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はらまさ
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銀座 きた福
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焼鳥今井

Go To Eat 対象のベストレストラン23選

高級店や老舗、ミシュラン星獲得店で味わう贅沢な食事

作成者: Time Out Tokyo Editors
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このほど開始された「Go To Eat キャンペーン」だが、一体どの店で使えるのかなど不明な点も多いかもしれない。基本的に特定のグルメサイトに「Go To Eat 対象」という表記があれば利用できるのだが、東京には無数のレストランがあり、店選びにも一苦労だ。ここでは、いつもより贅沢したいと思う人に向け、タイムアウト東京が選ぶベストレストラン100の中から対象の店を厳選して紹介する。

なお「プレミアム付食事券」対象の店は東京で発行され次第紹介したい。

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1. 赤寶亭

レストラン 日本料理 原宿

Go To Eat 対象(一休

赤塚真一の作る料理はめったにない「ご馳走」と断言できる。静かな声で話す、眼鏡姿の赤塚は、美しさ、季節感、伝統、そして調和を重んじる日本の高級料理、懐石の東京における第一人者だ。12年前にオープンし、今ではミシュランの二つ星を誇る外苑前の静かな店には、美しい料理を食べるのにぴったりの四つの端正な個室と、静謐(ひつ)な日本庭園を眺められるカウンター席がある。

赤塚が、高校を卒業したころは味噌汁も満足に作れなかったとはにわかには信じがたい。現在の彼は、熟成みその名手としてだけでなく、日本中から集められる、新鮮な魚や海鮮を中心とした季節の食材を組み合わせる天才としても名高い。かつお節やマツタケなども赤塚の得意な素材だ。

そして、これだけ称賛されながらも謙虚さを失わず、「まだまだ改善できるところはあるし、一生、料理を究めることにささげたい」と言えるのが彼のすごいところだ。まさに職人、といったところだが、その味を堪能するには当然のことながら値が張る。夜の『おまかせコース』は飲み物別で1万6,000円ほどから。だが、東京でも指折りの懐石を味わえるのだから価値は十分にある。

2. はらまさ

レストラン 日本料理 四谷三丁目

Go To Eat 対象(一休

東京の一流日本料理店の多くは、内装をシンプルかつ質素に抑える。日本料理の初心者、なかでも欧米の有名店の豪華な店構えに慣れている人ほど、いくらきれいに片付いているとはいえ、大金を払って、狭い部屋で背もたれのない椅子に座る理由が分からないだろう。だが、ひとたび原正太郎の八寸を食べれば、テーブルクロスも豪華な椅子も必要ないと納得できる。はらまさの料理は芸術作品であり、料理だけに集中して味わうのがよいのだ。

八寸の内容は頻繁に変わるが、秋には絶品のカマスの刺し身、香り高いマツタケ、エダマメ、イクラ、ゆでナスのウニ乗せなどが出てくる可能性が高い。もしメニューにあったら、贅沢な神戸牛のカツレツは必ず頼もう。たっぷりの黒トリュフと新鮮な生わさびとともに提供される一口大に切られた肉は、サクサクの薄い衣に包まれ、うっとりとするようなピンク色をしている。

この小さく無駄のない造りの曙橋の店では、全ての料理を客の目の前で調理する。8席しかない明るい木目のカウンター席をぜひとも獲得して、 感動のため息をつこう。

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3. 龍吟

レストラン 日本料理 日比谷

Go To Eat 対象(一休

2018年の「世界のベストレストラン50」では、8度目の入賞となる41位にランクインした龍吟。シェフ山本征治が、伝統の懐石料理と最先端技術を組み合わせて、ドラマチックな皿を作り続ける店だ。

彼の代表料理である『泳がし鮎の炭火焼』や、滑らかなアイスクリームが詰まった色鮮やかな『196度のリンゴあめ』などが楽しめる。想像力に驚かされる芸術でありながら、もちろん味も本物。

