初心者のためのストリップ劇場ガイド
浅草や上野、渋谷など、都内近郊の人気劇場を案内
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近頃、「ストリップ」に注目が集まっている。テレビや新聞、雑誌などで取り上げられ、女性がハマることも珍しくない。興味はあるが、実際に行ったことがない人にとって、ストリップ劇場は「未知の世界」であり、そもそもどこにあるのか、どんな場所なのか、気になることだらけだろう。
ここでは、東京近郊にある劇場の中でも、初心者に勧めたい5つを厳選した。この記事を読んで劇場に足を運び、ストリップの魅力に目覚めてもらえれば幸いだ。
本記事で紹介するストリップ劇場では、各劇場で新型コロナウイルス感染防止対策を徹底している。観劇の際は、マスク着用やアルコール消毒などに協力し、
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渋谷道頓堀劇場
ちょうちんを模した大きなネオン看板が目印の、1970年開業のストリップシアター。道玄坂の中腹にある百軒店内に位置し、居酒屋やバーなどのナイトスポットに囲まれている。通常は6人香盤、1日4公演。10日ごとに香盤が変わる。所属が多様な踊り子が出演するため、毎週ガラッと雰囲気が変わるのも楽しい。ストリップ初心者から常連客まで幅広く訪れており、比較的若い客層なのも特徴だ。
「ベッドショー」時に威力を発揮する、せり上がる回転盆は見もの。女性専用トイレもあり、女性も気軽に入場できる。
現在、マスク着用や検温などの感染予防対策を実施して営業中。
シアター上野
昭和の香り漂う、ディープでアットホームな隠れ家的劇場。居酒屋やスナックが建ち並ぶ上野の仲町通りにあり、上野公園や不忍池、鈴本演芸場、アメ横などの観光スポットにも近接している。ショーは通常5人香盤、1日4公演で行われている。設備はレトロながらも、随所に下町らしい人情や温かみを感じさせるサービスやイベントが多く、ハマると抜け出せない。盆は回転しないがステージとの距離が近く、臨場感や一体感が味わえる。踊り子のダイナミックなステージや、常連客との軽快なやり取りも楽しい。
女性専用トイレもあるので、女性客も安心。劇場は無料案内所とガールズバーの間に位置するため、初見では少し入りづらいかもしれないが、思い切って入場してみてほしい。新しい世界を垣間見ることができるだろう。
現在、マスク着用や検温、かけ声禁止などの感染予防対策を実施して営業中。
蕨ミニ劇場
日本一小さな市、埼玉県蕨市にある名前の通りミニサイズな劇場。ストリップ歴数十年の常連客も通う、遠方からでも行きたい劇場だ。通常5人香盤。公演回数は2~4回で、当日の客入り状況によって変動する。平日の夜よりも昼間や、休日の方が多く上演される可能性が高い。約21席と座席数は少ないが、日によっては立ち見客で混雑することも。何と言っても、舞台と客席が一体化したような密着感があり、その狭さが魅力。
特徴は、舞台の壁と天井が鏡張りで、あらゆる角度から踊り子を鑑賞できること。吐息や汗がかかりそうな距離での、踊り子によるアダルティなステージを見る事ができる。
トイレは男女共用。観劇後は、劇場近くの酒場で一杯やるも、新興チャイナタウン、西川口でガチ中華に挑戦するも、さまざまな過ごし方ができる。
営業時間変更やマスク着用の義務化など実施。詳しくはこちら。
協力

かすみ玲
2006年4月21日デビューした、全国のストリップ劇場で活躍中の踊り子。169センチの高身長にスレンダーなボディとチャーミングな笑顔が魅力。
「踊る魅力と汗と場内の空気に、いたく感動して居座ってます。あのピンクの照明がたまらない。わかる方は頷いて……、わからない方は一歩踏み入れて!どこかで、お会いしましょう」

劇場近くを散策する
渋谷百軒店、夜の散歩ガイド
猥雑さと昭和の香りが残る渋谷百軒店は、大人が集う繁華街というイメージをもつ人も多いかもしれない。道玄坂側の入り口にはストリップ劇場や無料案内所が立ち並び、少々近寄りがたい雰囲気を放っている。しかし近年、世代交代した店が増え、新しいカルチャーと昔ながらの老舗が残るユニークなエリアへと進化を遂げつつあるのだ。 そもそも渋谷百軒店は、関東大震災直後に「百貨店」をコンセプトに形成された商店街。
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