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エモ、ゴス、モッズ、ロッカーズ、スケーターなどをフィーチャー

1950年代以降、ティーンエイジャーはしばしば不当な悪評を受けてきた。「理由なき反抗者」から「カウチポテト」「不良少年」、そして「無気力な若者」まで、さまざまなレッテルを貼られてきたのだ。
2020年代に入ると、若者たちは、不安を抱え、繊細で傷つきやすい「スノーフレーク世代」、権利意識が強く、働く意欲に欠ける「スマホ依存者」と決めつけられている。こうした見方に対し、「Museum of Youth Culture」(MOYC)は、「もう十分だ!」と声を上げた。実のところ、我々には若者に感謝すべきことがたくさんあるのだ。
ロンドンで最も新しいミュージアムとなるMOYCが、2026年6月20日にオープンした。同館は、ティーンエイジャーと、彼らの混沌としていて、享楽的で、多感で、反抗的で、ナイーブな側面のすべてに光を当てる。イギリス政府が16歳未満のソーシャルメディア利用禁止を発表してからわずか数日後の開館となり、これ以上ないタイミングといえる。
若者に関する品々を収蔵する、世界初の常設アーカイブだ。1990年代後半に雑誌『Sleazenation』を運営していた写真家、ジョン・スウィンステッド(Jon Swinstead)によって1997年に設立し、写真、フライヤー、そして人々の物語を保存する草の根の取り組みとして始まった。その後、デジタルアーカイブとして、2015年に一般公開された。
設立からおよそ30年を経て、今回が同館にとって初のフィジカルスペースとなる。コレクションは、イギリス、ヨーロッパ、そしてそのほかの地域にまたがる、1世紀以上にわたるユースカルチャーの歴史を網羅。一般の人々から集められ、寄せられた写真や品々を通して、実際の人生に根ざした、前向きで、ユーモラスで、心を動かす物語を伝える。
カムデン・ロード駅のすぐ近くの再開発区画にある複合施設「St Pancras Campus 」内に位置する、複数のスペースにまたがる、インタラクティブなミュージアムだ。
入館は無料で、1階の入り口には、マーク・ウィガン(Mark Wigan)が手がけた特注のネオンイラストで飾られたカフェバーとグッズショップがあり、カムデンのナイトライフにまつわるフライヤーや写真のギャラリーも設けられている。さまざまなサブカルチャーのキャラクターたちが配置された、アーティストのケイティ・タウン(Katie Town)による特注のテーブルサッカー台も見逃せない。
その下の階には、さらに2つのギャラリーがある。一つは常設コレクション、もう一つは企画展のためのスペースだ。地下に広がるこの空間は照明を落とした造りで、クラブのような雰囲気を漂わせている。
色鮮やかな常設コレクションでは、写真、ファッション、当時の機器、オーラルヒストリー、その他のエフェメラを通して、ティーンエイジャーの歴史をたどることができる。
取り上げているサブカルチャーは実にさまざま。エモ、テディボーイ、ゴス、モッズ、ロッカーズ、スケーター、ニューメタルヘッズ、ブレイクダンサー、K-POPファンなどに加え、さらに幅広い若者文化を紹介している。
この展示空間でひときわ目を引くのは、1985年にノッティングヒル・カーニバルで初の女性DJとなったリネット・カマラ(Linett Kamala)が制作した、巨大な特注サウンドシステム。ティーンエイジャーがどのように集まり、コミュニケーションを取り、自らのアイデンティティを築いていくのかに目を向けながら、繁華街の重要性を探り、違法レイヴカルチャーの物語を伝える。
さらに、本物そっくりに再現された電話ボックスを通じて、来館者が自分のお気に入りの10代の思い出を共有し、録音できるようになっている。
2つ目の展示スペースで見られる、MOYCの16〜23歳の若者からなるユースコレクティブと共同でキュレーションされた初の企画展「Things I Lied to My Parents About」だ。
私たちが親につく嘘を、見事かつユーモラスに掘り下げるこの展示では、嘘は必ずしも悪いものではなく、ティーンエイジャーが少しルールを曲げながら自分が何者なのかを見つけていくために必要なものとして取り上げ、学校のブレザーに隠したお菓子から、夜の外出を親に許されなかった南アジア系のティーンエイジャーたちが開いた秘密の日中パーティー「daytimers」の台頭まで、幅広いテーマを紹介する。
さらに、ティーンエイジャーの寝室を再現した部屋、次の外出アイデア、例えば「バービカン・コンサバトリーを訪れる」といった提案を出してくれるカプセル自販機、そしてチャーリーXCX(Charli xcx)、ケシャ(Kesha)、LMFAOなどのたまらなくノスタルジック
楽曲が大音量で流れている。
企画展のハイライトは、人々が10代の頃についた最大級の嘘について詳しく記した、心温まる大胆な手書きのエピソードの数々だ。そこには、こっそりロンドンの抗議デモに参加したら、結局ITVニュースに映ってしまった話、初恋と失恋の話、ブリクストン・アカデミーでパンクのライブを見るために祖父母の家を抜け出した話などが含まれている。
これらのエピソードを読んでいると、自分自身の核となる記憶が呼び覚まされるのを感じる。突然、16歳の頃に引き戻されるのだ。母親には友人ヘレンの家に泊まると言いながら、実際には、親しみを込めて「クラック・デン」と呼んでいたコーンウォールの農場で、ドラムンベースに合わせてレイヴをしていたあの頃へ……。
明らかに愛情を込めてキュレーションされたMOYCは、ティーンエイジャーとしての日々に捧げる、喜びに満ちた賛歌だ。過去を記念するだけでなく、現在にも目を向け、若者たちの人生がリアルタイムで展開していく様子を記録している。
年齢に関係なく、ここを訪れればきっと目頭が熱くなり、古き良き日々を振り返ることになるだろう。何しろ、我々は皆、かつて若者だったのだから。
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