4. 意気な寿し処 阿部 虎ノ門ヒルズ店

レストラン 寿司 虎ノ門

Go To Eat 対象(食べログ

寿司はいつ食べてもおいしいと思ってしまうのは、やはり日本人の性(さが)だろうか。阿部で味わえる、夏が旬の岩ガキは、磯の香りとクリーミーさが口一杯に広がり、その幸福感に思わずのけぞってしまう。虎ノ門ヒルズの4階に支店を構える同店は、都内にある6店舗の内のひとつで、高品質な寿司を経験できるくつろぎの空間だ。

大きな窓からはたっぷり光りが差し込み、店内は木を基調にしており温かみがある。天井が高く、開放的な空間にテーブル席とカウンター席、個室も1室設けられているので、接待にも対応可能。にぎり寿司の注文フォームに英語の解説が載っているところも、虎ノ門という環境に柔軟に対応しているからだろう。新潟県産の米と北海道産の新鮮な旬の魚を味わえる阿部での食事は、本物を楽しめるひとときだ。

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5. てんぷら 近藤

レストラン 天ぷら 銀座

Go To Eat 対象(一休

銀座駅から歩いて5分ほどの場所にある天ぷら専門店。御茶ノ水にある山の上のホテル内の「天ぷらと和食 山の上」出身の料理人、近藤の天ぷらを食べれば、天ぷらがフリッターとはまったく異なる食べ物だということが分かるだろう。全てが適切なタイミングで揚げられるため、全国各地から集めた選りすぐりの野菜は、みずみずしさがしっかりと保たれている。築地で仕入れた魚介もしかり。「天ぷらは蒸し料理」と近藤が言う通り、衣をまとわせることで、食材のうま味を逃さずに堪能することができるのだ。

切り株のように大きくカットされたインパクト抜群のサツマイモは、じっくりと時間をかけて揚げていく。火が通るのかと心配になるが、揚げた後の余熱も考慮され、ほっくり。上質なごま油を使用し、確かな技術で揚げた天ぷらは胃もたれの心配もない。

銀座 きた福
銀座 きた福
銀座 きた福

6. 銀座 きた福

レストラン 日本料理 銀座

Go To Eat 対象(一休

靴を脱いで畳に上がった瞬間からぷりぷりのカニの最後の一口を食べ終わるまで、きた福での経験はすべてが格別だ。食事に少なくとも2時間かかるのは、4、5キロほどある大きなタラバガニの甲羅を生きたままはがし、足とはさみを順序よく一本一本さばくには最低でもそれくらい必要だからだ。取り出された身は、ゆで、炭火焼、刺し身などに調理されて出てくる。ただし、すぐに気分が悪くなる人には警告しておく。カニは食べられる直前まであなたの目の前で生きている。

まるで儀式のようなコースの最初に出てくるのは、もちろん刺し身だ。カニの絵が描かれた陶器の皿や、炭焼きのコンロを飾る美しい書など、店の細かいこだわりも素晴らしい。

そして、料理人が客の待ちわびていたカニの心臓を差し出すとき、客は感動で沸き立つ。きた福の食事は決して安くない。しかし、ほかでは味わえない特別な体験ができることを考えたら、価値は十分にある。

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7. 日本橋いづもや

レストラン 日本橋

Go To Eat 対象(一休

背の高いガラス張りの鉄筋ビルがひしめく日本橋に似つかわしくない2階建ての日本家屋でウナギの専門店を営むいづもやは、まるで現代社会から守られているようだ。今の店主は創業者の孫で、店では伝統と静けさ、そしてなによりも日本橋一の高級ウナギが味わえる。ウルメイワシ、野菜天ぷら、馬肉の刺し身などの料理も豊富だが、やはりほとんどの客は1940年代からの店の看板メニューうな重を注文する。価格はウナギの質と大きさによって4,000~7,000円だ。

