創立150周年の東京国立博物館、5日間限定で総合文化展無料に

7月20~24日、明治期ガラス工芸や水墨画、子ども向けイベントも

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Time Out Tokyo Editors
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2022年は、東京国立博物館の創立から150周年の節目に当たる。これを記念して同館では、記念展示やイベント、グッズ展開などを予定。その一環として7月20日(水)~24日(日)を無料開館日とする。対象となるのは常設展に当たる「総合文化展」で、観覧を希望する人は誰でも無料だ。

期間中、「総合文化展」では実に多様な作品が鑑賞できる。室町時代の絵師である雪村周継による、一度見たら忘れられない強烈な「蝦蟇鉄拐図」や、生き生きとした馬の表情が楽しい長谷川等伯「牧馬図屏風」、150周年を記念して同館所蔵の明治期のガラス工芸を特集する展示など、一日中いても飽きることはないだろう。

さらに、最終日の24日は「グランドキッズデー」。主に中学生までを対象として、紙芝居や、考古学を身近に感じられる「さわってみよう!考古ハンズオン」、描いた絵を専用ポストから応募するとそのうち150点が記念チケットのデザインとして選ばれる「みんなでつくる記念チケット・お絵描きコーナー」など、イベントがめじろ押しだ。

冷んやりとした館内で、涼を楽しみつつアートに触れてみては。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

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