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築地、食べ歩き13選
玉子焼きやメンチカツなど、市場で楽しむチープイート
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日本人はもとより、海外からの観光客にも圧倒的な人気を誇る築地市場。市場が豊洲へ移転されたが、場外市場は築地に残り、まだまだにぎわいがある。ただし「築地魚河岸」としてリニューアルが決まっているので、現在の景色が見られるのは残りわずか。まだ訪れたことがないという人も、この機会に足を運んでみてほしい。名店でしっかり朝食をとるのも良いが、チープイートをつまみながら散策するのも楽しいもの。ここでは食べ歩きにぴったりなメニューを紹介する。
東印度まぐろ商会『まぐろ串焼き』
塩こしょうだけで味付けをした名物『まぐろ串焼き』は、肉厚で柔らかく、口いっぱいにマグロのうま味が広がる。店内のイートインスペースでは、アルコールも注文可能。
マッチャスタンドマルニ『』
抹茶ラテやアイス、深蒸し煎茶などがテイクアウトできるほか、ティーバッグや茶道具なども販売する茶専門店。提供するドリンクには、ガムシロップではなくきび砂糖シロップが使われている。
さのきや『マグロ焼き』
築地場外市場のさのきやで販売されているのは、たい焼きではなく『マグロ焼き』だ。まるまるとしたボディの『本マグロ』(200円)は、餡に十勝産小豆の最高級品種『豊祝』を使用。パリパリ食感の皮は、中は厚みがありふわふわで、薄皮があまり好みではないという人にもおすすめ。もちもちの皮につぶ餡とあんずが入った『中トロ』(220円)なるメニューもある。
築べん
※7月8日から当面の間休業中
カニやイクラ、サーモン、ウニ、マグロなどを贅沢に乗せたいなり寿司を販売する。価格は500~1,000円ほど。『かにイクラ』(500円)は、カニの繊細な甘みとイクラの塩味が絶妙なバランス。食べ歩きにもぴったりだ。
山長『玉子焼き』
創業1949年の老舗玉子焼き専門店。2009年までは寿司屋や料理屋への卸専門であったという。創業時から変わらぬ味の『玉子焼き』を食べきりサイズにカットし、串に刺した『串玉』は、100円という価格もあり、ファストフード感覚で楽める。
斎藤水産『生カキ』
やはり築地に来たら食べたいのが、新鮮な魚介類。斎藤水産では、築地に届いた水産物の中から厳選した商品を販売している。大間などで揚がったまぐろが売りだが、食べ歩きには『生カキ』(300円〜400円)が人気。鮮度抜群の牡蠣は大ぶりで身が厚く、滑らかな舌触り。牡蠣好きには堪らない一品だ
鯨の登美粋『鯨カツ』
クジラ一筋30年の仲買人が仕入れる、築地場外市場、唯一のクジラ専門店。高級でジューシーなクジラをさまざまな調理法で味わうことができる。店内では新鮮なクジラを使った刺身やユッケなどが味わえるが、店頭には『鯨立田揚げ』『鯨ベーコン』なども並ぶ。おすすめはカラシとソースをつけて食べる『鯨カツ』(200円)。
鯨の登美粋『くじらアイス』
鯨の登美粋は、『くじらのアイス屋』という名でアイスクリームの販売も行っている。そのなかでも人気なのが、『しらすアイス』(350円)。ほんのりとした塩気のさっぱりした味わいだが、黒い点々はバニラビーンズではなく、シラスの目。シラスがまるごと入っており食感のアクセントになっている。鯨のアミノ酸成分、バレニンをブレンドした胡麻風味のくじらパウダーを好みのアイスにかけてくれる『くじらアイス』(500円)にして、巨大な鯨、小さなしらすを一度に味わってみるのも良いかもしれない。
紀文『築地揚(磯辺)』
練り物メーカーの大手「紀文」が、同社発祥の地である築地場外に構える本店。職人が店内奥の工房で揚げる、できたての練り物を買うことができる。店頭には、キツネ色に揚がったごぼう天や生姜天、いわしつみれ、げそ揚げなどが所狭しと並んでおり、食欲を刺激する。
大きなカニかまを磯辺揚げにした『築地揚(磯辺)』(230円)は、中に入ったからしマヨネーズが良いアクセントになっている。
吉澤商店『松坂牛メンチカツ』
銘柄牛、黒毛和牛などを扱う精肉店、吉澤商店。ハンバーグ、黒毛和牛の西京漬、メンチカツ、ビフカツ、焼き豚などの加工品も販売しているが、そのなかのひとつが、『松坂牛メンチカツ』(350円)。
松坂牛の肉だけを使った、肉汁がたっぷりと詰まったなんとも贅沢なメンチカツだ。そのほか、ハムカツ、チーズ入りメンチカツなども販売している。
おにぎり屋 丸豊『鯱天』
築地木村屋 ペストリーショップ 『けしあんぱん』
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