1. つり堀 武蔵野園
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. 和田堀公園
    Photo: Keisuke Tanigawa
  3. つり堀 武蔵野園
    Photo: Noriko Maniwa
  4. ガラパゴス
    Photo: Noriko Maniwa
  5. ザ ベイク ハウス
    Photo: Noriko Maniwa
  6. 有馬屋おやつ店
    Photo: Keisuke Tanigawa

和田堀公園でしかできない5のこと

朝食所からカフェ、古着屋、釣り堀、遺跡まで多彩な魅力を持ったオアシス

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Noriko Maniwa
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タイムアウト東京 > Things To Do > 和田堀公園でしかできない5のこと

どの路線の駅からも遠いが、それがもたらした聖域のようなピースフルな環境が魅力の和田堀公園エリア。環状第7号線の手前で善福寺川がS字形に屈曲した部分に位置する和田堀周辺は、古墳時代の竪穴式住居などの遺跡が発掘され、バードウォッチャーが野鳥観察に集まるのどかな場所だ。

公園近辺には朝食が食べられる古民家カフェや釣り堀、週末のみ営業している公園内の古着屋やベイクカフェなど、ウォーキング途中に立ち寄りたいスポットも多い。紅葉の美しい季節は特におすすめで、鳥のさえずりに耳を傾けながら「和田堀探検」してみては。

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有馬屋おやつ店

和田堀公園から徒歩3分ほどの住宅街にある古民家カフェ。「モーニングサービスコーヒー」(550円、以下全て税込み)にはミニクロワッサンが一つ付き、ゆで卵110円、日替わりスープ440円などを組み合わせて、自分好みの朝食をカスタマイズできる。

築56年の日本家屋を改築した内装は、昭和モダンともいうべき空間が落ち着く。11時からのおやつタイムには、庭を望むカウンター席やリビングのソファ、座敷など、好きな席を予約することもできる。

金曜日の夜は、から揚げやなすのお浸しなど、お惣菜10種以上が盛られた「有馬屋ごはんプレート」(1,760円)や酒も提供し、居酒屋感覚でくつろげる。なお、夏は「有馬屋氷店」として名前が変わり営業する。

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つり掘 武蔵野園

和田堀公園のアイコン的存在「つり堀 武蔵野園」。木々に囲まれた釣り堀にはなぜか大きく口をあけたジョーズが。料金は、えさと竿つきで30分600円、1時間800円(子ども500円から)で、気軽に釣りにチャレンジできる。平日の昼はのんびりとした、週末は親子連れも集まりにぎやかな雰囲気になる。

人気ドラマ「孤独のグルメ」に登場したことから、遠方から訪れる客も増えたそう。特筆すべきは併設している食堂。鶏肉がゴロゴロ入っているオムライス、揚げたてのカツが乗ったカツカレーなどのご飯メニューが豊富だ。朝の9時から気軽に集い、飲める居酒屋としてもローカルに愛されているスポットである。

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ガラパゴス

和田堀公園のカフェ「テラスりばぁさいど」の2階では、知る人ぞ知る週末限定の古着屋が営業している。

テラスの奥の外階段を上り、青いドアを開くと、店内にはTシャツのストックがずらり。個人のコレクションをのぞくようなわくわく感がある。

実際、店主が国内外のフリーマーケットなどに足を運んで選んだアイテムが並ぶ、秘密の倉庫のような空間なのだ。1980~90年代のアメリカの古着が中心で、スニーカーや小物、その時代の雑誌やCDなどもあり、奥には懐かしのファミコンも多数置かれている。同時代に青春時代を過ごした人ならキュンとなるアイテムに出合えるだろう。自分だけの宝探しに没頭してみては。

営業時間は変動する場合があるので、公式Instagramで確認してほしい。

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松ノ木遺跡復原住居 

和田堀公園周辺は旧石器時代から古墳時代にかけての遺跡が多く発掘されたことでも知られる。松ノ木中学校の校庭裏にある松ノ木遺跡復原住居は1950年に発見された古墳時代後期の竪穴式住居をモデルとし、その当時の生活の様子を展示した遺跡だ。

ガラス窓をのぞくと、厨房(ちゅうぼう)など生活する十人の様子が再現され、暮らしぶりがうかがえる。歩いて3分ほどの「郷土資料館」には縄文土器をはじめ、このエリアの生活史を学べる資料が展示されている。併せて見学するとより鮮やかに、この時代の暮らしを思い浮かべることができるだろう。

