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Photo: MorookaManabu

東京、ゴールデンウィークに行くべき音楽イベント

Larry Heard来日やタイムアウトカフェ周年イベントなどを紹介

テキスト:
Kosuke Hori
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大型連休の予定はぎっしりと埋まっているだろうか。どう過ごすか悩む日は、パーティーへ繰り出そう。

歌舞伎町「ゼロトウキョウ(ZEROTOKYO)」は1周年を迎える。恵比寿「リキッドルーム」の2階にある「タイムアウトカフェ&ダイナー」は、15周年アニバーサリーパーティーの最終回を2024年5月5日(日・祝)に開催する。

そのほか、神田「ポラリス(POLARIS)」では7日間にわたりアンビエントを多角的に検証する「MIMINOIMI」が、5月6日(月・振休)からスタート。バリエーション豊かな東京の音楽シーンを楽しんでほしい。

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  • ナイトライフ
  • クラブ
  • 新宿

「東急歌舞伎町タワー」の地下2階から地下4階、3フロアに、5エリア構成のクラブ「ゼロトウキョウ」がオープン。国内勢だけでなく、海外アーティストもブッキングする。

フロアには、カナダのブランド「Adamson Systems Engineering」のスピーカーを100本以上設置。「COSMIC LAB」のシステムによる照明は没入感を味わえるだろう。音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスが交差する「好きを極める」場を訪れてみては。

4月26日(金)
ASOBIZA
Daoko、ケンモチヒデフミ、kz(livetune)、RAM RIDER、TAKU INOUE、WATARU、DJ WILDPARTY、etc.

5月3日(金・祝)
ZEROTOKYO Anniversary Brodinski
Brodinski、Loota、ralph、JUMADIBA、Kiri、ShioriyBradshaw、etc.

  • クラブ
  • 青山

2016年8月にオープンした、音響を徹底的にこだわった多目的スペース。メインフロアには、高品質の調音パネルで調節されたルームアコースティック(空間の響き)と世界初となるアルミハニカム平面駆動ユニットを採用したスピーカーが設置。最新鋭、最高峰の音響で音楽を楽しめる。

毎週、ハウス・テクノミュージック界で活躍するえりすぐりの国内外アーティストをブッキングして東京のナイトライフを盛り上げる、東京を代表するクラブの一つだ。

​​4月27日(土)
LARRY HEARD A.K.A MR.FINGERS
Larry Heard aka Mr.Fingers、CYK、SHOTAROMAEDA、SATOSHI MATSUI、Pixie、Hikaru Abe

5月3日(金・祝)
Mind Off - 10th Anniversary
ADIEL

5月4日(土・祝)
Jasper James
Jasper James、etc.

5月5日(日・祝)
Kangding Ray
Kangding Ray、etc.

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  • クラブ
  • 渋谷

2013年に惜しまれつつ閉店したクラブ「LOOP」のメンバーが、青山通りに立ち上げたクラブ兼カフェ。「Back to Basic」をコンセプトに、アナログなサウンドシステムと、DJ NoriやToshio MatsuuraなどベテランのDJにより、「原点回帰」したクラブ本来の魅力を感じることができる場となっている。

日中はカフェ兼バーとして営業しており、フリーWi-Fiを設置。食事の持ち込みも可能なので、待ち合わせやノマドワークでも重宝する場所だ。

4月27日(土)
Bound for Everywhere
Calm、jef、Shuhei Nishiwaki

  • レストラン
  • 恵比寿

2009年春、恵比寿にオープンした新しいトレンドの発信地。世界108都市39カ国でカルチャーをけん引する雑誌「タイムアウト(Time Out)」と、東京の最先端の文化を発信するライブスペース「リキッドルーム」とのコラボレーションにより、世界中から人と文化が集うスペースとして、カフェの営業のみならず、さまざまなイベントを行なっている。

驚異的な速度で文化が進化していく今日の東京において、東京と世界の「今」が出合い、またそこから新しいものが生まれていく。タイムアウトカフェ&ダイナーは、そんな国際的な文化の中心点の一つだ。

5月5日(日・祝)
Time Out Cafe Anniversary minimal disco house
Keiichi Ejima(sakanaction/NF)、Shōtaro Aoyama(Hyōgu/NF)、YonYon、Dr.Pay、SAMO(FULLHOUSE)

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  • ナイトライフ
  • 渋谷

渋谷のライブハウス「Spotify O-East」とDJバー「東間屋(Azumaya)」がタッグを組んだ、テクノとハウスミュージック愛好家のためのナイトヴェニュー。すでにDJ NOBU、Floating Points、DJ Harvey、Amelie Lens & Laurent Garnierなど世界的に有名なアーティストをホストしており、今後もさらに多くのアーティストが出演予定だ。

ほとんどのイベントは同ヴェニューで開催されるが、近隣の会場と共同イベントも開催されている。

4月28日(日)
Beatchild Anniversary
IO、Gottz、Shurkn Pap & Taiyoh、KM、MARZY、DJ ZAI、Tokio、hyori

  • 音楽
  • 下北沢

2020年にオープンした「LIVE HAUS(リヴハウス)」。店名には「生きる家」という意味が込められている。インディーバンドやDJが日夜出演し、クラブシーンとも深く接続している点も特徴だ。

キャパシティーは約100人。旧来のライブハウスがとっていた、出演者側に開催費用を負担させるノルマ制を廃するなど、先進的な取り組みでも注目を集めている。

4月26日(金)
kovačroom at LIVE HAUS -Each Color, Know, see, play with it of each, mingle.-
halves、myein、rilium、Sofar、viw、Yuri from PADO

