1. Tea Forte
    Photo: Keisuke Tanigawaティーフォルテ
  2. ginza six
    Photo: Genya Aoki
  3. ジャパンデニム
    画像提供:ジャパンデニム

開業5周年、GINZA SIXで今体験すべき6のこと

銀座エリア最大の商業施設の節目を祝う

テキスト:
Tomomi Nakamura
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タイムアウト東京 >ショッピング&スタイル > 開業5周年、GINZA SIXで今しかできない6のこと

存在感のある店舗が集結し、時代をけん引する銀座の商業施設、GINZA SIX(ギンザ シックス)が2022年4月20日に開業5周年を迎えた。「GINZA SIX as your new destination」をテーマに、ここにしかないもの、ここでしか味わえない体験を追求する同施設は、今年に入って高感度な20の店舗を迎え入れ、期間限定の刺激的なプロモーションも展開する。

ここでは注目の新店などファッション、グルメ、アートなど今押さえておきたい6つの過ごし方を紹介する。

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銀座でしかできない55のこと

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ティーフォルテ

2022年4月5日にオープンしたティーフォルテ(Tea forte)は「現代に合うモダンなスタイルで紅茶を提供したい」という思いから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)出身のデザイナー、ピーター・ヒューイットが手がけたティーブランド。

デザイン性の高いビジュアルは「紅茶の美術品」とも呼ばれる。ユニークな三角形のティーインフューザーは湯に入れても形が崩れず、美しい形状のまま茶葉を蒸らせる。茶葉が開き、湯通しが良い構造になっているので、手軽に本格的な紅茶が入れられるだろう。

同店の紅茶をイートインで楽しみたいなら、上品な味わいの『有機アールグレイ』(968円)がおすすめだ。

物販で展開している、ニューヨークの植物園とコラボレーションした『パラディシングル』(4,968円)は、国内では期間限定で同店でしか購入できない逸品なので忘れずに。

楽園に踏み入れたような華やかな味とパッケージはギフトにも最適である。自分へのご褒美や贈り物を探しているときに立ち寄ってみてほしい。

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ジャパンデニム

国産デニムの8割を生産し、その生産量と縫製、加工技術、手仕事のレベルの高さから、海外のラグジュアリーブランドからも認められる「デニムの聖地」が広島県福山市、岡山県井原市を中心とする備中・備後地域だ。

ジャパンデニム(JAPAN DENIM)は、そんな世界が認める地域の技術力に著名デザイナーの力がプラスされたこれまでになかったデニムコレクションである。

タッグを組むのは全16ブランドで(2022年4月時点)、『ロキト(LOKITHO)』や『レッドカードトーキョー(RED CARD TOKYO)』『ミュベール(MUVEIL)』は直営店限定アイテムも展開する。

薬品や二酸化炭素(CO2)排出削減できる「エコ染色デニム」をはじめ、水を使用しないレザー加工などデニム製品にサステナブルポイントを表記することで、日本のデニムが環境に優しいものであることを明示する。

さらに、製品には産地事業者を明示した下げ札を取り付け、産地を可視化することで安心感を届けるとともに、国内外の消費者やアパレル業界へ産地を広め、付加価値を上げる努力を行っている。

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イータリー銀座店

イタリア発の総合フードマーケットであるイータリー(EATLY)の国内最大級の規模を誇る旗艦店。

ワイン片手に小皿料理を味わえる「ラ・ピアツェッタ」、南~北イタリアの料理が並ぶ「パスタ・エ・ピッツァ」、グリル料理をメインに展開する「ラ・グリーリア」、本格派のエスプレッソが楽しめる「グラン・カフェ・ヴェルニャーノ」に加え、直輸入したチーズやオリーブオイルなど1500の食材が購入できる「マーケット」を1つのエリアを楽しめるところが魅力だ。

今なら「ラ・グリーリア」で、全3品の料理にチョコレートの付いた『GINZA SIX 5周年限定LA GRIGLIA パスタ・フレスカコース』(4,300円)を展開している。

香り高い自家製フレッシュパスタは、カラスミのうま味と菜の花の風味ともちもちとした麺が見事にマッチした逸品。ふわりと軽いゴルゴンゾーラのクリスティーニやトリュフ風味のラザニアなどが盛られた前菜、アプリコットを使用したティラミスにも心躍ること間違いなしだ。 

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ケースリービー

どんなシーンにもマッチするビジネスユニフォームを手に入れたいなら「現代スーツに、超のつく合理性を」をコンセプトに展開するセットアップブランド、ケースリービー(K-3B)へ足を運ぼう。

『LEON(レオン)』をはじめとする男性誌を手がけ、独立した干場義雅がクリエーティブディレクターを務めるセットアップは、世界に誇る『カジナイロン』のテクノロジーから生まれた最新機能素材を使用し、超快適な体感が楽しめる。

忙しいビジネスパーソンがコーディネートに悩まずに済むようトップス、ボトムスはそれぞれナンバリングされ、パンツの下一桁の数字が小さいほどカジュアル、大きい程フォーマルなシーンに合った装いができるというギミックになっている。