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ザ ベイク ハウス

和田堀公園ケヤキ広場の北側の横道に入ると、緑に囲まれた一軒家カフェ、「ザ ベイク ハウス(THE BAKE HOUSE)」がある。週末だけ営業しており、自分だけの静かな時間を過ごせるため、内緒にしたくなる隠れ家としても利用できそうだ。

席は予約制。1,210円のドリンクと焼き菓子のセットを公式ウェブサイトの「東京本店(店内予約)」で注文するというスタイル。オレオやアールグレーのマフィン、丁寧に入れたカフェラテや自家製レモネードなど、優しい味に心がほぐれていくだろう。

テラス席だけではなく、2階のリビングもドックフレンドリーなので、犬の散歩途中に立ち寄ってみるのもいい。

もっと東京を探索したいなら……

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JR中央線で吉祥寺から西へ2駅、武蔵境は緑に恵まれた地域だ。街路樹も豊かで、「野川公園」や「小金井公園」などの広大な緑地は休日、家族連れでにぎわう。駅周辺にもナシやブドウを栽培する果樹園があり、採れたての野菜や果実の販売所も多い。

近隣にはいくつもの大学が並ぶ学生街の一面もあり、駅前にある「武蔵野プレイス」は都外からも人が訪れる人気の図書館だ。館内にはカフェもあり、市民の憩いの場となっている。

近年では、7月には中央線沿線のブルワリーが一堂に会する「中央線ビールフェスティバル」が開催されることでも注目を集めるほか、人気ラーメン店や著名人がオープンしたビーガンレストランなど、知る人ぞ知る名店も多い。

ここでは、途中下車してでもわざわざ訪れたくなるユニークな施設や専門店をピックアップしてみた。ぜひ、散策の参考にしてほしい。

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東京都あきる野市にあり、緑豊かなエリアとしても知られている武蔵五日市。昨今ここに、独自の魅力を持った注目のニュースポットが次々と誕生している。

四季折々の自然の魅力に加え、東京の都市部にはない自由さと斬新さを兼ね備えた、店やミュージアムを紹介しよう。コンクリートジャングルの中で押し潰されそうになったら、息抜きを兼ねて武蔵五日市を訪れてみてほしい。思わぬインスピレーションが湧く刺激的な時間を過ごせるだろう。

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池袋駅から西武池袋線でたったの5分。現在進行形で街がつくられている東長崎は、これからさらに面白くなること間違いなしのスポットだ。

街をつくるといっても、いわゆる高層ビルを建てまくるようなことをしているのではない。「小さくていい店」がぽつりぽつりと増え、新しいカルチャーを育み、この地に根付く「小さくていい店」と交わり合う。そういう文化的な街づくりだ。

ここでは、東長崎カルチャーのハブ的コーヒーショップや本場のオレッキエッテが味わえる話題のイタリアンレストラン、都内唯一の小鹿田焼専門店などを紹介する。ローカルコミュニティーに溶け込みながら、この地でしかできない体験を存分に楽しんでほしい。

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2023年6月にとしまえん跡地が、映画「ハリー・ポッター」の世界観が体験できる一大施設へと変貌し、この一帯は世界的に注目されるエリアとなった。今、豊島園駅を降りれば多くの外国人を目にするだろう。

ほかにも、日本庭園を眺めながら楽しむスーパー銭湯など大型アミューズメント施設もあるが、地域に愛されるローカルな魅力を持った店も多い。

ここでは、豊島園駅周辺の散策が楽しくなる独自の魅力を持ったスポットを5つ紹介しよう。ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」だけで満足せず、ぜひ散策に興じてみてほしい。

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都内屈指のカルチャータウンである高円寺と中野の北に存在する町、野方。そこに位置する野方文化マーケットは終戦直後、当時は貴重だった食料品が商われ、にぎわった闇市だったといわれている。時代の流れとともに、入居する店舗の多くはシャッターを降ろしてしまった。

だがここ数年、特に駄民具ダミラの入居以降、店主の趣味嗜好(しこう)が反映された個性的な店舗が急速に集まり、新たなディープスポットと化している。そんなカルチャーの闇市ともいうべき野方文化マーケットで、貴重な品々を入手してみよう。

ここでは、ジャンクな雑貨を販売する駄民具ダミラや、キッチュなTシャツを陳列する吊り橋ピュンなど、訪ねてほしい5軒を厳選して紹介する。

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