1. ジャパン フード ホール
    画像提供:成田国際空港株式会社
  2. Gyukatsu Kyoto Katsugyu
    Photo: Gyukatsu Kyoto Katsugyu
  3. Sushi Kyotatsu
    Photo: Sushi Kyotatsu

成田空港「ジャパン フード ホール」の注目レストラン5選

人気レストラン10軒が集結、第2ターミナルで贅沢な食事を楽しもう

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
翻訳:
Minami Imai
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 成田空港「ジャパン フード ホール」の注目レストラン5選

フライトの乗り継ぎや遅延による待ち時間は、長くて退屈だ。しかし、成田空港第2ターミナルでは、今後は待ち時間が以前より豊かなものになりそうだ。というのも、2023年9月、出国手続き後エリアに飲食店フロア「ジャパン フード ホール」がオープンした。これまでは、出国手続きをしてしまうと、食事ができる店があまりなかったので、大きな改善と言える。

空港のフードコートは、一般的には軽食を取る場所というイメージがあるが、ここは趣が異なる。出店しているのは、日本各地で人気のレストラン10軒。短い時間でもちょっと贅沢な食事をしたい、という要望を満たしてくれる場所なのだ。寿司や霜降り肉の牛カツ、お好み焼きを堪能して「いざ出発」ということが可能になった。

ここでは、タイムアウト東京英語編集部が勧める5店舗を紹介しよう。

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牛カツ専門チェーンとしてよく知られている「牛カツ京都勝牛」。「カツ」といってもトンカツではなく、同店では牛肉に特化している。

席はカウンターのみというカジュアルなスタイルだが、提供しているのは厳選素材を使用した極上の牛カツだ。定食には白飯、味噌汁、キャベツだけでなく、だしを効かせた特製温卵、みぞれポン酢、だし醤油、山椒塩、牛カツソース、ワサビに加え、「京カレーつけ汁」が付く。このつけ汁は白飯にかけて食べてもおいしい。

成田空港への出店は、「すし京辰」の旅行者に対する人気の高さを雄弁に物語っている。同店は豊洲市場から仕入れる最高級の国産天然生本マグロにこだわり、本格的な江戸前寿司を提供している。

寿司はフライト前の食事に最適だ。手早く食べられる上に、空腹具合によって、2、3貫だけをつまむか、しっかり1人前を食べるかを選ぶこともできる。臨機応変にハイクオリティーな寿司を食べられる「すし京辰」が、時間の制限のある空港内で支持されるのも不思議ではない。

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名古屋の有名店「うなぎ四代目菊川」。運営しているのは創業90年以上の老舗卸問屋だ。鮮度にこだわって厳選したウナギを、丸ごと1本、焼き上げて提供している。

席の前にある窓からは厨房(ちゅうぼう)の中が見え、注文した新鮮なウナギが目の前で捌かれ、備長炭でじっくり火を通される様子をライブで楽しめる。焼き上がったウナギは、外はパリッと、中はふわっとした食感で、香りに食欲をそそられる。同店で味わうべきは、名古屋名物のひつまぶしだ。半分ほど食べたら出汁を注ぎ、茶漬けにして楽しもう。

「鉄板焼 道頓堀 くり田」では、運営元の「ぼてぢゅう」グループが1946年の創業以来牽引してきた、大阪の「粉もん文化」を満喫できる。看板メニューの「元祖お好み焼」や「元祖モダン焼」のほか、特製の熟成麺を使用した「秘伝のソース焼そば」などを提供。出国前に大阪の味を堪能したければ、だしの風味の効いた「大阪たこ焼」も外せない。

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地産地消を掲げる「天ぷら日本橋玉ゐ」では、主に千葉県産の旬の海産物や野菜を使用した天ぷらを提供している。アナゴ専門店として創業した同店の、仕入れにこだわり熟練の技を発揮したアナゴの天ぷらは、唯一無二の一品だ。

極上の日本食を味わいたいなら……

  • レストラン

ラーメンは、厳格なルールに縛られることなくどこでも食べられる日本のソウルフードだ。街の至る所に店があり、東京はラーメンの激戦区でもある。定番といえば、塩、醤油、味噌、豚骨の4種類だが、実験的な味付けでその常識を覆そうとする料理人も増えてきている。

ここではタイムアウト東京英語編集部が選んだ、正統派ラーメンに引けを取らないモダンなラーメンを紹介。リストを参考に、その進化と新たな可能性を感じる一杯を見つけてほしい。

  • レストラン

カツ丼。とんかつを甘辛い割り下で煮込んで、半熟の卵でとじたもの。天丼、親子丼と並ぶ丼メニューの花形として多くの人に親しまれている。

東京ではカツ煮形式ではない「卵でとじないカツ丼」を筆頭に、工夫をこらした「カツ丼」が続々と登場している。ここではそんな独自の進化を遂げた一杯を紹介したい。ぜひ参考にしてほしい。

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  • レストラン
  • 寿司

寿司は主に2つの種類に分かれていると思われがちだ。100円から楽しめる安価な回転寿司と、カウンター越しに1貫ずつ提供される高価な寿司である。後者は東京で味わいたいグルメだが、2〜3万円ほどの出費は覚悟しなければならない。

しかし、カウンターのみの店でふるまわれる「おまかせ寿司」は、必ずしも数万円以上するものだけとは限らない。5,000円以下で季節のおすすめを盛り込んだ、最高級の品が味わえる寿司屋も存在している。ここでは、リーズナブルな料金で絶品の寿司を堪能できる店を紹介しよう。

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