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沖縄酒場サバニ/Photo:Keisuke Tanigawa
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沖縄酒場サバニ/Photo:Keisuke Tanigawa
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片桐酒店/Photo:Keisuke Tanigawa
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泡瓶/Photo:Keisuke Tanigawa

東京、プチ沖縄旅行ガイド

代田橋のリトル沖縄、泡盛や新沖縄グルメスポットなどを紹介

作成者: Mari Hiratsuka
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 タイムアウト東京 > フード&ドリンク> 東京、プチ沖縄旅行ガイド

テキスト:長谷川あや

美しいビーチに、冬も温暖な気候、そして独特の食文化を持つ沖縄は、日本屈指の観光地。すっかりその魅力にとりつかれ、定期的に足を運ぶフリークも少なくない。とはいえ、東京から沖縄は物理的に遠く、思い立ったら気軽に足を運べる場所ではなかったりする。さらに、Go To トラベル キャンペーンに東京発着が追加され、旅モードは高まってきたが、まだ遠出を控えている人もいるだろう。

ここでは、飛行機に乗らずとも行ける、都内で沖縄を感じられるスポットを紹介。沖縄が足りていない人も、恋しい人、ほんの少し沖縄気分が味わいたい人に、濃密に沖縄が体験できる場所を紹介する。

沖縄タウン
沖縄タウン
沖縄タウン

リトル沖縄を旅する。

Things to do 杉並区

沖縄タウン

新宿駅から京王線でわずか2駅。代田橋駅から甲州街道を渡った先に、琉球瓦の料理店や沖縄料理が楽しめる飲食店が軒を連ねる「和泉明店街 沖縄タウン」がある。杉並に沖縄ゆかりの著名人や沖縄料理店が多かったことから、商店街を活性化させるためのテーマを「沖縄」に設定。

2005年に「小さい沖縄」として生まれ変わった。 商店街の入り口には首里城を模した朱色の門が設置されており、沖縄の第一牧志公設市場を彷彿(ほうふつ)とさせる「めんそーれ大都市場」や、三線専門店三線とぅるるんてんなど、沖縄に関連する店舗が軒を連ねる。

商店街が経営する、沖縄の食品や雑貨を販売するいじゅんでは、ブルーシールのアイスクリームも購入可能。エイサーが披露される『うりずん祭』や『かりゆし祭』も毎年開催されている。

片桐酒店/Photo:Keisuke Tanigawa
片桐酒店/Photo:Keisuke Tanigawa
片桐酒店/Photo:Keisuke Tanigawa

沖縄の酒を吟味する。

ショッピング 酒屋・ワインショップ 杉並区

片桐酒店

沖縄タウンに入ってすぐの場所にある酒屋。軒先の瓦屋根は沖縄らしさ全開。店先にもたくさんの泡盛の瓶が並べられている。創業80年を超える老舗だが、商店街が沖縄タウンとして生まれ変わったのを機に、沖縄の酒に力を入れるようになったという。

リキュール類や沖縄産のラム酒やハブ酒、飲み比べができるミニチュア瓶のセット、泡盛古酒(クース)など、とにかく種類は豊富だ。店舗の前にはテーブルと椅子があり、近所の人たちの団らんの場ともなっている。

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沖縄酒場サバニ/Photo:Keisuke Tanigawa
沖縄酒場サバニ/Photo:Keisuke Tanigawa
沖縄酒場サバニ/Photo:Keisuke Tanigawa

名物のどぅる天に恋をする。

レストラン 日本料理 杉並区

沖縄酒場サバニ

沖縄好きの店主が「自分の感動した沖縄をより多くの人に知ってもらいたい」と、2008年に開業した沖縄酒場サバニ(SABANI)。代田橋の沖縄タウン内にある「めんそーれ大都市場」に位置する人気店だ。無化調の優しい味付けの料理に魅せられ、電車を乗り継いで通う人もいる。

名物メニューは、もちもちの『どぅる天』(1個270円、2個からオーダー可能)。沖縄特産のターンム(田芋)をカツオとシイタケのだしで火にかけながら練り上げ、ニンジンや豚肉などの具材と混ぜ合わせ、一口大に丸めて揚げた逸品だ。

自家製のジーマミーを使ったジーマミー豆腐もおすすめ。酒はメニューにないものも含めると100種類以上の泡盛を常備、前割の泡盛も格別だ。古酒を使用したハイボールや、泡盛のコーヒー割なども用意している。

沖縄食材×バル ヤンバル/Photo:Keisuke Tanigawa
沖縄食材×バル ヤンバル/Photo:Keisuke Tanigawa
沖縄食材×バル ヤンバル/Photo:Keisuke Tanigawa

洋食バージョンにうなる。

レストラン 日本料理 杉並区

沖縄食材×バル ヤンバル

沖縄タウンの最も奥に位置するのが、2014年6月にオープンした、ヤンバル(YANBARU)だ。琉球ガラスを使ったインテリアや沖縄の作家が作った器など、モダンで温かみのある店で、沖縄の食材を洋食の調理法で仕立てたメニューが味わえる。

