1. スパイスマジック カルカッタ
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  2. 印度家庭料理レカ
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  3. スワガット・インディアンバザール
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西葛西、プチインド旅行ガイド

インド人のビジネスマンが多く住む、西葛西を案内

Mari Hiratsuka
編集:
Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 > ナイトライフ> 西葛西、プチインド旅行ガイド

テキスト:間庭典子
写真:豊嶋希沙

大手町からわずか15分。西葛西は、IT系技術者のインド人のビジネスマンが多く住むエリアだ。ほかのエスニックコミュニティーと違い、ヒンドゥ語の看板も目立たず、観光的な要素はなく、街に自然となじんでいる。

本格的なインディアンレストランが点在し、インド系ファミリーの日常に寄り添った店が多い。東京では珍しい家庭料理やスイーツ、食材店などもあるので、旅する気分で散策したい。インド料理がカレーとナンだけでないことに驚くはず。

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ムンバイパレス 北口店

インドでも人気のインド風中華料理のメニューが充実しているレストラン。『鶏肉炒め』や『焼きそば』などの定番中華メニューもスパイシーに味付けされている。

そしてもう一つの名物は『二段式のビリヤニ』。パラパラとした食感が持ち味の炊き込みご飯だが、ここのビリヤニはカレー風味のおじやのような層があり、具だくさんのヨーグルトのソース、ライタと混ぜるのでさらにしっとり。 一緒に炊き込んだチキンも驚くほど柔らかだ。

ランチはサラダやドリンク、ライタ付きで1,000円とリーズナブルに楽しめる。

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デリーダバ

本格インド料理以外にも、気軽につまめる屋台料理を提供するレストラン。インドで絶大なる人気のスクリュードライバーなど定番カクテルも400円なので、ぜひ居酒屋感覚で通いたい。辛いだけでなく、酸味や甘味など、複雑な味わいの屋台料理は酒が進む。

中でもユニークなのが、インドではなじみの『パ二プリ』。揚げたたこ焼き大のボールの穴に、ミントやパクチーをすりおろした緑の水を注ぎ、一気に食べる。なんともおいしくて、不思議なスナックだ。

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印度家庭料理レカ

都内でも珍しい西インド料理は、主食として麦も米も摂り、菜食中心。体調を崩したときでも毎日食べられる油を控えた優しい味で、レカママが毎日焼く全粒粉の手作りチャパティはヘルシーだ。

定食メニューとして人気があるのは、カレー2種を選ぶセット『日替わりサブジ(カレー)』。しかし、せっかく訪れたのなら日替わりサブジが4種付く『ベリースペシャルセット』(1,600円)を試してほしい。

日曜の昼は、アユールウェーダに基づいた精進料理『サトウィク・アハール』も提供している。

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アムダスラビー

素材を生かし、スパイスを効かせた南インド料理の人気店。マナガツオのカレーなど最南端のタミル地方の料理も試せる。 クリスピーなインド版クレープに、トマトやココナッツのチャツネやじゃがいものカレーを包んで食べる『ドーサ』など南ならではのメニューも多く、セットメニューの『サウスインディアンノンベジ ターリ』(1,250円)はいろいろ味わえておすすめだ。

ビリヤニやカレー数種、前菜からデザートまで並ぶ週末のビュッフェは1,200円で、遠方からもスパイスマニアたちが駆け付ける。

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スパイスマジック カルカッタ 南口店

西葛西に住むインド人の「食堂」のような心のよりどころ。昼も夜もバランスの取れた定食が用意され、一人でふらりと入っても一通りの南インド料理を食べられるのがうれしい。

例えばランチのドリンクとサラダ付きの『マドラスターリ』(1,190円)は、カレー以外にも酸味のあるスープ、ラッサムやココナッツ風味の野菜炒め、ポリヤル、チャツネなどの総菜が並び、これを混ぜて自分好みの味に調える。ドーナツのようなヴァダが付くのも南インド流だ。

