Nishihara Shotengai
Photo: Manabu Morooka
Photo: Manabu Morooka

幡ヶ谷でしかできない16のこと

タイムアウト東京読者のおすすめから、人気店一押しの店まで

Kaoru Hoshino
テキスト: Aya Ueno
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タイムアウト東京 > Things to Do> 幡ヶ谷でしかできない16のこと

渋谷区の中でも下町的な空気が残り、地元の人々のつながりが色濃いローカル感あふれる街・幡ヶ谷。駅周辺は再開発を免れ、今も4つの商店街が活気を残すほか、裏路地には個豊かな飲食店やカフェ、ギャラリーが点在している。

近年は若い感性を持つオーナーによる新店舗も増え、知る人ぞ知るクリエーティブな街として注目されている。散歩しながら気になる店をホッピングできるのも魅力の一つだ。

また、明治期に玉川上水の水を引くための新水路が整備されたことにより築かれた高い土手が街に独特の起伏を生んだ。坂道沿いにユニークな店が肩を並べる景色はここにしかないだろう。 

今回は、Time Out Tokyo(タイムアウト東京)の読者やフードライター、編集部の英語・日本語チーム、さらに地元の人々からも情報を集め、多角的に幡ヶ谷の魅力をまとめた。きっと訪れてみたくなるはずだ。 

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フードライターのおすすめ

「幡ヶ谷は、多国籍で感度の高い小さな飲食店がひしめく美食の町です。路地裏や商店街に点在する店はどれも個性豊かで、料理人のセンスと土地ならではの温もりが交差していると感じました。歩くだけで世界を旅するような、小旅行気分を味わえるのも魅力の一つですね。」

Aya Ueno
Writer
  • タイ料理
  • 幡ヶ谷

maama

幡ヶ谷駅からほど近く、路地裏のビル2階にオープンした隠れ家的立ち飲みタイ料理店「マーマ(maama)」。オーナーは、在日歴11年になるバンコク出身のビン。自身が食べ慣れた本場の味を届けたいと、タイ東北部イサーン出身のシェフら仲間とともに立ち上げた。

全15席の完全立ち飲みスタイルの店内では、自家製サワーやワインとともに、本格的なタイ料理が気軽に楽しめる。名物の一つは、とろっとした黄身が乗った揚げ焼き卵、カイダーオを乗せたカオパットガパオ(950円、以下全て税込み)だ。 鶏肉をホーリーバジルなどのスパイス、特製ソースとともに炒飯風に仕上げたスタイルで、うまみと甘み、そして後を引く辛みが重なるやみつきの味わいだ。

酒好きにおすすめなのが「ラープペット」(920円)。鴨ひき肉をレモン山椒やバイマックルーなど香り豊かなハーブで炒め合わせた定番料理だ。ブタの皮を揚げたケープムーの食感がアクセントになり、仕上げにミントをちぎって加えれば、より爽やかな風味が広がる。 

料理は小ぶりなポーションで提供されるため、グラス片手にシェアしながら味わうのにぴったりだ。タイ料理好きなら通わずにはいられない、心地よい一軒である。

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  • ショッピング
  • 代々木上原

御菓子所 胡禾

ノスタルジックな幡ヶ谷の商店街に2024年4月12日にオープンした「御菓子所 胡禾(こか)」。19歳で和菓子の世界に足を踏み入れ、東京や大阪の名店で修行を積んだ岩田大二郎と、地元埼玉の和菓子屋の娘である千納夫妻が営む、新しい形の和菓子屋だ。

旅好きで、特に中央アジアの国々には幾度となく足を運んできたという2人は、和菓子作りにもそんな食文化をエッセンスとして落とし込む。

例えば、求肥の生地で作った「風々」(290円、以下全て税込み)は、メレンゲを含ませ、優しい弾力にシュワシュワとした口溶けが特徴的。優しくてまろやかな生地に、ニッキやクルミのアクセントを効かせ、一粒にアジアテイストをぎゅっと詰め込んだような魔法のような味わいだ。

また中華圏の伝統菓子である月餅をモチーフにした「佐波理」(290円)も外せない一品。ゴマ油の風味が広がり、口の中でほどける素朴な風味のあん。クルミやゴマの香ばしさや食感が穏やかな余韻を残す。

