針で引っかいて音を出すというアナログなレコードの手法に、ジャズの音は非常に合う。そして、そこにアルコールが加われば言うまでもない。
本記事では、モダンやニューオリンズジャズを流す老舗はもちろん、フリーやDJカルチャーを通過した新時代のジャズを流すヴェニューも紹介。ジャズという音楽の奥深さにきっと気づかされることだろう。もちろん深いことは考えず、ただ音に身を委ねるのも一興だ。本記事で新たな出合いがあることを願う。

現代ジャズ重要シンガーから台湾ディーバ、ロンドンの風を感じるクラブイベントまで紹介
タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、10月に行くべきジャズイベント5選
ジャズとは何だろう。スウィングからヒップホップ、アンビエントまでを飲み込む、謎に満ちた音楽だ。10月も東京には、国境を越えた出会いや予想外な響きがあふれている。
オーストラリア出身でここ東京を拠点とするベーシストによる3デイズ公演からロンドンの雰囲気を感じられるジャズダンスイベント、「南米」をルーツとするジャズギタリストの共演まで。本記事では芸術の秋にふさわしい、ジャズの多様性を映し出す5つの公演を紹介する。
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針で引っかいて音を出すというアナログなレコードの手法に、ジャズの音は非常に合う。そして、そこにアルコールが加われば言うまでもない。
本記事では、モダンやニューオリンズジャズを流す老舗はもちろん、フリーやDJカルチャーを通過した新時代のジャズを流すヴェニューも紹介。ジャズという音楽の奥深さにきっと気づかされることだろう。もちろん深いことは考えず、ただ音に身を委ねるのも一興だ。本記事で新たな出合いがあることを願う。
ジャズの鑑賞を主体に、コーヒーが楽しめるジャズ喫茶。その元祖は、1929年に本郷でオープンした「ブラックバード」だといわれている。
同時期でいえば、1933年に創業した横浜の「ちぐさ」は一度の閉店を挟みながらも、2022年まで約90年にわたって営業してきた。同店には、若き日の秋吉敏子や渡辺貞夫、日野皓正らジャズミュージシャンたちが足繁く通い、アメリカ軍のクラブでの演奏のかたわら、当時高価だったレコードを聴いて勉強していたという。もちろん、プレイヤーだけでなく、ジャズファンにとっても最新のジャズを仕入れられる場だったのだろう。
そんなジャズ喫茶は、日本におけるミュージックバーのルーツともいえるし、踊ることを主目的としていない「リスニングイベント」という概念の始祖でもあるかもしれない。2010年代以降のレコードブームや、漫画『BLUE GIANT』のヒット以降は、若い世代も以前より訪れるような印象を受ける。
本記事では、店主の音楽への真摯(しんし)な姿勢やアットホームな雰囲気、素晴らしいオーディオシステムをほこる店など、おすすめをピックアップした。ぜひ足を運んでみてほしい。
数多くのジャズライブハウスが点在している東京。毎夜都内で行われるジャズライブの数は50以上もあると言われている。それゆえ、初心者は店選びに迷い、敷居の高さに腰が引けてしまうことも多いだろう。ここで紹介するジャズハウスは、間違いなく訪れる価値のある場所なので、参考にしてほしい。
ジャズ喫茶でありジャズハウス、そしてレコードバーでもある下北沢「ノールームフォースクエアーズ(No Room For Squares)」。日本の現代ジャズシーンを支えている同店が6周年を迎え、ジャズフェスティバル「音響特区」を2025年9月22日(月)・23日(火・祝)に同じく下北沢「アドリフト(ADRIFT)」で開催する。
周年イベントを飛び越して、フェスティバルを主宰する理由とは何なのだろうか。それを解き明かすべく、店主である仲田晃平と、ノールームフォースクエアーズで定期イベント「BaBaBar」を行い、「音響特区」にも出演が決定しているサックス奏者・馬場智章の対談を企画した。
馬場についてはもはや説明不要かもしれないが、映画『BLUE GIANT』の主人公の演奏を担当した、気鋭のジャズミュージシャンだ。
対談は、同店の6年間の振り返りや「音響特区」というイベントについてはもちろん、ジャズシーンの未来についても及んだ。本記事が誰かにとって、ジャズという世界の入り口になればと願う。そしてぜひ、「音響特区」に足を運んでみてほしい。
14歳からジャズクラブでライブを始め、現在の女性サックス奏者たちの躍進を先駆けた矢野沙織。チャーリー・パーカー(Charlie Parker)が築いた古典的なジャズの様式「ビーパップ」を軸にした演奏スタイルで、2023年にデビュー20周年を迎え、プレイヤーとしても2児の母としても充実の毎日だ。
新たな10年のスタートとなる2023年を経た今年、彼女はどんな活動を見据えているのだろう。老舗ジャズクラブでの思い出や、お茶の間に浸透したテレビ番組「報道ステーション」のテーマ曲「Open Mind」の制作裏も交えて語ってもらった。
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