1. Hotel Honey
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  2. Hotel New York
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  3. akaikutsu
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東京、昭和レトロなラブホテル6選

吉祥寺から小岩まで唯一無二のタイムスリップ

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > ナイトライフ >東京、昭和レトロなラブホテル6選

テキスト・写真:ゆなな

日本の文化ともいえるラブホテル。最近はメイクラブだけでなく、女子会やデイユースなど用途も多様化している。バリ風やオシャレでシンプルな内装のラブホが増えているが令和になった今でも、レトロな内装の「昭和ラブホ」が現存していることをご存じだろうか。レトロブームの中、そんな「ラブホツーリズム」が脚光を浴びつつある。

今回は、そのなかでも特にユニークな「昭和ラブホ」6件を紹介しよう。360度ガラス張りの部屋から、かわいらしい懐かしのインテリア、世界旅行できるホテルなど「今でもこんなラブホが残っていたなんて…!」と驚くこと間違いなし。

気になったラブホテルがあったらぜひ足を運んでみてほしい。

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  • ホテル
  • 吉祥寺

部屋に入ると一気に昭和空間。ベッドのデザインやカーペットからも昭和の香りが漂ってくる。置いてあるかわいらしいデザインのダイヤル式電話機は、なんと現役。ニューヨークというホテル名だからか、昔は屋上に自由の女神像があったとか(残念ながら現在は撤去されている)。ルームキーもブルーのアクリルに「HOTEL NEW YORK」の文字が刻まれていて、なんともレトロだ。

徒歩10分圏内には井の頭公園があり、デートの時にもピッタリな「昭和ラブホ」である。

 

  • ホテル
  • 巣鴨

このホテルは「エアポート」というホテル名だけあって、日本、中国、スイス、モンゴル、メキシコ、フィジーなどの国をモチーフにした部屋が特徴。例えば日本は畳の部屋、中国は中華風の内装などラブホテルにいながら異国気分を楽しむことができる。フィジーの部屋は、ブラックライトで海の中をイメージしたという。

入り口の部屋を選ぶパネルが世界地図になっているのも見どころで、どの国の部屋に入ろうかワクワクドキドキできるだろう。巣鴨駅から徒歩1分ほどとアクセス抜群なので、天候の悪い日でも訪れやすい。

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  • ホテル
  • 江戸川区

このホテルの301号室には真っ赤な円形ベッドが現存している。「円形ベッド=回転ベッド」というイメージを持っている人も多いかもしれないが、このベッドは無回転式。風呂は2人で入るにはちょっと狭いが、そこも「昭和ラブホ」独特の味わい深さだ。

ホテル内のエレベーターにはオーナーの趣味なのか、相撲のポスターが所狭しと貼ってあるのがジワリとくる面白ポイント。内装だけでなく外観の看板もレトロでかわいらしいので見逃さず。ちなみに201号室にも円形ベッドが設置されている。

  • ホテル
  • 江戸川区

おすすめは和室の部屋。入室すると床は畳で、なんと机の上には茶請けの干し梅まで用意されている。まるで気分は旅館に来たかのようだ。思わず茶を片手にくつろぎたくなるだろう。ベッドのデザインまで和風で、ラブホテルなのにホッと落ち着ける空間である。

冷蔵庫には無料のジュースもあり、サービス面でも満足できるだろう。ホテル赤い靴と距離も近いので、小岩に行ったらぜひチェックしてみてほしい。



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  • ホテル
  • 蒲田

シンプルな外観からは想像できない全室鏡張りのラブホテル。壁だけでなく、天井まで鏡張りという念の入れようだ。

部屋は比較的コンパクトだが、休憩が5,000円以下とリーズナブルな料金設定が魅力的。部屋によって異なるが、浴室には赤いタイルが使用されていたりと、これまた昭和感をより一層感じることができる。非日常空間を味わいたい人はぜひ一度訪れてみよう。