店の秘伝のタレを塗られて茶色く照りが出るまで炭火で焼かれ、さっと山椒を散らされたウナギは、甘辛くて、やみつきになるおいしさ。いづもやでは店が厳選した九州産のウナギを使う。量はかなり多いが、いづもやでは残しても持ち帰り用に包んでくれる。

Chanko Kuroshio | Time Out Tokyo
Chanko Kuroshio | Time Out Tokyo
Photo: Time Out Tokyo

8. ちゃんこ黒潮

レストラン 鍋料理 神楽坂

Go To Eat 対象(ホットペッパーグルメぐるなび

相撲の力士が巨体を作り上げるために食べるたんぱく質が豊富な鍋、ちゃんこ鍋。この伝統的な料理を味わいたければ、元力士に作ってもらうのが一番だ。神楽坂にあるちゃんこ黒潮では、現役時代に比べると大幅に減量したが現在も伝説的な人物である琴黒潮が歓迎してくれる。

ちゃんこ鍋は、世間で思われているのとは違い、実はとてもヘルシーな料理だ。魚、鶏肉、つくね、豆腐に、タマネギ、ニンジン、パプリカなどの野菜が、鍋にあふれんばかりに投入される。だしのきいたスープは、醤油または味噌仕立て。そんな約4人前あるちゃんこ鍋を、力士1人で完食するというから驚きだ。ちゃんこ黒潮では、ほのかな甘味がある白い麦みそ仕立てのスープを使用する。魚は季節によって異なるが、必ず大きめの切身で提供。鶏肉が唯一の肉だが、2本足で立つ鶏は昔から相撲力士にとって「土俵で手をつかない」という意味で、縁起が良いとされてきたからにほかならない。

さすが相撲向けのボリュームで提供されるだけに、大人数で、かつ真の力士のような姿勢で臨むことを勧める。相撲の記念品に囲まれながら気取らない雰囲気で温かなサービスを満喫できること間違いなしだ。

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9. 焼鳥今井

レストラン 焼き鳥 原宿

Go To Eat 対象(食べログ

焼き鳥は煙たくて、安くて、 冷たいビールで勢いよく流し込み、サッと済ませるものというイメージが主流だろうが、焼鳥今井に行ったことがある人なら、そんなことはないと声を挙げるだろう。オーナーでシェフの今井充史が、鶏から野菜まで厳選し魂を込めて焼いた品々は、味はもちろん、その斬新なアプローチで焼き鳥に対するイメージを刷新してくれる。

今井が考案した独自のコースは、パリパリのバゲットの上に乗せられた上品なのレバーパテから始まり、旬野菜のサラダ、今井が選ぶ6種の焼き鳥、日替わりの野菜グリルで構成される。味付けも、客の雰囲気に合わせて変えているというから驚きだ。天候や飲み物などを考慮し、最高の味付けを決定してくれる。完璧な酒のさかなと言っていいだろう。

種類は多くないものの、厳選されたナチュラルワインも用意されている。ボトルとグラスの両方で楽しむことができるので、合わせてみてほしい。

10. 日本橋 玉ゐ

レストラン 日本料理 日本橋

Go To Eat 対象(食べログ

1953(昭和28)年に建てられた日本家屋を改装して営業しているアナゴ専門店。ここでは迷わずに『あなご箱めし 中箱』をチョイスしよう。というのも、同店ではアナゴの焼き方を、ふんわりとした柔らかさを楽しめる煮上げと、香ばしい風味を楽しめる焼上げの二通りから選ぶことができる。そのため、穴子が2枚乗っている『中箱』を選べば両方の味わいが楽しめるのだ。

まずは、そのままシンプルに。そして好みの薬味と一緒に楽しんだら最後は穴子の焼骨でとった特製だし(別途200円)をかけ、お茶漬けとして締めくくるのが最高の味わい方だ。

