do

鶯谷、ご近所ガイド

「山手線でもっとも乗降人数が少ない駅」として知られ、地味なイメージがつきまとう鶯谷駅。しかし、江戸時代から明治にかけては「呉竹の根岸の里」と呼ばれ、多くの文人や画人がこぞって住む別荘地だった。また、その風流な名前は、かつてこの地が鶯(うぐいす)の名所だったことに由来する。山手線内側に目を向ければ、徳川将軍家の菩提寺(ぼだいじ)や寛永寺。この地を愛した俳人の正岡子規ゆかりの子規庵も住宅街の中に溶け込む、文化の香り漂う街なのだ。同時に、日本有数の歓楽街「吉原」の玄関口であり、駅周辺にはレジャーホテルが乱立。ここでは、独自の風景と出会える鴬谷に点在する、魅力的なスポットを紹介する。

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