ジェラテリア ジーナ
画像提供:ジェラテリア ジーナ

秘密にしたい軽井沢の穴場スポット

別荘族も通う人気店やワーケションで滞在するのに最適な宿など

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > トラベル >秘密にしたい軽井沢の穴場スポット

テキスト:間庭典子

明治時代から栄えた歴史ある避暑地の軽井沢。ハイエンドなイメージだが、気軽に、しかも質のいい、まさにコスとパフォーマンスに優れた穴場的スポットもある。目利きの別荘族も毎週通うジェラートやリカーショップ、あの高級リゾートの新形態のホテルなど、話題のスポットもたくさん。今回は駅や旧軽井沢の中心地からアクセス抜群の、車でなくても行きやすい、今、通うべき軽井沢を案内する。

  • レストラン

オーデパール

軽井沢への玄関口、JR軽井沢駅に隣接したワインショップ兼バー。扱うのは全て長野ワイン。かつて養蚕が盛んだった時代の桑山が、ブドウ畑に代わったこの地域は、雨が少なく温暖の差が激しい高原がワイン造りに適していたそう。千曲川バレーとしても注目され、地元ワイナリーのおすすめの一本を試せる。

朝から終電近くまで営業し、新幹線が眺められるテラス席も爽快。店名はフランス語で「出発進行!」。軽井沢の旅の作戦会議にしてもいいし、帰路につく前の最後の杯にも最適。新幹線までの待ち時間が楽しくなる店だ。

  • レストラン

ジェラート ジーナ

アウトレットのある南口とは反対の、軽井沢北口から徒歩3分にあるジェラートの名店。10時から22時まで営業して、夜はワインも提供している。イタリアのジェラート世界一を決める大会で何度も受賞したという凄腕シェフによる、食材を生かしたジェラートは、軽井沢まで行く価値あり。

信州牛乳のミルキーなジェラート、ダークチェリーとミルク、シチリアブロンテ産ピスタチオ、小諸産イチゴのソルベなどの定番以外にも、信州産のネクタリンなど、旬のフルーツをふんだんに使った期間限定フレーバーも。地元の人や別荘族もリピーターとなり通う知る人ぞ知る穴場だ。

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  • バー

酒場8

軽井沢の名店、焼き鳥バードの系列店としてオープンした地元の人からも愛される居酒屋。酒場というよりダイニングバーのような洗練された店内と味だが、気負わずに行けるのがいい。向かいの焼き鳥birdから焼き鳥が注文でき、軽井沢の旬の食材を生かした居酒屋メニューと同時に味わえる。

ぜひ試してほしいのが餃子と麻婆豆腐。アルコール類はワインから日本酒まで各種そろい、とにかく懐の広い店だ。駐車場もあるが、中軽井沢から歩いて行ける。最近はランチやテイクアウトも始め、提供される本格スパイスカレーも評判だ。

営業時間短縮中(2020年9月17日現在):11時30分~13時30分(L.O.13時)、17時00分~23時00分(L.O.22時)/定休日は日・月曜

  • ショッピング

バーテンダーズ ジェネラルストア

シングルモルトウイスキーはもちろん、国内外のクラフトジンを各種そろえ、有料でテイスティングもできる旧軽井沢のリカーショップ。オーセンティックバー「カクテルワークス」を併設し、ノンアルコールカクテル(モクテル)をテイクアウトできるのもうれしい。

またコロナ禍において、2020年10月4日(日)から軽井沢アウトレットモールにてキッチンカーでのカクテル提供、軽井沢エリア限定のデリバリー、出張バーテンダーやケータリングなどのサービスも展開。一般の店ではあまり取り扱わないノンアルコールスピリッツなどもそろえているのは、ドライバーの多い軽井沢ならでは。

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  • ホテル

トゥインラインホテル軽井沢

ラグジュアリーな宿、ふふ河口湖やふふ奈良などの系列のライフスタイルホテルとして、2020年7月にオープン。自動チェックインを導入し、レンタル自転車、ワークスペースとなるデリがあるなど、機能を優先し、暮らすように滞在しながら仕事も進めるワーケーションには最適。

レストランは創業1957年のマドリッドの名店ホセルイスの支店で、旧軽井沢の新たなグルメスポットになっている。暖炉を囲むラウンジやバーもシックで、軽井沢ならではの重厚な落ち着きと、カジュアルでコンパクトな滞在を両立させているのが新しい。土鍋のカルドッソなどスペインスタイルの朝食も好評だ。

  • ホテル
  • チェーンホテル

星野リゾート BEB5 軽井沢

「居酒屋以上 旅未満」を体験できると人気の、星野リゾートブランドのカジュアルな宿泊施設。9,000円から滞在でき、29歳以下なら最大で一人5,000円で宿泊できるプランも。

中庭、ラウンジ、カフェ、ライブラリーを兼ねた「TAMARIBA」は24時間開放され、軽井沢の爽やかな空気を感じながら語らえる。ハルニレテラスなどにも近く星野温泉 トンボの湯などの施設も自由に入浴可能だ。時間に縛られず、ルーズにゆったりと過ごせる一軒。

記憶に残る旅の応援サービス『秋ネタ!ハプニングステイ』を2020年11月30日(月)まで開催滞在中に1万歩以上歩いていないとチェックアウトを受け付けないなど、ユニークなハプニングの数々を提供する。

小旅行するなら……

  • トラベル

都心から1時間30分ほどで気軽に行ける箱根は、週末の小旅行にぴったりの場所だ。温泉に加え、桜の名所や美しい紅葉スポットなど、季節によっての見どころも多い。ここでは、定番スポットと、その近辺にひっそりと店を構えるディープなレストランやスナック、モダンな寄木細工が手に入るショップなど、箱根の隠れた名店もあわせて紹介する。また、ここ数年にオープンした注目の宿泊施設もリストアップしているので、参考にしてほしい。

  • トラベル

東京から新幹線で約1時間強の好アクセスながら、山、海、温泉と三拍子そろう観光地として人気の熱海。徳川家康の時代には湯治場として、明治期には志賀直哉や坪内逍遥をはじめとする文豪の創作の場として、昭和期には新婚旅行や団体旅行でにぎわった街だ。

近年ではニューオープンのショップやホテル、旅館も増える一方で、昭和の面影を残し当時のままの街並みや、喫茶店が今でもたくさんある。

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  • トラベル

「小川町」と言っても神田小川町ではない。今回フィーチャーするのは東武東上線の終点、埼玉県の比企郡の小川町だ。もともと和紙の里として、また酒造りの町として知られている。近年は、有機野菜の街としても注目されており、2020年は中止となったが、2014年からは『小川オーガニックフェス』を開催。東京からの移住者も増えている。

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