
自宅で観劇:第9回 オペラオンラインビューイング一覧
世界各国の劇場をのぞいてみる
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監修:高橋彩子
自宅で楽しめるオペラビューイングの総集編。イタリア、フランス、イギリス、オランダなど、世界各国23の劇場で上演されたオペラ映像を紹介。一度は訪れてみたい本場の舞台を、家のソファからゆっくりと楽しんでほしい。期間限定や週替わりの作品もあるため、しっかりチェックしておこう。動画などのリンクは劇場名をクリック。
※配信日は、全て2020年の各国の現地時間で表記。日時の記載がないものは、公開終了日未定
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過去の作品を配信する『巣ごもりシアター』を実施中。
5月15日15時~5月22日14時:ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』
5月22日15時~5月29日14時:西村朗作曲『紫苑物語』

過去の作品を配信する『♪OPERA de STAY HOME(オペラ・デ・ステイホーム)』を実施中。
5月14日15時〜5月21日14時:ロッシーニ作曲『ラ・チェネレントラ』

こどもオペラ『まほうのふえ〜パミーナ姫のたんじょうび〜』を配信中。
モーツァルト作曲『魔笛』を子ども向けにアレンジ。ザルツブルグ音楽祭で、日本人演出家、菅尾友の演出で上演されたプロダクションをフェニーチェ堺グランドオープン公演シリーズで日本語上演。