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11. 三漁洞

レストラン 日本料理 渋谷

Go To Eat 対象(ホットペッパーグルメ


渋谷再開発に伴い、2018年10月から一時休業していた三漁洞が移転オープン。以前と同じく桜丘町エリアに店を構えることが決定した。三漁洞は50年以上の歴史がある小料理屋で、和服に割烹着の女将が迎えてくれる人気店。メニューに外れはないが、必ず注文したいのは、『冷やし焼きナス』と『ブリ大根』。大きくぶつ切りにした大根が二つ、これ以上煮込むことが不可能と思えるほどやわらかく、しょうゆ色が染み込んでいる。

旬香亭
旬香亭
旬香亭

12. 旬香亭

レストラン 目白

Go To Eat 対象(一休

洋食の起源は日本が初めて世界に門戸を開いた明治時代にあり、旬香亭は長年の試行錯誤を重ねてでき上がった、カツレツ、ステーキ、シチューにフライといった、肉中心の基本メニューを踏襲している。しかし、差がつくのはその高級感だ。使われるのは最高級のオーストラリア産と日本産の牛肉、その風味と柔らかさで名高い赤牛ビーフなど。上品な店内と美しい盛り付けが華を添える。

フランスと日本で修業したシェフの古賀の腕前が分かるのはハンバーグ(ハンブルク式ステーキ)だ。タマネギ、卵、パン粉が使われ、ジューシーで口どけが良い。ブロッコリー、インゲン、ローストポテトが添えられる。

そのほかのメニューにはフランス、ドイツ、イギリス、アメリカ料理の影響が見られるものの、どれも程度の差こそあれ日本流の解釈の中でだいぶ姿を変えている。また、どれも斬新かつ涙を誘発する可能性のある、ウスターソース、ディジョンマスタード、わさび、しょうゆ、グレービーが融合した多文化的な調味料に浸かっているか、それらが添えられている。

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13. ブラザーズ

レストラン ハンバーガー 人形町

Go To Eat 対象(ぐるなび

下町の風情が残る日本橋人形町にある赤い店が、ハンバーガーショップ ブラザーズ(Brozers’)だ。「ハンバーガー=ファーストフード」という認識が高かったころから、オーナーの北浦明雄が試行錯誤して築き上げ、今では東京のグルメバーガー道を語る上で欠かすことができない名店となっている。

同店で一度は挑戦したいメニューが『ロットバーガー』。オーストラリア産のひき肉と和牛の脂身を7:3で合わせたジューシーなパティに、ベーコン、エッグ、チーズ、パイナップルをトッピングした、なんとも欲張りな一品だ。

中勢以 内店
中勢以 内店
中勢以 内店

14. 中勢以 内店

レストラン 文京区

Go To Eat 対象(一休

精肉店を通り抜けて入店するとは、ステーキ屋として素晴らしいコンセプトだ。最高品質の但馬牛熟成肉専門店、中勢以では、数週間おきに新しい牛を仕入れ、精肉店で解体し、牛肉の部位に応じて6週間から6ヶ月かけて熟成させている。

精肉店だけを覗くと、ステンレススチール製ドアの向こうにレストランがあるとは思わないだろう。精肉店で好きな熟成肉を選んで、奥にある店に入る。簡素なコンクリート打ちっぱなしの空間は、まるで保冷室のようだ。

選んだ熟成肉がテーブルに運ばれ、ウェイターから焼き加減を確認されるが、ウェルダンのステーキを注文するような店ではないと覚えておいてほしい。

熟成肉の品質に応じて、料理の値段が高くなるのは覚悟しておきたい。自宅に持ち帰って調理するのとは異なり、レストランで食べると精肉店の肉に30%の追加料金がかかる。最善の価値を求めるのであれば、75グラムの熟成肉を含んだ全6品のコースがおすすめだ。

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15. ファロ

レストラン イタリア料理 代官山

Go To Eat 対象(一休

緑豊かな高級住宅地、代官山の地下にある洞窟のような店で、シェフ樫村仁尊は新しい挑戦に取り組んでいる。スマートでしゃれた居酒屋のような雰囲気の店で作られるイタリアンは、ユニークで素晴らしい。起伏のある天井には木くずが貼られ、樫村とスタッフは店の中央にあるオープンキッチンで輪になって肉料理やパスタを作る。四方向を取り巻いて座る客からは丸見えだ。そして熱い1980年代ロックがBGMに流れる。

