9月に日本が全ての国からの受け入れ再開へ

在留資格のある外国人が対象、PCR検査などを条件に

Kasey Furutani
テキスト:
Kasey Furutani
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新型コロナウイルス感染症の影響で、日本は146の国と地域からの入国拒否や、当初は「特段の事情」に照らして人道的な見地から、再入国を認めていた在留資格のある外国人の再入国も拒否してきた。しかし、8月5日には再入国拒否前に日本を離れた場合には戻ることが許可されていた

さらに、NHKの報道によれば、2020年9月初めには在留資格のある外国人の入国制限が緩和される。これは大きな一歩となるだろう。日本到着時にPCR検査を受けることや14日間の自主隔離が再入国の条件で、「特段の事情」に当たらない理由であっても日本を離れた外国人に適用されるという。

9月からは日本人と同様の再入国手続きを踏むことになり、PCR検査センターも東京と大阪の中心部だけでなく、羽田空港、成田国際空港にも開設される。在留資格のある外国人には労働ビザ保有者だけでなく、永住ビザ保有者、配偶者や子どもが日本国籍か日本永住者である者、長期在住者が含まれるという。

現在のところ、この新しい規約の発効が9月1日(火)からになるのか、もっと遅くなるのかは明らかになっていないが、新たな情報が入り次第更新していく。

なお、入国に関してはトラベルバブルも期待できる。現段階ではシンガポールと9月に両国間の旅行再開に同意し、マレーシアとも駐在員の往来再開の調整を協議中

詳細は外務省の公式サイトを参照してほしい。

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原文はこちら

テキスト加筆:タベア・グルーナー

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