5月4日(土・祝)
超伝導 DAY2 meets SUGAR FACTORY X
ワンチャイコネクション、AKKANBABYS、Hazy Sour Cherry、for sibyl、The Keeley、WETNAP、Kill me elk、Slowmarico、OCHA∞ME、Three Ring Circus、MEGA X、DJ JUDY

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  • 音楽
  • 音楽会場
  • 竹橋

バリアフリーで開放感あふれるライブハウスの神田「ポラリス」。内装はVJが映えるように白く塗られており、着席で45人、スタンディングで70人のキャパシティーを有する。

ビルの1階に面していて、車椅子でも乗り入れができるバリアフリーがうれしい。多目的トイレも設営中だ。昼はランチ営業、ライブがない日はバー営業を予定しており、野菜市なども行う。

即興演奏やアバンギャルドな音楽家に加えて、シンガーソングライターが出演する公演が多い。ライブのほかに、トークショーなども開催する。

5月6日(月・振休)
MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY1 “サウンドスケープから環境音楽を問う”
鳥越けい子、永田壮一郎、小沼純一

  • Things to do
  • 恵比寿

「恵比寿ガーデンプレイス時計広場」で、DJによる音楽とビールやナチュラルワインを楽しむ野外イベントが今年も開催。

日本のヒップホップアーティスト・Muro、ジャズDJのKoko、ソウルDJ・DJ Sarasa、先日惜しまれつつも解散したロックバンドCHAIのメンバー・YUNA、SOIL&"PIMP"SESSIONSのSHACHOなど、総勢28組のミュージシャンがグッドミュージックをかける。

テラスにはテイクアウトスタンドもあり、ニューオーリンズスタイルの揚げドーナツであるベニエ(各250円、以下全て税込み)、パニーニサンド(700円)、フライドポテト(700円)、ソーセージの盛り合わせ(1,000円)などが注文できる。ドリンクはナチュラルワイン(900円~)、カクテル(850円)、エビスビール(750円)などが揃う。

タイムテーブルや出演者の詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。

※14時00分〜22時00分/入場無料

もっと踊りたいなら......

  • 音楽

新生活が始まる4月にも、足を運ぶべきパーティーが揃っている。

注目は、15周年を迎える恵比寿「リキッドルーム」の2階にある「タイムアウトカフェ&ダイナー」のアニバーサリー。全4公演には、tofubeatsやさとうもか、Campanella、サカナクションのKeiichi Ejimaらが出演する。

そのほか、渋谷「WOMB」で行われる「Rainbow Disco Club 15 Years in Tokyo」や、
リキッドルームの「RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ」は、ミュージックラバーなら見逃せないイベントだ。新しい音楽に出合う春にしよう。

  • 音楽

今年もいよいよ本格的な音楽フェスティバルの季節が到来。夏の過酷な暑さでの参戦に気が乗らない人は、過ごしやすい5月に足を運んでみるのもいいかもしれない。

本記事では、東京近郊で行われる見逃せないイベントを紹介。ゴールデンウィークはもちろん、初夏を目一杯楽しみたいなら、音の鳴る場所へ遊びに行こう。

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  • 音楽

2010年代後半以降、「東京オリンピック」に向けたインバウンド需要を求め、渋谷を中心に音の良いDJバーがいくつも登場した。平日、週末関係なく深夜営業するクラブやDJバーの間を「ハシゴ」して楽しむことも珍しくはなくなった。

その一方で、コロナ禍中に「Contact」や「VISION」といったグローバルハーツ系列、「LOUNGE NEO」をはじめとする「clubasia」系列の中〜大型のクラブが相次いで閉店。出演者の多い大規模のパーティーに朝まで滞在する……というよりも、小〜中規模のイベントを移動するスタイルで朝を迎えるパーティフリークが一層増えたように思う。

そしてコロナ禍が収束し始めた現在、「ダンスミュージックが盛んなエリア」は渋谷だけではなく東京各所に点在している。ここ数年でオープンした店舗同士が、グループの域を越えて連携しながらサーキット(回遊)イベントを計画するなどのムーブメントも局所的に起きている。クラブやDJバー間の「ハシゴ」は、コロナ以前よりもっとスタンダードな遊び方になっていくのかもしれない。

では、あまり大きなタクシー移動をせず、スマートに回遊するにはどういったルートを組めば良いのだろうか。この記事では地域ごとに区切りながら、おすすめの回遊コースを紹介する。

  • 音楽

ライブハウスやクラブなど、ミュージックヴェニューがひしめく街、下北沢。目当てのバンドやDJがいる時に遊びに行くことも多いだろう。ひとまず景気付けにビールを注文する人が多いかもしれないが、少しだけ待ってほしい。その店のオリジナルドリンクやこだわって仕入れている酒をぜひ試してみてほしいのだ。

公演終了後にバー営業を行う会場もあり、普段はなかなか話せない箱のスタッフとの交流も楽しめるかもしれない。また、クラブやライブハウスに加えて、音楽とじっくり向き合えるミュージックバーも紹介する。それぞれ個性にあふれており、ミュージックラバーにはたまらないだろう。酒と音楽を通して、下北沢で特別な夜を過ごしてみては。

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  • 音楽

小川町、淡路町、新御茶ノ水など、神保町エリアのどの駅からも近く、アクセスが良いライブハウスの神田「ポラリス(POLARIS)」。2018年にグッドデザイン賞を受賞したビルの1階で、バリアフリーかつガラス張りで、開放感あふれる空間が魅力的だ。キャパシティーは着席で45人、スタンディングで70人。夜になると暖色系の明かりが漏れ、浮かび上がるような温もりのある店内で、運営代表のかとうみほにインタビューした。

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