レニー・クラヴィッツやヴァン・ヘイレンの曲は激しいが、炭火焼のグリル以外はシルバー一色のキッチンの中で動き回る樫村たちは、優雅なことこの上ない。

しっかりアルデンテの『ミートソース』は必食。また、竹に巻かれて出される『太刀魚のグリル』はとりわけ印象的だ。だが、なんといっても店で一番うまいのは、塊肉を炭火で焼いてからカットする、『豚のバラ肉(ポルケッタ)』。濃厚で味つけは巧み、脂の量もちょうどよくジューシーで香ばしい。細かいところも色々工夫されているので見逃さないようにしよう。

例えば、ジャスミンティーはアルコールを飲まない人が気後れしないように、ワイングラスで出てくる。それから、財布の心配はそこまでする必要はない。炭火焼の肉料理は2,000~3,500円するが、パスタと小皿料理だけにすれば、かなり手頃に食べることができる。

16. ダ オルモ

レストラン イタリア料理 神谷町

Go To Eat 対象(一休

神谷町駅すぐのところに店を構えるダ オルモ(da olmo)では、本格的な北イタリア料理を楽しむことができる。なかでもおすすめなのが自家製麺を使用したパスタだ。パスタ生地の塊をチーズ削りで米のように小さく削り、旬の魚や自家製のドライトマトと合わせた北イタリアの郷土料理ラサは、魚介の味がギュッと染みこんだ味わい深い一品。

また、まるでうどんのようなモチモチ食感のパスタ『但馬牛のボロネーゼ スパゲッティ』も外せない一皿となっている。そのほか、ワインも豊富に揃えられているので、ぜひこちらもあわせて楽しんでほしい。

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17. コンヴィヴィオ

レストラン イタリア料理 千駄ヶ谷

Go To Eat 対象(一休

千駄ヶ谷にある隠れ家のような全20席の店で、辻大輔が特別な時間を提供するコンヴィヴィオ(Convivio)。トスカーナの家庭料理をベースに新しいエッセンスを加えたイタリア料理が味わえる。

月替わりのコースには、地方から取り寄せた季節の食材を主に使用(オリーブオイル、チーズ、加工肉はイタリアから輸入)。彼の才能を証明するスペシャリテ『カーチョ・エ・ぺぺ』は定番となっている。おそらく最もシンプルなパスタでありながら、その味は間違いない。

月替わりのメインディッシュには、鹿児島で育ったトスカーナ産の品種チンタセネーゼ豚を中心に、豚肉が使用されることが多い。ディナーの全10品コースは1万円(別途サービス料10%)だが、まずは4,000円ほどのランチから利用してみるのもおすすめだ。

18. シャントレル

レストラン フランス料理 代々木八幡

Go To Eat 対象(一休ぐるなび

シェフ中田雄介は無類のきのこ好きだ。きのこの名前を自身の代々木八幡のレストランにつけ、ほとんどの料理にきのこを使い、額縁に入れたきのこのトランプを店の壁一面に飾る。独創的なきのこの料理で知られるフランスの地方レストランで修業しただけのことはある腕前で、国産や輸入きのこの驚くべき可能性を見せてくれる。

中田が編み出した『きのこ茶』と贅沢な『フォアグラマカロン』の組み合わせは外せないし、茹でナスとロックフォールチーズのソースで食べる中田特製の『スモークサーモン』も必食だ。

メニューはないが、心配はいらない。中田がコンサルタントになり、自ら客と会話をしながら、普段の食事や食べられないもの、その日の気分などを把握して、一人一人に合った料理を提供する。