  • ホテル
  • 目黒

1973年に開業された歴史あるラブホテル。外観はなんと城。周囲にはビルやマンションが建ち並ぶなか、城が出現する景観は圧巻である。当時はこの外観が話題になり、メディアにも多く登場したそう。現在は改装されているが、外装は当時の面影が残ったままだ。

内装はメゾネットタイプの部屋や、贅沢な気分を味わえる最上階の露天風呂付きの部屋や、サウナ付きの部屋なども完備されている。ベッドはシモンズやシーリーなどの高級ベッドメーカーでそろえられており、寝心地も抜群。この優雅さは目黒エンペラーならでは。つかの間の王族気分を体感してみよう。

ライタープロフィール

社会人3年目。主にTwitter@yunaaaa_a で「昭和ラブホ」の魅力を発信している。時々、ホテル内でセルフポートレートも撮影する。



レトロの街歩きに出るなら

  • Things to do

 

京王線京王多摩川駅から徒歩3分の場所に、京王閣競輪場はある。1949年に開業した競輪場だが、実は場内にはレースを楽しむ以外にも、初心者ガイダンスコーナー、イベント広場、キッズルームなどがあり、多様な楽しみ方ができる。

京王閣競輪に所属している「ガールズケイリン(GIRL'S KEIRIN)」の選手である高木真備は、「場内は女性にも優しい空間づくりがされています。場内には食べもののお店もたくさんあってちょっとしたお祭りみたいな雰囲気。非日常を味わいたいなと思った時に来ていただけたら」と勧めている。ユニークなフードコートや緑豊かな神社など味わい深い施設が盛りだくさんだ。

そんな京王閣競輪場の知られざる名物であるモツ煮の食べ比べや、はしご酒スポットなど、おすすめのスポットを6つ紹介する。

開場は全国の競輪場でレースがある日のみ。同競技場でレースがある時間帯は入場料(1人50円)がかかるので注意しよう。

  • Things to do

 

都内屈指のカルチャータウンである高円寺と中野の北に存在する町、野方。そこに位置する野方文化マーケットは終戦直後、当時は貴重だった食料品が商われ、にぎわった闇市だったといわれている。時代の流れとともに、入居する店舗の多くはシャッターを降ろしてしまった。

だがここ数年、特に駄民具ダミラの入居以降、店主の趣味嗜好(しこう)が反映された個性的な店舗が急速に集まり、新たなディープスポットと化している。そんなカルチャーの闇市ともいうべき野方文化マーケットで、貴重な品々を入手してみよう。

ここでは、ジャンクな雑貨を販売する駄民具ダミラや、キッチュなTシャツを陳列する吊り橋ピュンなど、訪ねてほしい5軒を厳選して紹介する。

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  • レストラン

新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年6月飲食店に対する路上占有が一部緩和された。その流れを受け、飲食店のテラスが私道や路上へ広がる取り組みが全国で増えている。

だが、こうした状況になる前から店前にビールケースや縁台を広げ、オープンエアを満喫できる店は町の片隅に存在していた。そんな元祖ストリートテラスとでも表現すべきオープンな席で味わう料理や酒は、店敷地内にカッチリと構えたテラス席とはまた違う開放感を与えてくれる。個店だけではなく、一帯が「はみ出しオープンテラス」と化している横丁エリアと併せて紹介しよう。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店

東京随一の歓楽街、新宿。この街のせわしなさから逃げるには、タイムスリップしたような気分になれる喫茶店に逃げ込むことだ。ここでは、看板猫がいるレトロな喫茶や、ジャズ喫茶を語るには欠かせない歴史のある名店、終電を逃した時に駆け込みたい24時間営業店などを紹介する。

 

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蒲田、レトロなスポット5選
  • Things to do

大田区の真ん中に位置する蒲田。蒲田駅で降りれば、西口と東口に広がる無数の飲み屋が酒好きを飽きさせない。また、昭和の名残を感じさせるレトロでノスタルジックな店が多く残っているのも魅力である。ここでは、そんな蒲田でレトロな雰囲気を感じられる喫茶店やジャズバーなどを厳選して5つ紹介する。

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