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2025年8月14日(木)に、「ハリー・ポッター」シリーズの新たな拠点「ハリー ポッター ショップ 原宿」がついにオープン。ロンドン、ニューヨークに続く世界3都市目の旗艦店として、日本のファンにとっては待望の聖地となりそうだ。「明治神宮前駅」に直結し、表参道の中心地にありながら約900平方メートルの広さを誇る。グッズ販売だけでなく、フォトスポットや映画で使用された小道具展示、限定フードの販売など、見どころも盛りだくさんだ。
訪れた瞬間から「マグル」の日常を忘れさせてくれる、魔法にあふれた同施設の魅力を紹介していく。
バックビークが出迎える1階

ホグワーツの魔法の地図「忍びの地図」が描かれた外壁からエントランスを抜けると、店内には作中の「禁じられた森」をモチーフにした幻想的な空間が広がる。すでに気分は魔法使いだ。商品の棚や周りにも装飾や仕掛けが詰まっていて、時間を忘れて鑑賞したくなる。
ハグリッドが飼育している魔法動物「ヒッポグリフ」のバックビークがゲストを出迎えてくれる。映画のセットを手がけたスタッフが実寸大で制作し、羽根の質感や鋭い眼差しまで再現された姿に、息をのむような存在感が漂う。足元には柵やカボチャが配され、ハグリッドの庭に迷い込んだようだ。

このフロアではホグワーツの4つの寮にちなんだグッズと、原宿限定グッズが揃う。それぞれ、Tシャツやスウェット、キャップなどのアパレルアイテムのほかに、マグカップや文房具、ぬいぐるみなど日用品も幅広く展開。原宿限定のトートバッグは、土産にぴったりだ。
マジカルなエスカレーターで2階へ

バックビークに挨拶したあとは、エスカレーターに乗って2階へ登る。辺りは急に暗くなり、「禁じられた森」に少し不気味な夜がやってくる。目を凝らすと、フクロウをはじめ、森に住むさまざまな動物や植物が隠されていて、ついエスカレーターを降りるのが惜しくなる。
2階は、装飾もそれぞれ異なる4つの売り場があり、ファンタジックな横丁を練り歩いているような気分になる。

「ミナリマ」では、ホグワーツの教科書や「忍びの地図」、指名手配ポスターなど、映画に登場するグラフィックデザインを担当したデザインチーム「ミナリマ」のアート作品を購入できる。
菓子売り場の「コンフェクショナリー」は、ホグワーツの生徒たちが愛してやまない菓子店「ハニーデュークス」をイメージ。お馴染みの「百味ビーンズ」や「カエルチョコレート」、「ドルーブル風船ガム」など作中に登場した菓子をはじめ、土産にぴったりなチョコレートやクッキーを取り揃える。

杖のカウンターでは、スタッフが杖の説明をしたり、一緒に杖を選んでくれる。キャラクターで選ぶもよし、デザインで選ぶもよし、自分の性格に向いている杖を選ぶもよし。ローブやネクタイ、セーターなどホグワーツ生に欠かせないグッズはここでゲットできる。ローブには名前を刺繍できるので、自分の名前や友人とのグループ名、推しの名前をオーダーして楽しもう。

限定スイーツで魔法チャージ

たくさんのグッズを見たあとは、「バタービールバー」で休憩しよう。定番の「バタービール」はもちろん、原宿限定で「バタービールアイス」と「バックビークまん〜ピザフレーバー〜」を提供。バタービールアイスは、塩キャラメルの濃厚な風味とたっぷり載ったホイップクリームでとことんスイートな気分になれる。ピザ味のバックビークまんは、バタービールとの相性も抜群だ。
無数に隠されている宝を探す

店内には、小道具の展示や装飾の他にも、覗き穴の中に妖精がいたり、金のスニッチが浮かんでいたりと小さな宝物が無数に隠されている。買い物を楽しみながら、お気に入りの宝を探すのも醍醐味(だいごみ)だ。
魔法のアイテムを手に入れ、バタービールで一息ついたら、日常へと帰る時間がやってくる。しかし、店を出たあとも、解けきらない余韻が心に漂う。マグルも魔法使いも楽しめる同店で、魔法のひと時を過ごしてみては。
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