ディナーコースは1万円の『おまかせコース』のみ。何を頼んでも、中田が何を出してきても、この店での食事はマジックマッシュルームなみに魔法がかっている。

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レフェルヴェソンス
レフェルヴェソンス
レフェルヴェソンス

19. レフェルヴェソンス

レストラン フランス料理 西麻布

Go To Eat 対象(一休ぐるなび

青山の曲がりくねった裏通りにある長谷寺から西麻布方面に進むと、多くの人が東京のフレンチレストランの頂点と認めるレフェルヴェソンス(L’Effervescence)がある。オーナーシェフの生江史伸が率いる同店は、ミシュラン二つ星を獲得し、アジアのベストレストラン50に3年連続でランクインするなど、国内外から数々の称賛を得ている。主要スタッフは、元々は客だったが同店の料理を愛するあまりに仲間に加わった面々ばかりだ。

確かな実績を積み上げているにもかかわらず、チームを重視する生江はシンプルな目標を追求している。客、スタッフ、自身が幸せであり続けるということ。彼は人生を謳歌することの大切さを信じており、料理を通して人々とコミュニケーションを取っている。ディナーとショーという別の事象であるが、同店で食事をすると、その経験すべてが確実に物語となる。

レフェルヴェソンスという名前自体も、人生を楽しみ、粘り強く夢を追求すれば、偶然にも幸福なできごとが実現するということの重要性を証明している。

20. レドゥー

レストラン フランス料理 中目黒

Go To Eat 対象(食べログ

中目黒駅から徒歩3分の場所に佇むレドゥー(Les deux)は、オーコアンドゥフーから店名を改めてリニューアルオープンした。シェフの山口潤と、妻でソムリエの山口沙知子が歓迎してくれる居心地のいい店では、リラックスしながらも洗練された雰囲気で行き届いたサービスが提供される。フランスのおいしい家庭料理と豊富なワインリストから選べるワインを1〜2本楽しみながら数時間を過ごそう。

黒板のアラカルトメニューは、季節によって多少替わるが、定番メニューもある。『サーモンの瞬間燻製、フレッシュトマトのヴィネグレットソース』は、サーモンを30分ほど自家燻製することで、生の色と柔らかな食感を見事に残しながら繊細な燻製の香りが付き、それに刻んだトマトなどを乗せて提供される。いずれの料理もポーションが大きめなので、ぜひ空腹で訪れたい。

ランチの『季節のおまかせフルコース』は5,500円、ディナーは6,500円と8,500円のコースがある。

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21. 礼華 青鸞居

レストラン 中華料理 外苑前

Go To Eat 対象(食べログ

高級な中国料理なら、外苑前の優雅なレストラン、礼華 青鸞居を勧めたい。オーナーシェフの新山重治は、豊富な経験を持つ東京でも指折りの料理人だ。上海料理を中心に40年以上も中華の世界に身を置き、今でも定期的に中国を訪れて研鑽したり、最新の料理を学んだりしている。礼華 青鸞居では、そんな新山の革新的で美しい料理を存分に味わえる。

前菜メニューには絶品の『スパイシーソーセージ』や繊細な甘さの『鮑の冷製』など、メインには数種類の点心、『北京ダック』(2,000円から)、そして冬の時期には中国産の上海蟹などが並ぶ。

事実、新山は海鮮の名人だ。パリパリの細い米麺で包まれた『蟹爪の唐揚げ』は、相当な技術を感じさせ、見た目も美しい。ヨーロッパワインのリストも充実しており、中国料理店とは思えない。もちろん定番の紹興酒も常備している。ずいぶん前から予約して行く価値のある店だ。5室ある個室のどれかを接待で使いたいなら、なおのこと急いで予約するのがいい。

22. の弥七

レストラン 中華料理 四谷三丁目

Go To Eat 対象(一休

山本眞也は、店の立地は店主の野望に相当するべきだと信じている。高級中華と和のフュージョン料理店を開く土地として選んだのは、最新の流行を生み出すようなエリアではなく荒木町だ。彼が作る料理に最も合うのは、酒好きのために取り揃えた豊富な酒のなかでも、やはり日本酒だ。飲酒とビジネスは、動的な結合という意味では同義かもしれない。

