Chelsea Factory
Photograph: Courtesy of Chelsea Factory

ニューヨークのチェルシーに新文化施設がオープン

ポストコロナのアーティスト活動を支援

テキスト:
Anna Rahmanan
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2021年11月、ニューヨークのチェルシー地区に新しい文化施設、Chelsea Factoryが誕生した。

この施設の目的はポストコロナ時代におけるアーティスト支援で、ニューヨークに拠点を置くアーティストやコミュニティーグループに、リハーサルやパフォーマンス、コラボレーションのためのスペースを低料金で提供する。施設の運営期間は5年間の予定だ。

Chelsea Factoryが入る建物は、26thストリートのWest 547番地にあるチェルシー地区でもよく知られた物件。ここは、かつてダンスカンパニーであるCedar Lake Contemporary Balletの拠点だった場所で、著名な写真家のアニー・リーボヴィッツがスタジオとして使っていた時期もある。

Chelsea Factory創設者であり理事長のジム・ハーバートは、公式声明の中で次のように述べている。

「この2年間で、多くのアーティストがニューヨークを去り、多くの文化施設やコミュニティー施設が閉鎖されました。私たちは、これらの人々のパンデミック後の復興を加速させるための起業家的アプローチとして、Chelsea Factoryを設立したのです。アーティストや団体は、興行収入や個人パトロンの助成プログラムに頼ることなく、財政的にも創造的にも自由に野心的なアイデアを追求できます」

施設内部には統合可能な2つのパフォーマンスや展示のための空間があり、収容人数は合計で350人ほど。テクノロジー、アート、フード、サウンド、ファッションなど、さまざまな分野のコミュニティーグループの利用を想定している。資金面は社会貢献資金、企業とのパートナーシップ、プライベート貸し出しの収入などで賄っていくという。

すでに始まっているオープン記念のレジデンスプログラムには、振付家、劇作家、作家、作曲家、監督、脚本家などが参加。彼らアーティストへは1万ドル(約114万円)の助成金のほか、スタジオや制作面でのサポートも提供する。

一般向けパフォーマンスプログラムなどは、2022年1月から開始する予定。

原文はこちら

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