注意! 最新情報の掲載に努めているが、通常とは営業時間などが異なる場合もあるため、外出前に必ず確認してほしい。

オンライン飲み会ベストつまみ8選
ヘルシーでおいしく、手も汚れにくい最強つまみ
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > オンライン飲み会ベストつまみ
テキスト:浅野陽子(フードライター)
※2021年1月6日情報更新
1都3県の緊急事態宣言発出に伴い、自粛中に生まれた新たなトレンド「オンライン飲み会」がまた盛り上がりそうだ。
普段は遠方や海外にいる友人たちと会話ができる、終電を気にしないでいいので楽、ルームウェアのまま飲み会に参加できる、酒以外のコーヒーやお茶なども気兼ねなく飲めるなどと、オンライン飲み会のメリットは多数。苦しいこと続きだった自粛期間の、唯一の楽しい発見とも言えるだろう。
そしてオンライン飲み会に欠かせないのがつまみ。何でもOKだがiPadやパソコンなど端末を操作するため、片手でつまめて手が汚れないものが向いている。さらにおいしく、ヘルシーであれば最高だ。
今回はそんなオンライン飲み会用にベストなつまみが手に入る、都内の店を紹介する。全てオンラインでも購入可能だ。飲み過ぎに注意しつつ(これがリアルな飲み会よりとても難しい)、ウィズコロナ下の新しいコミュニケーションを楽しんでほしい。
センベイ ブラザーズ
江戸川区にある創業50年以上のせんべいメーカー、笠原製菓が手がけるブランド。「せんべいを、おいしく、かっこよく」というコンセプトで人気商品に。 一般的なせんべいよりもサクッ、パリッとしたより軽快な口当たりが特徴的で、『梅かつお』『甘辛七味』『白いり胡麻』などの和のフレーバーのほか、『トリュフ塩』『バジル』『チョレギ』『バター醤油』といった斬新なせんべいを約20種類そろえている。
独特の味わいと軽い食感は、特にせんべいが好きでない人でも一度食べるとハマってしまうだろう。 直営の実店舗はなく、自社のオンラインストアか、新宿のニュウマン(NEWoMan)や東京駅構内の日本百貨店とうきょう、池袋の東武百貨店などで購入できる。オンラインストアでは商品が販売されると即日完売になることも多いが、再入荷時にメールを受け取れるようにすれば、2週間前後で買える。
やわかたこい。
渋谷ヒカリエ地下の東横のれん街にあるせんべいの専門店。「せんべいという日本の食文化を若い世代にも伝えたい」とのコンセプトで老舗メーカーの松﨑煎餅が立ち上げた新ブランドだ。
せんべいは全部で8種類。『しょうゆ』『ざらめ』『カレー』『ソース』の4種のフレーバーがあり、それぞれ『ぬれ煎餅』と『しみ煎餅』を展開する。
ポップでカラフルなパッケージが目を引くが、せんべい自体も美味。しょうゆやざらめ味は定番だが、通常の伝統的なせんべいと比べてさっぱりした味で、続けて食べても飽きない。カレーやソース味は濃厚でパンチがあり、ビールやハイボールなどいろいろな酒と合う。
小島屋
上野アメ横にあるナッツとドライフルーツの専門店。創業70年の老舗で、ナッツは71種類、ドライフルーツは82種類もの商品をそろえる。 ナッツはパリッとしながらもふわっと柔らかい口当たりで、一般的に購入できるナッツと味や香りが別物なのが食べると分かる。
ワインやウイスキー、ハイボールなど、一緒に飲む酒に合わせた最適なナッツなどもあり、晩酌タイムが楽しくなりそうな商品がずらりと並ぶ。迷ったときは店頭のスタッフに気軽に相談を。
ロジ日本橋
食品卸売企業の大手、国分(こくぶ)グループの商品を扱う食のセレクトショップで、大ヒットシリーズ「缶つま」をメインにワインや総菜、つまみなどが購入できる。アワビやウニを使った1万円以上の高級缶詰から、数百円で買える定番商品まで70種類以上をそろえる。
一番人気は『缶つま 広島県産 かき燻製油漬け』(650円)。2位『(同)Smoke 鮭ハラス』(430円)、3位『(同)厚切りベーコンのハニーマスタード味』(430円)と続く。 サバ缶でも『さば味噌イタリアン』(290円)などのユニークな商品も。使う素材も厳選し、缶詰というより「缶に入った贅沢総菜」だ。
中央軒煎餅 本店
1923年(大正12年)創業の老舗のせんべいメーカー。板橋区の本店のほか、全国の百貨店にも支店がある。 農林水産大臣賞を受賞した『中央軒おかき』をはじめ、ラインナップは豊富で長年のファンがいる。