ランチでは油淋鶏などよく見かけるような定番メニューを提供するが、それに比べてディナーは誘惑的だ。夕方遅めに通りかかると入口に貼り出されたシンプルな紙には1万3,200円または1万7,600円、2万5,300円のおまかせコースが書かれている。のおまかせコースが書かれている。

豪華なコースの一部を覗いてみると、四川省と福建省の料理2品が含まれる。『水煮肉片』は、ごま油と花椒が豊かに香るスープに、一口大に切った牛肉、大根、ごぼうを入れて煮込むことで、舌を圧倒するような刺激を抑えて芳醇な味になる。さらに、シェフがアレンジを加えた「仏陀の誘惑」を意味する『仏佛湯』は、仏さえも誘惑するような健康的な魅惑の言葉だ。スープに入る具材は、旬の松茸、銀杏、フカヒレ、牛スジなど。本来は大人数で取り分けて食べるように作られる料理だが、ここでは豊富な食材には妥協することなく、1人前の量に分けて提供している。

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23. ブルガズ アダ

レストラン トルコ料理 麻布十番

Go To Eat 対象(一休

トルコの宮廷料理を継承する料理人は現在20人にも満たない。そんな料理をトルコ国外で唯一楽しめるのが麻布十番のブルガズ アダ(Burgaz Ada)だ。もともとは権力者スルタンの健康を気遣い、宮廷付きの医者と料理人により考案されたという料理は、ハーブやスパイスを多用し、前菜に重きを置いているのが特徴的。

前菜の盛り合わせ約12種は、伝統的な手法で作られているが、美しい現代的な盛り付けはこの店ならでは。もちろん魅力は前菜だけではない。シェフ自慢の一品、『スプリングラムチョップのグリル』は、新鮮な肉を使用するため、秘伝のマリネ液にも焼く直前にさっと浸す程度。オレガノに似た地中海のハーブが爽やかに香る。

もっと食事を楽しみたいなら……

トラノモンヨコチョウ
Photo: Kisa Toyoshima

虎ノ門横丁で押さえたい人気店5選

レストラン

2016年ごろから定着してきた東京のネオ横丁ブーム。かつての、大通りから一本入った横丁でサラリーマンがひっそり飲むイメージから一転。令和時代の「横丁」と言えば大人はもちろん、インスタ映えを狙う若い女性も楽しく飲める、オープンな場所に変わった。初めて虎ノ門横丁を訪れる人に「ここだけはまず押さえてほしい5店」を選んだ。全て回るもよし、まず好きな店から攻めるもよし。適度なディスタンスを保ちながら、秋の夜長を最新横丁で楽しんでみては。

東京、燻製レストラン10選

レストラン

燻製(くんせい)は、塩漬けにした肉や魚を燻煙することで食材を長期保存する調理法として、古代から存在している。先人たちの生活の知恵によって進化し続けた燻製は、今では奥深い調理法として現代人を虜にするようになった。休日に家庭の庭先で、桜のチップなんぞを使って豪快に作るベーコンは確かに美味しいが、料理人が趣向をこらして作る繊細な燻製も1度味わってみてほしい。

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Niagara
ナイアガラ

東京、奇妙なレストラン13選

レストラン

無数のレストランが存在する都市、東京。世界と比較しても多くのミシュランスターを有し、外食時にマズい食事に遭遇する確率は低い。ほとんどの店は品質、そつのないサービス、新鮮な季節の食材で張り合っているが、東京にあるいくつかのレストランは、そこから大分逸れた異なる路線を進んでいる。好奇心クレイジーの路線である。正直な所、街中をしらみつぶしに調査をしたわけではなが、一風変わったフードやドリンク、サービスを提供するレストランを厳選して10軒を紹介しよう。

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