今年も花見は自粛を、「千代田のさくらまつり」開催中止に

新型コロナウイルスの流行が拡大してから、はや1年がたとうとしている。現在の2度目の緊急事態宣言が発令されているが、すぐには収まりそうにない。例年通りに春の風物詩を楽しめるかどうかも、まだ見当がつかないだろう。今年の桜の開花予想が発表されたとはいえ、さっそく桜祭り中止のニュースが入った。

千代田区観光協会は、都内最大級の桜祭り『千代田のさくらまつり』の開催中止を発表。例年、皇居にほど近い千鳥ヶ淵緑道で開催され、100万人以上の来場者でにぎわうイベントだ。

3月下旬から4月上旬にかけて、全長約700メートルの遊歩道に沿って約260本のピンク色に染まった桜を楽しむことができるが、今年は夜桜ライトアップや千鳥ヶ淵ボート場の夜間特別営業は中止される。それに加え、観光ガイドや無料シャトルバス、臨時観光案内所などのサービスも取り止めとなった。しかし主催者側は、千鳥ヶ淵ボート場のオンラインによる予約制の導入など、通常営業の運用方法を検討している。

なお桜開花の様子は、YouTubeのライブ配信動画で自宅から視聴可能。桜並木の移り変わる様子をチェックしてみよう。

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