一方、20代女性に大人気でSNSにも投稿多数の『きりのさか 玄米ちっぷす』は『スイートコーン』『トマト&ビネガー』『玉ねぎ』などフレーバーが斬新。ビスコッティを玄米で再現したおかき『リゾコッティ』はワインやコーヒーにも合い、米の香ばしい香りとガリっとした硬めの食感がハマる。 新しい感覚のつまみとして、ホームパーティーやオンライン飲み会でも楽しんでみては。
グルーヴィナッツ 中目黒本店
2014年にオープンした、日本初のナッツ専門店。アーモンドやクルミ、カシューナッツ、ピスタチオなどあらゆるナッツを国内外から厳選して取りそろえる。
パッケージ商品もあるが、店内にある全てのナッツは、一粒単位から好みの量を量り売りで購入可能。オリジナルのミックスナッツを作ることもできる。
店頭でナッツの健康や美容効果に関する質問をする客も多い。正しい知識を伝えられるよう、店のスタッフ全員が定期的に管理栄養士と勉強会を行っているとのこと。
ヌークス フーズ
井の頭通り沿いにあるグラノーラとナッツ、ドライフルーツの専門店。下北沢でカフェを運営していたが、そこで提供する自家製グラノーラが大好評で、2016年に代々木上原に移転しリニューアルオープンした。グラノーラは優しい甘さとザクザクした食感がとても美味。
ナッツ専門店でもあり、ナッツも香り豊かでつまみには最高だ。ドライフルーツも購入できる。いずれも着色料、添加物、保存料は一切不使用。一度食べると良い素材を使っているのも分かる味。近隣の住民や子ども連れの女性を中心に、健康を考える大人がリピートして買っていくとのこと。板橋区の常盤台、伊勢丹新宿店にも店舗がある。
ジーエムティー バイ グッドモーニングトーキョー
目黒通り沿いにあるグラノーラ専門店、ジーエムティー バイ グッドモーニングトーキョー (GMT by Good Morning Tokyo)。「日本初のグラノーラ専門店」として、2010年にアメリカ人オーナーシェフがオープンした。
厳選したオーツ麦などの材料を海外から直輸入し、白砂糖や余分な添加物は極力使用せず作る自家製グラノーラが大人気。海外で食べるようなグラノーラを味わいたい人は、ぜひ一度訪れてほしい。高品質のドライフルーツやナッツも一部販売している。店主曰く「うちのピスタチオは冷凍庫で保存し、凍って冷たいまま食べると食感が絶妙です」とのこと。
ライタープロフィール

ステイホームをもっと楽しもう
世界の名作グルメ映画10選
緊急事態宣言が解除され、飲食店やカラオケ店も営業再開している。東京の街も自粛以前の姿を取り戻しつつあるが、元通りになるにはまだまだ遠いのが旅、特に海外旅行だろう。 もうすぐ夏休みも始まり、本来なら多くの人が毎年計画を立てている時期だった。どうもモヤモヤしてしまうが、ここは気持ちを切り替えて、脳内トリップに出てみてはいかがだろう。
世界に誇る日本食ドキュメンタリー10選
濃厚なうま味に満ちたラーメン、洗練された一貫の寿司、随所に気配りが行き届いた懐石料理、今や世界中がそれらの日本食をこよなく愛している。しかし、これらの料理についてどれほどのことを知っているだろうか。日本料理には料理人の物語、盛りつけの哲学、レシピの歴史、調理の技術、そのほかの計り知れないほどの要素が一皿に込められている。
ミシュラン店やトップシェフの料理動画6選
緊急事態宣言以降、都内の飲食店は続々とテイクアウト販売を開始。しかし東京は案外広く、住宅街に住む人は、繁華街の店のテイクアウトは利用不可というケースが多い。 そこでミシュラン星付き店のシェフなどトップの料理人たちが公開している料理動画を参考に、ワンランク上の自炊に挑戦してみてはどうだろう。
ミシュランガイド掲載店のテイクアウト6選
自粛以前から、東京にはご飯とおかずを合わせた気軽に買えるワインコイン弁当や、鮮魚をたっぷり使った海鮮丼、高価な折詰までさまざまなものがあったが、今ほどテイクアウト需要が高まっている時期はないだろう。 ここではビブグルマン含む、ミシュラン東京2020年の星付き店提供のものに限定して紹介する。
東京、今取り寄せしたい名店の味
「新しい日常」へ向けた取り組みが徐々に広がりつつある今だが、以前と同じような生活スタイルになるのには少し時間がかかりそうだ。そんなときは食の時間を豊かに、大いに楽しむというのはどうだろう。 ここでは、「自分の家は配達範囲ではない」「テイクアウトするには、電車を使わないといけない……」などといった理由で諦めていた人に勧めたい、名店の取り寄せを紹介する。