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「自由が丘スイーツフォレスト」跡地、4つのレストランやギャラリーを備える

2026年10月9日(金)、「自由が丘スイーツフォレスト」跡地に複合施設「mimimi JIYUGAOKA」がオープンする。「味」「見」「実」の3つのエリアを備え、自由が丘エリア初の「食・アート・農業」が融合した複合カルチャー施設となる。
施設が位置する「ラクール自由が丘」は、かつて日本初のスイーツテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」として全国的に知られ、街の発展に寄与してきた場所。自由が丘の地名は、昭和初期に文化人が集い生まれた歴史を持ち、これまでもトレンドや文化を生み出す街として人気を博してきた。
駅前再開発など街が大きな変革期を迎える中、これまでの歴史やアイデンティティを未来へとつなぐため、地元で60年にわたり街づくりに携わってきた岡田不動産により本施設へと刷新された。文化発信拠点として、自由が丘の新たなスタンダードとなることを目指している。
施設内の「味」エリアには、多彩な4つの新たなレストランが出店する。
銀座「はっこく」の江戸前寿司の確かな技術と、広尾「寿志團」のカジュアルなスタイルを融合した「よはく」。ランチとディナーでそれぞれ「おまかせコース」を用意し、「さわらの酒粕漬け」や「きのこのおひたし」などの「おつまみ」やその時々の旬の握りがバランスよく味わえる。
「LALA PASTA」は、北海道産の小麦に特化し、店内にて粉から作る自家製の生パスタ専門店。イタリアの名店で修行したシェフが目の前で製麺するライブ感と、打ちたて・ゆでたてならではのモチモチとした食感を存分に堪能できる。
華やかなエスニックレストラン「Hoa Hoa」では、10種以上のスープが味わえる薬膳フォーや、ビル内で栽培したフラワーを使用した「花鍋」などを用意。「PAO PAO(生春巻き)」は紅芯大根やエゴマの葉の鮮やかな色彩に、甘めの味付けの中ながら辛みがきいた黒酢の自家製チリソースが絶妙にマッチする一品だ。
「guu table」は昼はデリビュッフェ、夜は創作料理と、時間帯ごとに異なる魅力を届ける。
「見」エリアは、現代アートを中心に音楽やファッション、地域文化が交差するオルタナティブスペース。日常に芸術を浸透させる試みを展開する。
オープンを記念し、奥田雄太の個展「With Gratitude」を開催。さらに奥田のアート作品「bouquet」を料理人が食で表現したオリジナルのメニュー「mimimi bouquet」を「guu table」で提供する。
レストランの中にもアート作品が展示され、食事を楽しみながら作品に触れられる。
施設内には、「味」「見」に続く3つ目の柱として「実」エリアを配置している。ここは、街の中で植物や自然の恵みに触れられる都市型ファームの役割を担う。
水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた「アクアポニックス」を取り入れ、ハーブや野菜だけでなく「ホンモロコ」などの小さな淡水魚の養殖も実施。育てたハーブや野菜はレストランのメニューに使用され、ホンモロコは唐揚げで提供されるなど、ビルの中で循環させる究極の「ビル産ビル消」を体現している。食や自然に対する関心を育む場として、都市における新しい食体験ができるだろう。
食、アート、農業という3つの要素を掛け合わせながら、街の中で新たな文化や体験を育んでいく同施設。スイーツの街として親しまれてきた自由が丘の歴史を受け継ぎながら、これからの100年に向けて、訪れるたびに新しい発見に出合える場所になりそうだ。
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