1. 道頓堀劇場
    道頓堀劇場
  2. 写真:keisuke Tanigawa
    写真:keisuke Tanigawa
  3. ロック座
    ロック座

初心者のためのストリップ劇場ガイド

浅草や上野、渋谷など、都内近郊の人気劇場を案内

Mari Hiratsuka
編集:
Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > Things to do > 東京、初心者のためのストリップ劇場ガイド

テキスト:まーや
写真:Keisuke Tanigawa、Kisa Toyoshima

近年「ストリップ」に注目が集まっている。テレビや新聞、雑誌などで取り上げられ、女性がハマることも珍しくない。興味はあるが、実際に行ったことがない人にとって、ストリップ劇場は「未知の世界」であり、そもそもどこにあるのか、どんな場所なのか、気になることだらけだろう。

ここでは、東京近郊にある劇場の中でも、初心者に勧めたい5つを厳選した。この記事を読んで劇場に足を運び、ストリップの魅力に目覚めてもらえれば幸いだ。

本記事で紹介するストリップ劇場では、各劇場で新型コロナウイルス感染防止対策を徹底している。観劇の際は、マスク着用やアルコール消毒などに協力し、各劇場が定めるルールを守ろう。

※本記事は2020年に執筆

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  • アトラクション
  • 渋谷

ちょうちんを模した大きなネオン看板が目印の、1970年開業のストリップシアター。道玄坂の中腹にある百軒店内に位置し、居酒屋やバーなどのナイトスポットに囲まれている。通常は6人香盤、1日4公演。10日ごとに香盤が変わる。所属が多様な踊り子が出演するため、毎週ガラッと雰囲気が変わるのも楽しい。ストリップ初心者から常連客まで幅広く訪れており、比較的若い客層なのも特徴だ。

「ベッドショー」時に威力を発揮する、せり上がる回転盆は見もの。女性専用トイレもあり、女性も気軽に入場できる。

  • ステージ
  • 浅草

浅草にある1947年創業の老舗ストリップ劇場。「ストリップ」と聞いて、いかがわしい場所をイメージする人もいるかもしれないが、アートの領域とも言える素晴らしいショーが年中無休で楽しめる場所だ。

公演は1日5回、13時から23時あたりまで行われており、一度チケットを購入すると、原則1回(1時間)出入りは自由となる。 なお、劇場内では携帯電話の使用は禁止されているので、電源はオフするなど、最低限のエチケットを守って楽しんでほしい。

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  • ステージ
  • 上野

昭和の香り漂う、ディープでアットホームな隠れ家的劇場。居酒屋やスナックが建ち並ぶ上野の仲町通りにあり、上野公園や不忍池、鈴本演芸場、アメ横などの観光スポットにも近接している。ショーは通常5人香盤、1日4公演で行われている。設備はレトロながらも、随所に下町らしい人情や温かみを感じさせるサービスやイベントが多く、ハマると抜け出せない。盆は回転しないがステージとの距離が近く、臨場感や一体感が味わえる。踊り子のダイナミックなステージや、常連客との軽快なやり取りも楽しい。

女性専用トイレもあるので、女性客も安心。劇場は無料案内所とガールズバーの間に位置するため、初見では少し入りづらいかもしれないが、思い切って入場してみてほしい。新しい世界を垣間見ることができるだろう。

  • アトラクション
  • 川崎

川崎駅の繁華街を抜けた路地にあるストリップシアター。ショーは6人香盤、1日4公演で行われており、広いステージに大きな回転盆など充実した舞台装置や設備がある。居心地の良い劇場なので、つい長居をしたくなってしまう。

ロック座に所属している踊り子が出演するため、本店である浅草ロック座で気になる踊り子に出会ったら、川崎ロック座や横浜ロック座などへ追いかけてみるのもいいかもしれない。女性客も多く訪れる劇場の一つ。

基本的には場内での食事ができないため、劇場スタッフに声をかけて一時外出しよう。

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  • アトラクション
  • 埼玉

日本一小さな市、埼玉県蕨市にある名前の通りミニサイズな劇場。ストリップ歴数十年の常連客も通う、遠方からでも行きたい劇場だ。通常5人香盤。公演回数は2~4回で、当日の客入り状況によって変動する。平日の夜よりも昼間や、休日の方が多く上演される可能性が高い。約21席と座席数は少ないが、日によっては立ち見客で混雑することも。何と言っても、舞台と客席が一体化したような密着感があり、その狭さが魅力。

特徴は、舞台の壁と天井が鏡張りで、あらゆる角度から踊り子を鑑賞できること。吐息や汗がかかりそうな距離での、踊り子によるアダルティなステージを見る事ができる。

トイレは男女共用。観劇後は、劇場近くの酒場で一杯やるも、新興チャイナタウン、西川口でガチ中華に挑戦するも、さまざまな過ごし方ができる。

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協力

写真:Keisuke Tanigawa

かすみ玲 

2006年4月21日デビューした、全国のストリップ劇場で活躍中の踊り子。169センチの高身長にスレンダーなボディとチャーミングな笑顔が魅力。

「踊る魅力と汗と場内の空気に、いたく感動して居座ってます。あのピンクの照明がたまらない。わかる方は頷いて……、わからない方は一歩踏み入れて!どこかで、お会いしましょう」

漆まーや

まーや

ストリップとアート、酒を追いかける会社員ライター。
ブログ「盛り場放浪記」もチェック。

劇場近くを散策する

  • ナイトライフ

 猥雑さと昭和の香りが残る渋谷百軒店は、大人が集う繁華街というイメージをもつ人も多いかもしれない。道玄坂側の入り口にはストリップ劇場や無料案内所が立ち並び、少々近寄りがたい雰囲気を放っている。しかし近年、世代交代した店が増え、新しいカルチャーと昔ながらの老舗が残るユニークなエリアへと進化を遂げつつあるのだ。 そもそも渋谷百軒店は、関東大震災直後に「百貨店」をコンセプトに形成された商店街。

  • ナイトライフ

タ年間約5,000万人もの旅行客が訪れる、人気観光地の浅草。19時を過ぎれば、商店街にはシャッターが下り、観光客もまばらになりガランとした雰囲気が漂い始める。近年では『東京オリンピック・パラリンピック』開催に向け、ホテルやホステルが増え、新店も次々にオープンしている。特集では、夕方から深夜にかけて訪れてほしい浅草のスポットを8つ紹介。美しくライトアップされた浅草寺を横目に、夜の浅草探検に出かけよう。

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横丁を歩く:第1回 赤羽OK横丁
  • ナイトライフ

 新旧が混在する赤羽は、昭和の雰囲気が残る商店街や、新しいショッピングセンターなどがあり、生活に便利な街である。今回紹介するOK横丁は、赤羽の一番街を入って左手にある、100メートルほどの路地。名前の由来は「何でも飲み食いできる(OKな)横丁」という説もある。ここでは、20年以上営業する老舗から、2017年12月にオープンしたばかりの新店まで5軒紹介する。店主のおすすめメニューも聞いたので、注文に迷ったら参考にしてほしい。OK横丁周辺には、明店街やシルクロードなどの商店街もあり、こちらも古くからの名店揃い。赤羽は、飲み歩いて楽しもう。

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