プッチーニ作曲『トスカ』ほか配信中。

ヴェルディ作曲『椿姫』を配信中。

日替りで過去の上演作品を配信中。
今週末(5月16日から):ヴェルディ作曲『リゴレット』『ナブッコ』
来週:モーツァルト作曲『イドメネオ』、ワーグナー作曲『ローエングリン』、ヴェルディ作曲『仮面舞踏会』、プッチーニ作曲『トゥーランドット』、モーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』、グノー作曲『ファウスト』、マスネ作曲『マノン』
日替わりで過去の上演作品を配信中。
今週末(5月16日から):ワーグナー作曲『ワルキューレ』、エラード作曲『点子ちゃんとアントン』、ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』
来週:ワーグナー作曲『ジークフリート』『神々の黄昏』、ウェーバー作曲『魔弾の射手』、モーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』『イドメネオ』、リヒャルト・シュトラウス作曲『アラベッラ』
ヴェルディ作曲『ドン・カルロ』、ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』ほか過去の上演作品を配信中。
5月17日まで:ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』を配信中。
5月17日まで:プッチーニ作曲『蝶々夫人』、オッフェンバック作曲『ホフマン物語』、プーランク作曲『カルメル回修道女の対話』などを配信中。
5月18日から:モーツァルト作曲『魔笛』、リムスキーコルサコフ作
配信日から14日間視聴可
5月16日〜30日:グルック作曲『オルフェウスとエウリディーチェ』
5月30日〜6月13日:モンテヴェルディ作曲『オルフェオ』
ツィンマーマン作曲『兵士たち』を配信中。
5月18日まで:モーツァルト作曲『魔笛』
7月8日まで:ロメオ・カステルッチ演出によるバッハ作曲『マタイ受難曲』舞台版を配信中。
アレヴィ作曲『ユダヤの女』、ワーグナー作曲『パルジファル』、ドボルザーク作曲『ルサルカ』、シュレーカー作曲『ヘントの鍛冶屋』を配信中。
過去の上演作品を配信中。
5月16日〜18日:ベルク作曲『ヴォツェック』
22日〜25日:マスネ作曲『ウェルテル』
6月1日〜2日:ヴェルディ作曲『リゴレット』
5月17日まで:マイアベーア作曲『ユグノー教徒』を配信中。
そのほか週替りで配信予定
2019年に上演したオペラを全て配信中。
イェリネクの戯曲を作曲家フィリップ・マヌリがオペラ化した『光のない』を配信中。
過去の上演作品を配信中。
7月まで:チャイコフスキー作曲『エウゲニ・オネーギン』、プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』、ドビュッシー作曲『ペレアスとメリザンド』、ヴァインベルガー作曲『春の嵐』(オペレッタ)
配信日から1週間視聴可能。現在、ベルク作曲『ヴォツェック』やショスタコーヴィチ作曲『ムツェンスク群のマクベス夫人』を配信中。
5月18日から:ジョン・アダムズ作曲『Doctor Atomic』
5月22日から順次:「ニーベルングの指環」4部作を1作ずつ配信予定
ベルイマンの映画をオペラ化したファーゲルルンド作曲『秋のソナタ』、笈田ヨシが演出したプッチーニ作曲『蝶々夫人』ほか、過去の上演作品を配信中。
現在配信未定。
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自宅で観劇:第8回 大笑い必至、コミカルなベルカントオペラ
さまざまな才能が集まって成立するオペラは、聴いてよし、見てよしの総合芸術だ。お金のかかる芸術だけにどうしてもチケット代が高くなるので、初めの一歩が踏み出せない人もいるかもしれない。世界の歌劇場もそのことはよく分かっていて、簡単には劇場に足を運べない人たちのために、ライブビューイングに力を入れているところも多い。そして外出自粛が続く今、それらの映像を放出してくれているのがうれしい限り。まずは映像でオペラを楽しんでみてほしい。 今回は、喜劇色の強いベルカントオペラを紹介する。ベルカントとは「美しい歌」のイタリア語。装飾的、技巧的な歌が楽しめる、洗練されたイタリアオペラだ。
オペラが今後見逃せない8の理由
オペラの歴史は400年以上。なじみのない人には古臭いイメージがあるかもしれない。でもオペラは、今こそ観るべき芸術だ。何故なら面白いから!というのが筆者の本音だが少々乱暴なので、以下にその理由を記しつつ、今年から来年の日本で楽しめる公演をご紹介。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で今は外出もままならないが、終息した暁には、オペラを心ゆくまま味わってほしい。
自宅で楽しめるステージビューイング
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、外出を控えている人、見るはずだった公演が中止になってしまった人、さらには海外への観劇旅行をキャンセルした人もいることだろう。しかし、代わりに多くの劇場が無料で映像配信を行っており、自宅で見られる映像がざくざくだ。その中から、お勧めできる映像を独断と偏見で選んでご紹介しよう。この機会にあなたも、ダンスや演劇、伝統芸能の鑑賞デビューを。
英国人演出家ジョナサン・マンビィと堤真一が再タッグ、舞台「民衆の敵」
英国人演出家ジョナサン・マンビィの演出で、ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの名作戯曲『民衆の敵』が上演される。とある海岸沿いの町で温泉が出現。町は大きな収入源を得て歓喜するが、発見者である医師トマス・ストックマン自身が、温泉の汚染を訴えたことから巻き起こる騒動を描いた作品だ。1882年に書かれた本作は、現代の日本に何を映し出すのだろうか。演出家のマンビィと、医師ストックマン役を演じる堤真一に話を聞いた。
台湾、アートスポット10選
アジア圏の旅行先として人気の台湾。2002年に台湾政府が掲げた「文化創意産業(文創)」政策以降、文化と創造性を結びつけた教育が進み、近年そのアートシーンには注目が集まっている。無料で解放されている美術館には小さな子ども連れも訪れやすく、幼い頃からアートに親しみやすい環境となっているよう。日本人にとってなじみの薄い現代アートも、身近な文化としての発展が目覚ましく、ファンにはぜひ訪れてみてほしい国だ。 2020年には第12回台北ビエンナーレが開催されることから、今後ますます台湾のアートシーンに期待が高まる。ここでは台中にオープンした建築の美しいオペラハウスや、アーティストが集う市場、台北では若者に人気のカルチャーストリートやアートブックを扱う店などを紹介。市場のグルメやマッサージなど、定番人気の楽しみ方以外にも訪れてみてほしいスポットを挙げる。
Time In Tokyo:自宅で楽しめること
世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス感染症。2020年3月25日、東京都知事の小池百合子による記者会見では、都民に向けた対策として週末の不要不急の外出を自粛する要請が発表された。 ここでは自粛要請期間中、自宅でも楽しめるさまざまなカルチャーを紹介する。世界各国のアートシーンのオンラインビューイング、Spotifyで聴くプレイリスト、デリバリーフードなど、この機会にチェックしておきたい情報を随時追加していく。危機的状況の中、自身とまた大切な人の健康を守るためにも、充実した在宅時間を過ごしてほしい。