お通しは沖縄野菜のバーニャカウダ(冬はグリルして提供)。石垣島の泡盛製造の過程でできた「もろみ」を餌に与えたもろみ豚を使った『三枚肉の自家製ベーコン』(小640円から)、アンチョビの代わりにスクガラスを使用した『久米島産島車海老と島らっきょうのアヒージョ』(740円)など、どれも気になるメニューばかり。

全粒粉沖縄そば生麺を使ったパスタも同店ならでは。沖縄八重岳ベーカリーの黒パンを、アヒージョのオイルに付けて味わうのがまたうまい。

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琉球チャイニーズ スタンド タマ
琉球チャイニーズ スタンド タマ
琉球チャイニーズ スタンド タマ

スタンドバー形式で堪能する。

レストラン フュージョン 虎ノ門

琉球チャイニーズ スタンド タマ

虎ノ門横丁にある、沖縄料理と中華、台湾料理をミックスしたユニークな料理が味わえる渋谷の人気店タマの分店。バルスタイルになり、前菜メニューを厳選して提供している。おすすめは、『前菜の3点盛り』。メニューは日替わりで、自分で好きなものを頼んでもいいしおまかせしてもいいが、海ぶどうはぜひ味わってほしい。自家製のポン酢がうまい。

泡盛にフルーツなどを漬け込んで作る自家製の『フレーバー泡盛』は、4,000円でボトルキープも可能だ。台湾の朝ごはんの定番『鹹豆漿(シェントウジャン)』が味わえるランチタイムは、早くも近隣に勤める人たちの間で評判になっている。

泡瓶/Photo:Keisuke Tanigawa
泡瓶/Photo:Keisuke Tanigawa
泡瓶/Photo:Keisuke Tanigawa

伝説の店で元気をチャージする。

レストラン 高円寺

抱瓶

1961年、沖縄返還前に石垣島出身の女将が高円寺にきよ香を開業。その姉妹店として 1978年オープンしたのが抱瓶(だちびん)だ。一歩店に入れば、そこはもう沖縄。エイサーの衣装に身を包んだスタッフが出迎えてくれる。

BGMはもちろん沖縄民謡だ。目移り必至の豊富なメニューも『抱瓶』の強み。『中身汁』(650円)や各種チャンプルー(550円から)、『とろとろのラフテー』(800円)など、定番料理はもちろん、台湾から伝わったといわれる沖縄風メンマの煮物『スンシー』(650円)など、あまり見かけないメニューもちらほら。

泡盛と相性のいい、『イカスミ焼きそば』(800円)も見逃せない。グループでわいわい楽しむのもいいが、一人でしっぽりという需要にもこたえてくれる、懐の深い店だ。店を出る時には、知らぬ間に元気もチャージされていることに気付くだろう。

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Photo Keisuke Tanigawa
Photo Keisuke Tanigawa
Keisuke Tanigawa

ゴーヤーワタのおいしさを知る。

ショッピング 丸の内

沖縄家庭料理 琉球市場 やちむん

沖縄の南風原兼城に本店を持つ沖縄料理店。沖縄から直送される食材を使った家庭料理を、沖縄の伝統焼き物「やちむん」に盛り付けて提供する。東京駅丸の内南口から徒歩1分の、KITTE の地下1階という立地も魅力だ。豚骨と昆布、かつお節でとっただしにショウガと塩で味を調える『沖縄そば』(780円)は、どこか懐かしさを感じる味わい。『豚肉とゴーヤーワタのふわふわキムチ炒め』(680円)など、ほかではなかなか味わえないメニューもラインナップしている。

平日14~19時のハッピーアワーには、各種『泡盛ハイヤー(サワー)』(280円)、『オリオンビール』(350円)で味わえるほか、『海ぶどう』や『カーリーフライ』『ミミガーポン酢』がハーフサイズでオーダーできるので、一人でサクッと飲みたいときにも重宝すること間違いなし。通し営業なので中途半端な時間のランチにもいい。500円の弁当も好評だ。

みやら製麺/Photo:Kisa Toyoshima
みやら製麺/Photo:Kisa Toyoshima
みやら製麺/Photo:Kisa Toyoshima

ホンモノの八重山そばに対峙する。

みやら製麺

東京で食べる八重山そば、沖縄そばに違和感を覚えたという、石垣島出身の店主がオープン。沖縄そばが、沖縄料理を食べた後の締めという位置付けにあることにも納得がいかなかったという。

沖縄そばで、「自家製麺」を看板で掲げている店はかなり珍しいが、同店では麺もスープも作り置きせず、基本的にはその日のうちに使い切る。

看板メニューは、八重山かまぼこと豚赤身肉の細切り、小口ネギが乗った、『八重山そば』(450円)。あっさりしながらもうま味が濃縮されたスープと、むっちりとした自家製麺を引き立たせる。ランチタイムは、プラス160円で、ヒバーチ(沖縄こしょうとも呼ばれる)の葉の入ったジューシーやサラダ、たくさん付いたセットにすることもできる。 テーブルの上には、沖縄料理店では定番の『コーレーグース』(島唐辛子と泡盛で作る調味料)と『ヒバーチ』が置かれているが、「八重山の人間は、コーレーグースはめったに入れない。スープの味が変わっちゃうからね」と店主。ここは、ヒバーチで食べるとしよう。

