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バンコクに代わってアジアの大都市がトップに

信じられないかもしれないが、Z世代はもう、スマートフォンをスクロールしているだけのティーンエイジャーばかりではない(もっとも、世代全体のスクリーンタイムはひどい)。今やすっかり社会に出て、「9時5時」の仕事をこなし、家を借りて厄介な大家に対処し、ちゃんと夜遊びする予算をどう捻出するか頭を悩ませている人も多いのだ。
では、Z世代は実際のところ、どこで「いい暮らし」をしているのだろうか。毎年恒例の大規模な都市調査の一環として、世界各地の30歳未満の人々に、自分たちの街での暮らしについて尋ねたところ、その結果はランキングを大きく揺るがすものとなった。2025年に1位だったバンコクは王座を明け渡し、まったく別のアジアの首都が新たにトップに立った。
毎年、タイムアウトでは数千人の都市生活者を対象に調査し、Intrepid Travelと共同で「ベストシティ」のランキングを発表している。ナイトライフから緑地、実際に友達を作りやすいかどうかまで、調査項目は多岐にわたるが、おそらく財布に余裕がなく、人生を模索している20代が都市に求める条件は、暮らしがもう少し安定してから重視するものとはかなり異なると考えられる。
そこで、同じ調査データを改めて分析し、30歳未満の回答だけを抽出。その結果生まれたのが、「Z世代のベストシティ」ランキングだ。
そして2026年、昨年1位だったバンコクを押しのけてトップに立ったのは、日本の首都・東京だ。その理由もよく分かる。調査に回答した東京在住のZ世代は、なんと100%が「日々の暮らしの中に喜びを感じる」と答え、幸福度はランキングに登場する全都市で最高だった。さらに、徒歩で移動しやすく、交通の利便性にも優れ、文化にも気軽に触れられる。東京都の「Welcome Youth」プログラムでは、毎年春に新たな展覧会が無料で楽しめる。
夜の楽しみも、レコードバーから世界トップクラスのバー、クラブまで何でも揃う。朝方までのカラオケや24時間営業の入浴施設のほか、ボウリング、ダーツ、卓球などを1カ所で楽しめる屋内スポーツ施設「スポッチャ」も忘れてはいけない。ただ、東京のナイトライフは30歳未満の89%から高い評価を得た一方、手頃な価格だと答えたのはわずか33%だった。
また、タイムアウトの最新ランキングによると、東京には、現在「世界で最もクールな街」の座に輝くエリア「神保町」もある。
ランキングの2位は、ポルト。コミュニティーの一体感では満点の100%を記録し、ユネスコ世界遺産に登録された旧市街や、美術館・博物館への無料入場も魅力を高めている。
タイムアウトの「ベストシティ」総合ランキングで現在1位のメルボルンは、レストランシーンで満点の100%の支持を集め、カルチャーや街の雰囲気でも高い評価を得て、3位に入った。
トップ5の残る2都市は、カウゲート地区の中世の地下空間に広がるナイトライフシーンが高く評価されたエディンバラと、安全性や新しく移り住んだ人を温かく迎える点で高得点を得た上海だった。
6位以降のランキングは、この特集記事で見られる。
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