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野外美術館ランキングが発表、オープンエアで楽しむアートの世界

ウポポイ、網走監獄などがランクイン

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Gassho-zukuri Minkaen, Shirakawa-go
Photo: Wave Dash Co., Ltd.Gassho-zukuri Minkaen, Shirakawa-go
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春になり、屋外でも過ごしやすい日々が続いている。一年で一番気持ちのいいこの季節、新鮮な空気を吸いながら芸術や文化に触れられる散策をしてみてはどうだろう。日本には屋外でアート作品や建造物を展示する、広々としたミュージアムがたくさんある。

地域応援ウェブサイトの生活ガイドは、「野外美術館ランキング」のトップ10を発表した。同サイトは全国の行政サービス情報をベースに、暮らしに役立つさまざまな情報を提供する。ランキングの投票は、生活ガイドの会員によって実施された。

1位 合掌造り民家園(岐阜県、白川村)

Gassho-zukuri Minkaen, Shirakawa-go
Gassho-zukuri Minkaen, Shirakawa-go

1位に輝いたのは、岐阜県白川村にある合掌造り民家園だ。1995年に世界遺産に登録された岐阜の白川郷は、古代から変わらない日本の原風景が魅力の地。園内では、全25棟の建造物を保存公開している。そのうち9棟は、重要文化財に指定されたものだ。保存状態の良いからぶき民家の中に実際足を踏み入れることで、その歴史と文化を垣間見ることができる。

2位 野外民族博物館 リトルワールド(愛知県、犬山市)

Little World, Inuyama
Photo: Wave Dash Co., Ltd.

リトルワールドは、世界各国の民族文化を紹介する野外民族博物館。広大な敷地にヨーロッパやアフリカ、アジアなど、合計23の国の家屋や建築物が立ち並ぶ。世界各国の代表的な料理も堪能することができ、1日散策すれば世界旅行に出かけた気分を味わえる。

3位 霧島アートの森 (鹿児島県、湧水町)

Kirishima Open Air Museum, Yusui
Photo: Wave Dash Co., Ltd.

霧島山麓の高原に位置する霧島アートの森20ヘクタールの広大な敷地に23人の作家たちによるアート作品を展示する。入り口で出迎えてくれるのは、草間彌生の『シャングリラの華』。鮮やかな色彩と水玉模様が特徴の草間の代表作の一つだ。展示されているアートの多くはインタラクティブで直接触れることもでき、子どもたちが遊ぶのにも最適だろう。

3位 江戸東京たてもの園(東京都、小金井市)

Edo Tokyo Open-Air Architectural Museum, Koganei
Photo: Wave Dash Co., Ltd.

同点で3位の江戸東京たてもの園は、1993年に東京都江戸東京博物館の分館としてオープンした野外美術館。園内には江戸時代初期から昭和にかけての歴史的建造物が立ち並ぶ。建物は移築や復元、保存によって昔ながらの姿が保たれており、風情ある商店街や銭湯は見応え抜群だ。

5位 博物館 網走監獄(北海道、網走市)

Abashiri Prison Museum, Abashiri
Photo: Wave Dash Co., Ltd.

明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している博物館。敷地面積は東京ドーム約3.5個分だ。最も古い建物は、約120年前に建てられたもの。「監獄食堂」なるレストランもあり、獄中の食事を体験することができる。 

6位 札幌芸術の森野外美術館(北海道、札幌市)

約40ヘクタールの美しい森林の中にある札幌芸術の森彫刻の森には、国内外64人のアーティストによる合計74点の作品が展示されている。どれも自然に溶け込むような遊び心のあるものばかりだ。美術館のほかにも工芸スタジオや博物館、野外ステージなども併設する。

7位 府中市郷土の森博物館(東京都、府中市)

府中市郷土の森博物館は、府中の自然の中で歴史を学ぶことができる野外民族博物館。敷地内にはプラネタリウムや古民家の復元建築物なども配置されている。夏には約1万株のアジサイが咲き誇る『あじさいまつり』が開催されることでも有名だ。

8位 東武ワールドスクウェア(栃木県、日光市)

鬼怒川温泉にある、世界各国の遺跡や建築物を再現した野外テーマパーク。敷地内は世界の地域ごとに分かれた6つのゾーンで構成されており、ニューヨークの自由の女神やバルセロナのサグラダ・ファミリアなど、世界21カ国、102点の有名建造物が実物の25分の1の大きさのミニチュアで再現されている。

9位 ウポポイ 民族共生象徴空間(北海道、白老郡)

ウポポイ民族共生象徴空間は、アイヌの歴史と文化保存を目的に誕生した国立の施設。アイヌ民族の視点で歴史や文化を紹介する国立アイヌ民族博物館と、体験型の野外博物館、国立民族共生公園で構成されている。アイヌ伝統の舞踊の公演や、自然の中でアイヌ文化を体験するプログラムなど、イベントも満載だ。

10位 北海道開拓の村(北海道、札幌市)

札幌市郊外にある北海道開拓の村は、明治から昭和初期の北海道各地の建造物を展示する野外博物館。建造物は約60棟あり、市街地群、漁村群、農村群、山村群の4つのエリアに分かれている。

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