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東京レインボープライドによる初の常設コミュニティースペース

「代々木公園」周辺で毎年行われている国内最大規模のプライドパレード「Tokyo Pride」。その運営を行う特定非営利活動法人東京レインボープライド(以降、TRP)が、2026年1月16日に常設のコミュニティースペース「Queer Space Tokyo(クィアスペーストウキョウ)」を南青山にオープンさせた。
白を基調にした明るい雰囲気の館内は、LGBTQ+の人々が安心して集い、学びやつながりを生み出せる場所を目指す。今後は、将来設計を考えるためのファイナンス講座や、自分の考えや思いを言葉にするエンパワーメント講座などを開催していく予定だ。
性的少数者の可視化に一役買ってきたTokyo Prideだが、2025年のTokyo Prideでは「学ぶ」「働く」「暮らす」「遊ぶ」
常設のコミュニティースペースを設けることは、そうしたさまざまなテーマに継続的に向き合える点で、大きな強みといえるだろう。
館内は、誰にとっても使いやすいデザインなのが特徴だ。全ての椅子やテーブルは可動式で、将来的にはヨガなど、セクシュアリティーにかかわらず安心して参加できるウェルネスイベントの開催も視野に入れている。
また同施設は、Tokyo Prideをきっかけにつながった人々が再び集まれる場として活用される。TRP共同代表の佐藤ユウコは、同スペースをオープンさせた背景には、2024年に迎えたTokyo Prideの30周年が契機になったと話す。
「TRPには、性的少数者の『可視化』『場作り』『課題の解決』という3つのミッションがあります。代々木公園で開催するTokyo Prideでは、『可視化』のアプローチはできています。ですが、『場作り』と『課題の解決』はどうでしょう。パレードをいかに『日常』につなげていけるのかと考えたとき、30年の節目を迎えたばかりの今が良いタイミングだと思い、開設に踏み切りました」と語った。
館内の家具は、家具販売店・IKEAのソファや照明で揃えられている。IKEAは、多様性や公平性を尊重し、誰もが受け入れられる包括的な組織や社会を実現を目指す「DEI施策」に力を入れる企業としても知られている企業だ。訪れた人は、落ち着いた空間でリラックスした時間が過ごせるだろう。
さらに、スペース内は段差のないバリアフリー仕様。また、耳が聞こえにくい人のために筆談道具を用意するなど、さまざまな配慮がされている点も印象的だ。
最寄駅は表参道駅が最も近いが、歩くと20分近くかかるので、バスの利用がおすすめ。今後、さまざまな講座を毎月展開していく予定なので、詳細は公式Instagramで確認の上、足を運んでみてほしい。
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