※2020年10月5日現在、夜の営業は不定期

ショッピングするなら……

名産品を買い込む。

ショッピング 銀座

銀座わしたショップ

沖縄県物産公社が運営する、沖縄のアンテナショップ。取り扱い商品は約4000点。沖縄の市場を感じさせる店内では、野菜や果物などの青果や沖縄食材などを販売。那覇に本社を置く青果専門店、翁家(おきなや)が入っており、新鮮な沖縄野菜にも出合える。店舗の奥では、沖縄そば、サーターアンダギーなどを提供。イートインスペースで、サクッと小腹を満たせるのがうれしい。

地下1階では、沖縄の器や三線などの伝統工芸品などを扱っている。なお、店名の「わした」は、沖縄では「私たち」という意味を表わす言葉だという。

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東京のアンテナショップリスト

沖縄チャンプルゥ雑貨 喜器/Photo:Keisuke Tanigawa
沖縄チャンプルゥ雑貨 喜器/Photo:Keisuke Tanigawa

1970年代の沖縄にタイムスリップする。

ショッピング コーナーショップ・雑貨屋 十条

沖縄チャンプルゥ雑貨 喜器

東十条駅から徒歩3分ほどの場所にある雑貨店。創業は1995年で、店主が過ごした1970年代の沖縄をコンセプトにしている。『琉球ガラス』(2,800円から)や沖縄の陶器(やちむん)などのほか、1970年代を感じさせる雑貨や沖縄の作家による衣類、沖縄食材、また、ヴィンテージアロハシャツなども扱っている。

『オリジナルTシャツ』(3,600円から)や、1970年代の沖縄の風景をイラスト化してもらったポストカードなど、ここでしか手に入らないアイテムも多い。沖縄の古い書籍や時計、おもちゃなど、レトロ感や古き良き沖縄を感じさせる心地よいごちゃまぜ感が同居する空間だ。年に数回ライブも開催している。

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Photo Keisuke Tanigawa
Keisuke Tanigawa

塩の深みに開眼する。

ショッピング 押上

塩屋 東京ソラマチ店

宮古島の海水の成分をそのまま残すことにこだわった、粉雪のような『宮古島の雪塩』で知られる塩屋の東京初進出店だ。沖縄から発信する「塩のセレクトショップ」として、沖縄の塩を中心に国内外のさまざまな塩を販売している。看板商品の「雪塩」とさまざまな素材を合わせた合わせ塩はちょっとしたプレゼントにも喜ばれること間違いなし。

『粋な旨だし塩』は、下町をイメージし、焼きアジとカツオの風味が食欲をそそる東京ソラマチ店限定アイテムだ。『シークヮーサー塩』は、沖縄産のシークヮーサーをたっぷり使用。からあげなどの揚げ物にはもちろん、刺身にかければ、うま味と香りが広がるという。

沖縄の店舗限定で、タコライス用の塩も販売しているので、沖縄に行った際はぜひチェックしたい。

旅行気分で東京を歩くなら……

印度家庭料理レカ
印度家庭料理レカ

西葛西、プチインド旅行ガイド

レストラン

大手町からわずか15分。西葛西は、IT系技術者のインド人のビジネスマンが多く住むエリアだ。ほかのエスニックコミュニティーと違い、ヒンドゥ語の看板も目立たず、観光的な要素はなく、街に自然となじんでいる。本格的なインディアンレストランが点在し、インド系ファミリーの日常に寄り添った店が多い。東京では珍しい家庭料理やスイーツ、食材店などもあるので、旅する気分で散策したい。インド料理がカレーとナンだけでないことに驚くはず。

THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO
THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO

神楽坂、プチフランス旅行ガイド

Things to do

花街であり、昔から邦楽関係者も住む住むエリアだけに夕暮れ時には三味線の音色が響く神楽坂。そんな風景になじむフレンチビストロやカフェは神楽坂ならではの風景だ。フレンチインターナショナルスクールのリセや、フランス語学校などを中心につくられたフランス人コミュニティーがあるのだが、今はその本場の味を求めて遠方からも訪れる美食家の街になった。

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東京、走らない列車レストラン5選

レストラン

東京には、コンセプトが強烈なバー奇妙なレストランなど、店主のこだわりと個性あふれる様々な店がある。ここでは、「列車」をテーマとする店を紹介したい。北斗星の車両を改造したレストランや、オリエント急行でシェフを務めていた店主の料理が楽しめる名店、まるで電車の中にいるような内装のバーなどだ。旅気分を味わいたいのなら、列車レストランで過ごしてみるのもいいかもしれない。

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