2周年記念モデルとなる『0_003_NG 24HR-WEARABLE グラフィックジャケット(カーボンネイビー)』(4万4,000円)は、24時間着ていたくなるストレッチ性素材を使ったジャケット&パンツのセットアップ。快適でいながらパリッとした印象なので、オフィスでも見栄えするだろう。

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銀座 蔦屋書店

アートを中心に日本文化、写真、デザイン、建築、ファッションカルチャーを提案するオルタナティブスペース、銀座 蔦屋書店。5周年を迎えるに当たり同店では「『Alt. 』―Alternative Place to Meet Art & Culture」をテーマに展示とフェアを開催中だ。

店内中央イベントスペースGINZA ATRIUMでは素材のフォルムに有機的なイメージを交差させ、観賞者の視触覚を刺激する新しい彫刻の在り方を打ち出してきた彫刻家、名和晃平の個展『Fountain』が2022年5月8日まで開催されている。

さらに、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家、本城直季の未発表作品の展示や限定販売を実施(5月15日(日)まで)。

写真と絵画の境界線をまたぎながら、デジタルとアナログの両面で表現の拡張を続ける小林健太のイメージを和紙にプリントしたエディション作品(5月8日まで)なども展示しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

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  • ベイカリー・パン屋
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シニフィアン シニフィエ プラス

日本の新しいパン文化をけん引してきたベーカリー、シニフィアン シニフィエ プラス(Signifiant Signifié + plus) と銀座で初めてとんかつ専門店として開店した老舗、とんかつ銀座梅林がコラボレーションした『コラボ カツサンド (BOX入り)』(1,080円)も、ギンザシックス5周年を記念した注目の逸品だ。

パンは、主役級のヒレカツに合わせて厳選。国産小麦、メープルシロップ、発酵バター、海洋深層水などを使って、低温長時間発酵で焼き上げたパンは、通常は店頭で売られていない貴重な食パンである。

しっとりした口当たりは、さっくりジューシーで柔らかな肉質のヒレカツと絶妙にマッチしており、一度食べたら病みつきになること間違いなしだ。

4月20日~5月31日(火)に12時から販売(売り切れ次第終了)という形で展開している。手土産や自分へのご褒美にぴったりの逸品なので、ぜひ一度味わってみてほしい。

銀座をもっと楽しみたいなら……

  • Things to do
  • シティライフ

2022年5月3日(火・祝)、日本橋にあったアートアクアリウム美術館が、アートアクアリウム美術館 GINZAと名称を変え、銀座三越新館に移転オープン。「生命の宿る美術館」をコンセプトに、プロジェクションマッピングや自然美を融合した展示で人気の施設が帰ってくる。

ユニクロのグローバル旗艦店としてオープンから10年の節目を迎えるユニクロ 銀座店が、2021年9月17日(金)にリニューアルオープンする。ブランド理念の「Lifewear」を表現したインスタレーションや初のカフェなど、大きなアップデートを遂げた「新ユニクロ 銀座店」。ここでは、見どころを5つの切り口で紹介する。

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  • Things to do

確かな技術で、日本はもちろん、世界の演奏家からの信頼も熱い総合楽器メーカー、YAMAHA。銀座7丁目にあるヤマハ銀座店は、楽器や楽譜の購入はもちろん、さまざまな角度から音楽への興味を深められる、音楽の体験型店舗だ。ここでは、ヤマハ銀座店の見どころを五つの切り口で紹介。最高の演奏を浴びるのはもちろん、食や最新技術、本など、あらゆる入り口から新しい音の世界を体験しよう。

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高級ブランド店が並び流行の発信地である銀座は、90年以上の歴史を誇る老舗や建物も融合する、魅力的な街だ。近代建築が施されたレトロなビルやショーウィンドーのディスプレーデザインが美しく、ぶらぶら歩くだけでも楽しい。

ここでは、銀座周辺のアートを感じられるスポットを紹介する。今週末は、ショッピングだけではない「銀ぶら」の楽しみを味わおう。

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銀座、アクセシブルガイド
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本記事では、車いすユーザーや高齢者、子ども連れ、大荷物を抱えた観光客などを対象に「誰もが快適に楽しめる銀座」を紹介する。監修を行ったのは、バリアフリーコンサルティング事業を展開する株式会社オーリアルおよびNPO法人アクセシブル・ラボ代表の大塚訓平。銀座駅周辺の「アクセシブル(誰もがアクセス可能)」なレストランやショップ、ギャラリー、商業施設などを入り口の段差や多目的トイレ、オストメイト、ベビーシート、荷物預かり所などの有無を表示するピクトグラムとともにレビューする。

中にはピクトグラムの表記がないヴェニューもあるが、これはソフト面(心や情報)のバリアフリー化が徹底されている店舗。ぜひ、誰もにフレンドリーな銀座を楽しんでほしい。

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