アースデイ東京
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週末、アースデイを楽しむ5のこと

地球環境のことを考える休日にしよう

テキスト:
Shiori Kaneko
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > THINGS TO DO > 週末、アースデイ楽しむ5のこと

2021年4月22日(木)は、地球環境を考えて行動する日「アースデイ」だ。SDGsへの取り組みが高まるなか、アースデイに関心を持つ人も増えてきた。4月25日(日)まで開催している『アースデイ東京』では、サステナブルなショップの展開やオンラインコンテンツの配信など、「NEW HELLO! 新しいつながり、新しい当たり前」をキャッチコピーにしたさまざまな企画を実施中。

ここでは「フェアトレード」や「アップサイクル」など、今では当たり前になったキーワードをもとにしたおすすめスポットを紹介する。今週末は、地球のことを思いやる日にしてみては。

  • ショッピング
  • チャリティショップ
  • 新宿

ニューズド

工場から出た材料の端材やデッドストックの商品などを、さまざまなプロダクトとしてよみがえらせているアップサイクルブランド。「アップサイクル」とは、従来の「リサイクル」をさらに高次元にしたサステナブル(持続可能)の手法で、単なるモノの再利用でなく、より高付加価値の商品に生まれ変わらせることを言う。

ブランドでは、アクセサリー制作などを手がける工場のアクリル端材を利用し、バッジやピアスを製作する。ポップでカラフルな色合いで、人気商品の一つ自動車リサイクル工場から仕入れたシートベルトの素材で作られた蝶(ちょう)ネクタイなども、アップサイクル商品とは思えないスタイリッシュなデザインだ。

ゼロウェイスト
  • ショッピング
  • 食料品店
  • 銀座

職人醤油 松屋銀座店

全国54の蔵元で造られる90種類のしょうゆを、100ミリリットルの小瓶で販売している『職人しょうゆ』。量り売りしているのは『生揚しょうゆ』という、火入れもろ過もしていない「菌が生きた」ままの2種類のしょうゆだ。必要なものを必要な量だけを購入する「ゼロウェイスト」を実現する。

常温では発酵が進んでしまうため、一般には出回らない『生揚醤油』は、 フレッシュですっきりとした味わいで塩気が強く、明るい色が特徴だ。瓶は3種類あり、2回目以降は瓶を持っていけば、しょうゆの価格だけで購入できる。密閉できるものなら容器の持ち込みもOKだ。

店舗に置いてあるしょうゆは、量り売りの『生揚醤油』も含め、全て試食が可能。店員に相談しながら好みのしょうゆを探してみるのもいいだろう。

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  • レストラン
  • フランス料理
  • 原宿

シンシアブルー

2020年9月11日に、おいしく楽しく食べながら海の未来を守ることを目指す、サステナブルシーフードのフレンチレストランが、ジングウマエ コミチに開店。

東京を代表するフレンチレストラン、シンシアのオーナーシェフを務める石井真介がリードシェフを担当し、「テーブルビュッフェ」スタイルで料理を提供する。「サステナブルシーフード」とは、環境や生態系を保護し、魚を減らさないよう再生産のペースを守りながら漁獲、養殖を行い、100年後も豊かな海を守るためのコンセプトだ。オープンに当たっては、シーフードレガシーの協力のもと、水産物の調達の方針を定めた。

フェアトレード
  • ショッピング
  • 自由が丘

ピープル ツリー 自由が丘店

人と地球にやさしい貿易「フェアトレード」の商品を取り扱うブランドの『ピープル ツリー』

アジア、アフリカ、南米の計10カ所、150団体が手作りで生産した、自然素材を生かした衣料品からアクセサリー、雑貨、食品まで1000点以上の商品が幅広くそろう。

同店はチョコレートで有名だが、縫い糸までフェアトレードのオーガニックコットンでできたレディースファッションは、有名ブランドとのコラボレーションも実現している。

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  • ショッピング
  • ライフスタイル
  • 目黒

ヒビノ

2021年2月12日にオープンした、体にも環境にも優しいライフスタイル商品を扱う、目黒駅近くのセレクトショップ。3つのテーマ「身体にやさしいもの」「永く使い続けられるもの」「環境に配慮されているもの」に沿った、コスメ、スキンケア、フードなどが並んでいる。オーガニックなお菓子や、ビーガンネイル、質の高い素材を使用したエコバッグなどは、生活を豊かにしてくれるヒントを与えてくれるだろう。

大切な友人や家族にプレゼントとして渡せば、喜ばれること間違いなし。目黒に立ち寄った際に、ぜひ生産者や店のこだわりを感じながら買い物してみては。

もっと地球について考えるなら...

  • ショッピング

2020年から、ほとんどのコンビニやスーパーマーケットではプラスチックの買い物袋が有料になった。サステナブルエコバッグはすでに持っているが、一歩進んで、さらに環境に配慮した買い物はどうだろうか。

必要なものを必要な量だけを購入するのは、食品ロスを防ぐ最適な方法だ。ここでは米やしょうゆなど毎日使うものやビールを、容器を持参して計り売りで購入できる店を紹介する。

 

  • ショッピング
  • バッグ・鞄

プラスチック製レジ袋が日本でも一斉に有料化したなか、エコバッグに多くの関心が集まっている。今後、日常的な買い物の相棒となるのだから、吟味する必要のあるアイテムだ。そして、地球環境のために持つのだからエコバッグも地球に優しいものを選びたいと思う人もいるだろう。今回はそんな人のために、サステナブルなエコバッグだけ厳選して紹介する。材質はもちろんデザインも、ユニークなものばかりだ。

アメリカでは、新型コロナウイルス感染防止のためエコバッグが逆に規制され、レジ袋に戻る動きも見られる。時にはレジ袋を購入するのも、自分や周りの大切な人のために必要なことだ。過剰になり過ぎず、社会や地球のためにできる暮らしのきっかけにしてほしい。

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  • Things to do

SDGs(エスディージーズ)とは「サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ(Sustainable Development Goals)」の略称で、2015年に国連総会が採択し、地球上の課題をカテゴリー別に落とし込んだゴールのこと。SDGsの世界の国別達成度ランキング(2020年)では、日本は主要国を大きく下回り、162カ国中17位だった。

ここでは、5回にわたり海の資源や飲食業界、ミシュランシェフの取り組みなど、日本でサステナブルに取り組んでいるプロフェッショナルたちの活動を追っていく。

  • レストラン

近年、ビーガンメニューを掲げる店は少なくない。植物性の食品農業は、動物性に比べて温室効果ガスの排出量が少なく環境に優しい。また、食のハンディキャップなく誰でも同じものを口にできるというユニバーサルフードとしても注目されている。そして、現代のビーガン料理は個性的で、生き生きとしていて、おいしい。そんな人気のビーガンレストランを10軒紹介しよう。 

タイムアウト東京マガジン、Time In特別号(日本語版)』では、同特集をはじめコロナ禍をグリーンな日常に再起動する方法を大特集している。併せてチェックしてほしい。



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