1. Photo: Kisa Toyoshima
    Photo: Kisa Toyoshima
  2. Photo: Kisa Toyoshima
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横丁を歩く:第1回 赤羽OK横丁

店選びに迷う横丁のおすすめ店と味わってほしい一品を紹介

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > ナイトライフ> 横丁を歩く:第1回 赤羽OK横丁

新旧が混在する赤羽は、昭和の雰囲気が残る商店街や、新しいショッピングセンターなどがあり、生活に便利な街である。今回紹介するOK横丁は、赤羽の一番街を入って左手にある、100メートルほどの路地。名前の由来は「何でも飲み食いできる(OKな)横丁」という説もある。ここでは、20年以上営業する老舗から、新店まで5軒紹介する。店主のおすすめメニューも聞いたので、注文に迷ったら参考にしてほしい。OK横丁周辺には、明店街やシルクロードなどの商店街もあり、こちらも古くからの名店揃い。赤羽は、飲み歩いて楽しもう。

  • バー
  • 赤羽

名物店主のワニダが経営するタイ料理バー。赤羽では11年、OK横丁に場所を移してからは3年目のバーだ。清野とおるによる、赤羽の変わった名所を紹介する漫画『ウヒョッ! 東京都北区赤羽』で話題になり、ドラマ化もされたため、店主に一目会いたいと多くの客が訪れている。しかし、店には鍵がかかっており、鋭いバウンサーでもあるワニダに認められなければ、いくら席に余裕があったとしても入店できない。常連客によると、「小窓から覗くワニダの目をそらさないことがコツ」だそう。バーということでフード類はつまみ程度だが、どれも本格的だ。

店主のおすすめ:『タイカレー そうめん付き』(1,000円)

  • バー
  • 赤羽

OK横丁で20年間営むスナック。小樽という店名は、店長の母が北海道の小樽出身であることから名付けられた。名前に惹かれて訪れる、北海道出身の客も多いそう。店に入れば、マスターと女性の店員が温かく迎えてくれ、家にいるような落ち着きを得られる。2人と会話を楽しみながら、酒を交わすのもいいし、カラオケを歌うのもいい。料理はすべて自家製だ。1,000円のチャージ制となっており、お通しも含まれている。

店主のおすすめ:『飲茶明太』(650円)

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2017年12月にOK横丁の奥地にオープンした、スタンディングのワインバー。5人も入れば満員になってしまうバーなのだが、そのスペックは驚くほど高い。フードは、チーズやパテなどの簡単なつまみ類から、鴨のスモークなど肉を使ったものまで、常に10品以上が揃い、週に2品が替わる。コーヒーメニューは、エスプレッソやカフェラテ、アフォガードなどがあり、横丁で夜にコーヒーが飲める唯一の場所だ。フリーWiFiも備えられていることも特筆したい。

店主のおすすめ:『キャロットラベ』(400円)

  • レストラン
  • 赤羽

九州料理が味わえる居酒屋やきや。小さな店内が開店とともにすぐに満席になる人気店だ。スタッフもフレンドリーで、居心地がいい。新鮮な馬刺しや博多名物のいか明太、やきとりなどのつまみが味わえる。香りとまろやかな味わいが特徴の九州のイモ焼酎も揃っている。おすすめは、牛モツやニラ、油揚げ、ゴボウなどが入ったヘルシーな『博多もつ鍋』。味付けは醤油と白みその2種類から選べる。

店主のおすすめ:『博多もつ鍋』(980円)

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魚介類を味わいたくなったら、居酒屋トロ函に向かおう。七輪が用意され、自分で魚を焼いて味わうことができる居酒屋だ。大盛りのイクラやウニ、カニ味噌の甲羅焼きなど、思わず写真におさめたくなるメニューが揃う。OK横丁店の1階はカウンター席のみで、スタッフが炭火で焼いた魚介を提供してくれる。

店主のおすすめ:『マグロカマ焼』(754円)

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