グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ
画像提供:株式会社東急文化村
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東京、11〜12月に開催されるミュシャ展3選

イマーシブ空間、有名なポスター、菓子や香水のパッケージなど、ミュシャ尽くしの特別な冬

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この冬、東京にあらゆるミュシャ作品が大集合している。「そごう美術館」での、ミュシャのポスターからデザインまでの仕事を集めた展示や、渋谷「ヒカリエホール」のミュシャの作品世界に包まれる没入体験展覧会など、ここではミュシャだけに特化した展示を集めた。新たなお気に入りのミュシャを見つけてほしい。

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「そごう美術館」で、代表的なポスター作品にとどまらない多彩なアルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha、1860〜1939年)の魅力に迫る展覧会が開催。チェコの個人コレクターであるズデニェク・チマル(Zdenek Trimal)のコレクションから、えりすぐりの作品約170点が公開される。

会場では、有名なポスター作品をはじめ、書籍からプロダクトデザイン、素描や水彩、油彩画と多岐にわたる約90点の作品が初来日。唯一無二のレアな直筆作品約60点も展示される。

また、挿絵、お菓子や香水のパッケージ、宝飾品を通して、ミュシャ作品に特徴的な優美な女性像と花々を組み合わせたデザインの仕事にも焦点を当てる。加えて、自画像、家族や友人との写真など、ミュシャのプライベートな姿を捉えた資料が豊富なのも同コレクションの特徴だ。

ぜひ、新たなお気に入りのミュシャ作品を見つけてみてほしい。

  • アート
  • 渋谷

ミュシャのイマーシブ展覧会が、渋谷「ヒカリエホール」で開催。同展は、2023年に大きな話題を集めた「グランパレ」がパリの「オペラバスティーユ」で手がけた「Eternal Mucha」を日本向けにアレンジしたものだ。ミュシャの傑作が高解像度で大空間に映し出され、作品世界に包まれるような新感覚の没入体験展覧会を楽しめる。

作品はミュシャの生涯を追うように、3幕に分けて紹介される。第1幕では、故郷モラヴィア(チェコ)とパリ時代の傑作ポスターの作品群を大空間で展開。第2幕では、キャリアの絶頂期であり転換点ともなる1900年のパリ万国博覧会に焦点を当てている。そして第3幕では、ミュシャが晩年に取り組んだ集大成「スラヴ叙事詩」の連作が紹介。本作がいかに人々の共感を得て世界平和のモデルとなったのか、その理由に迫っていく。

グランパレは、デジタル展示の領域で、世界中のアートファンから注目を集める新鋭組織だ。これまでのミュシャ展とは全く異なるミュシャの魅力を再発見できるだろう。

季節を楽しむなら・・・

  • Things to do

街にはイルミネーションが輝き、心はなやぐホリデーシーズン。ここでは、2024年に東京で注目のクリスマスマーケットを紹介する。シンボルの「クリスマスピラミッド」がリニューアルする「東京クリスマスマーケット」をはじめ、全長4メートルの「巨大シュトーレン」が登場する「東京スカイツリータウン」 の祭典まで、個性的なイベントがめじろ押しだ。

この時期にしか楽しめないフードやドリンクを片手にマーケットを巡りつつ、心温まる1日を過ごそう。

  • Things to do

11月を迎えると色とりどりのLEDライトが木々や街を彩り、東京はきらめくワンダーランドと化す。中でも今年は雪の演出が施されたイルミネーションや、日本で唯一観覧車を2基をライトアップしたイベントなど、特別感のあるサプライズが満載だ。秋冬ならではの光あふれる景色を堪能しに、夜の街に出かけよう。

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