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元吉本興業会⻑・⼤﨑洋が広域通信制⾼校『⾬ニモマケズ⾼等学校』校⻑に就任

2027年4月開校、運営陣には『サクラ大戦』クリエーター、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士など

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 雨ニモマケズ高等学校
Photo: Genya Aoki | 雨ニモマケズ高等学校の運営陣
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元吉本興業会長の大﨑洋が、2027年4月に開校予定の広域通信制高校「雨ニモマケズ高等学校」の校長に就任する。2026年5月1日、市ヶ谷某所で合同取会が開催され、その詳細が明らかにされた。

 雨ニモマケズ高等学校
Photo: Genya Aoki大﨑洋

同校は「そのままのあなたでおいで」をコンセプトに掲げ、さまざまな事情でこれまで学校に来られなかった人、自分のページで学びたい人、スポーツや芸能など学外活動に時間を費やしたい人などといった多様な生徒を受け入れる教育環境を目指す。本校は広島県呉市にある廃校をリノベーション。そのほか、広島の「紙屋町西」電停すぐのパセーラ広島内および大阪駅直結の「ナレッジキャピタル」内と東京の3拠点を設ける。3780人を定員とし、47都道府県とタイ王国から生徒を募集する。

単位制・広域通信制を採用しており、毎日の登校不要、個別の学習計画、ICTツールを活用し、タブレットやPCなどで学習できるなど、自由度の高い学習スタイルだ。

また、運営体制に多彩なジャンルの専門家が名を連ねているのも大きな特徴である。バンコクにインターナショナル園「SP International Preschool(SP幼稚園)」を持つ学校法人幸和学園などの理事長を務める新谷耕平が理事長を務める。

副校長には、ヒット作『サクラ大戦』などを生み出したマルチクリエイターの広井王子と、世界で2番目に小さな国であるニウエの首相補佐官として国交樹立に尽力したTaiichi Foxが就任。Taiichiは、ロシア、上海、クロアチア、スリランカ、マカオなど世界中で事業を起業し、なんと北極に寿司屋を開設した経歴を持ち、文字通り「世界を飛び回ってきた」人物だ。このほか、特別教授には、SNSマーケティングの第一人者でリデル代表の福田晃一が名を連ねる。

名誉顧問には、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士とともに、「リノベーションまちづくり」の旗振り役である都市再生プロデューサーの清水義次が就任した。清水は、神田の公設民営型オフィス「ちよだプラットフォームスクウェア」の立ち上げや、全国100都市以上に広がる「リノベーションスクール」の仕組みを構築した実績を持ち、街の経営を再建する手法は、同校と連携した学習拠点を各地に作る形でも生かすことが期待される。教育施設、コワーキングスペース、公共施設における平日の有休時間などを利用して、各地で生徒が安心して学習・交流ができる「場」づくりも推進していく。

大崎は、「一人ぼっちではない、と思える環境を作ってあげたい」と校長就任に際しての胸の内を語った。

カリキュラムは未定だが、企業連携事業を推進すると福田は語る。生徒のキャリア感を育むための職場体験、インターンシップをはじめ、在校生と社会人が混ざった部活動などで、実社会との双方向的な取り組みを目指していく。授業料を稼ぐようなカリキュラムなども構想しているという。

広井は、生徒がチームを組んで経営者になりAI社員を働かせる体験など、AI技術を用いたカリキュラムに意欲を見せた。一体どんな学校が誕生するのか、今後の動向にこれからも注目したい。

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