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トウキョウミタイワラ

色鮮やかな菓子がずらりと並ぶ、スタイリッシュなインド風デザートカフェ。「インドのスイーツは甘すぎるのでは」と、敬遠するなかれ。日本人好みのほのかな甘みで、豆やココナッツなど素材を生かしている。風味やテキスチャーもそれぞれ違うので、いろいろ食べ比べると楽しい。インドスイーツの奥深さに驚くはず。

屋台で食べるスナックや野菜カレーなどの軽食もあり、遅めのランチや少し小腹がすいたときに立ち寄りたくなる空間だ。

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 ムナル レストラン&バー

スパイシーなつまみで気軽に飲めるのがうれしい、スパイシー居酒屋。生ビールやサワー、ハイボールも390円、定番のカレーやサモサはもちろん、スパイスをきかせた炒め物の『チョイラ』や『蒸し餃子』『モモ(餃子)』なども充実しているので、大勢でわいわいと集いたい。

中でも鉄板でジュージューに焼かれた『ティッカ』や『シークカバブ』は絶品。カレーとナンが食べ放題、飲み放題付きで3,490円という驚愕のパーティープランもある。

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シャンティ紅茶

元インド政府紅茶局広報官、シャンティスリ・ゴスワミがプロデュースする紅茶専門店。ホテルやレストランの業務用など卸売業がメインだが、要望に応えて西葛西の本社では小売りも展開。

300種以上もあるフレーバーティやハーブティの中から、自分好みの風味を探し出すのが楽しい。なかには桜など和菓子にも合うという紅茶も。自宅で気軽に楽しめるチャイなど、インドの紅茶専門店ならではの品ぞろえで、紅茶の楽しみ方を学べる。

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スワガット インディアンバザール

ヒヨコ豆やレンズ豆、各種スパイス、バスティマライスなどがそろうインド食材店。西葛西のインド系住人のみならず、遠方からもまとめ買いするインド人がやってくるほどリーズナブル。

レトルトのカレーやカップ麺などもずらりと並んでいるので、本場インドの辛さに挑戦してみるのも楽しい。歯磨き粉や洗剤なども扱い、西葛西に住むインド人の日常生活を支えている。額に飾るビンディや香もネイティブ向け価格で、土産を選ぶのにもいい。

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  • 葛西

江戸川印度文化センター

「よぎさん」の愛称で知られる江戸川区初のインド人区議、プラニク・ヨゲンドラが設立した文化センター。インド文化に関する展示や祭壇もあり、各地方の民族衣装を実際に着られるなど、インド文化と触れ合い、体験できる空間だ。

週末はヨガやヒンドゥ語、料理教室などの講座でにぎわい、インド舞踊や古典音楽のライブやインド文化の講演などのイベントも定期的に開催。

インドの打楽器タブラの体験クラスなどもあるので、気軽に参加してみてはいかがだろう。

町歩きをするなら

  • Things to do

渋谷駅から東横線で10分ほどでたどり着ける街、学芸大学。中目黒や自由が丘といった人気エリアに囲まれているが、いまだ下車したことがない、という人も多いだろう。「学芸大学」自体は1960年代に小金井市へ移転しているが、地元の人々の要望で愛着のあるこの名前がそのまま残された。 

江古田で過ごす24時間
  • Things to do

池袋駅から西武池袋線で3駅でたどり着く練馬区江古田。昭和の面影が残る商店街に、武蔵野音楽大学と日本大学芸術学部、武蔵大学の学生が行き交う学生街だ。 アットホームな街並みに少し目を凝らすと、遠方からの客も絶えない人気のカフェ、レストランや、ディープなカルチャースポットやエスニック料理店が点在していて、どこか高円寺や西荻窪を思わせるような香りも漂っている。 不動産屋の店頭では「楽器可」の物件が必ず紹介されている音楽家にフレンドリーな街でもあり、バディやバー ソルトピーナッツといった東京屈指のジャズの名店も抱えている。 本記事では、江古田を朝から深夜まで楽しむためのプランを紹介。この街が持つ無限のポテンシャルを堪能してほしい。

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