定番商品のほか、季節を感じさせる限定商品もある。おいしさはもちろん、懐かしさを感じさせる落ち着いた店内や、優しい笑顔で出迎えてくれる岩田夫婦の人柄の良さも同店の大きな魅力の一つ。近々導入予定という、イートインスペースも楽しみだ。

  • 日本料理
  • 代々木上原

酒とつまみと〆蕎麦 よし川

藍色ののれんが目印の「酒とつまみと〆蕎麦 よし川」は、どこか下町風情が漂う幡ヶ谷にしっくり馴染む、落ち着きと品のある一軒だ。

渋谷の人気店「雷庵」や六本木「蕎麦前 山都」で腕を磨いた店主・吉川亮太と、妻の麻里が目指したのは、「のめる蕎麦屋」。その店名の通り、日本酒をはじめとした酒とつまみ、そして締めの蕎麦が堪能できる。

まず試したいのは、自慢の小料理「鴨わさ」(750円)。自家製の調味液で低温調理したカモ肉は、しっとりジューシーでかむほどにうまみが広がる。ワサビを乗せれば、つんとした辛みが甘みをさらに引き立てる。

続いては旬の魚や野菜を盛った「天ぷら盛り合わせ」(1,200円)。冷やした衣を使用し、油との温度差を生かすことでサクサクとした軽快な食感に仕上げている。ごま油がほのかに香り、食欲をさらに誘う。

そして最後は締めの「せいろ」(800円)。短時間でゆで上げ、氷水でしっかり締めた蕎麦は、艶やかで爽快な喉ごしが心地いい

居酒屋の気軽さと本格蕎麦屋の腕前を併せ持つ一軒として、幡ヶ谷の夜に通いたくなる店だ。なお、席料は300円となっている。

Time Out Tokyo 英語編集部のおすすめ

「渋谷から近いのに落ち着いていて、東京らしいローカルな生活が感じられるエリア。おもしろい個人店がたくさんあります。しかも、老舗と新しいおしゃれな店が混在していて、街歩きの中でさまざまな発見がありました。」

Kaila Imada
Kaila Imada
Digital Editor, Time Out Tokyo
  • カフェ・喫茶店
  • 幡ヶ谷

Laundry Koffiehuis

幡ヶ谷の北端にある「Laundry Koffiehuis」は、名前の通り元ランドリーを改装したユニークなコーヒーショップ。オーダーごとに丁寧に淹れたスペシャルティコーヒーが楽しめる。オーナーは中目黒「Onibus Coffee」で修業した実力派で、エチオピア、ケニア、ボリビア、ルワンダ、ホンジュラス、エルサルバドルなど、世界各国から取り寄せたシングルオリジン豆をハンドドリップで提供している。

さらに店内の3分の1は古着コーナーになっており、ビンテージのスニーカーやリーバイスのデニム、ヘインズのTシャツなどがずらりと並ぶ。コーヒーを片手に掘り出し物探しも楽しめる。

日曜限定で提供される「ヴィーガンファラフェル」も見逃せない。ひよこ豆から店内で仕込み、注文を受けてから焼き上げるサンドイッチは、香ばしいファラフェルボールにフレッシュハーブやスパイスをたっぷり詰め込んだボリューム満点の一品。1日わずか20食限定、価格は900円からなので、狙うなら早めの来店がおすすめだ。

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  • バーべキュー
  • 代々木上原

フリーマン食堂

ニューヨークのブルックリンから東京に移住してきた夫妻がオープンしたフリーマン食堂は、バーベキュー料理が人気のレストランだ。閑静な住宅街にある落ち着いた雰囲気の店内には、特注の鉄製スモーカーが設置されており、フリーマンのアメリカン・スモークハウスの味を再現している。

名物のスペアリブ(フルラック6,000円、ハーフ3,200円)にホットソースとピクルスをかけて食べるのが定番。また、パストラミは5日間塩漬けにした後、日本のオーク材で10時間かけて薫製にしている。ディナーメニューでは、スモークチキン(胸肉または骨付き)、ポークベリー、ガンボ、ジャマイカカレーなど、東京では珍しいバーベキューやアメリカ南部の伝統料理も提供している。

ランチメニューはプルドポーク(1,000円)、スモークサバ(1,000円)、パストラミ(2,000円)など、リーズナブルで満足度の高いサンドイッチがおすすめ。冷蔵庫の中には、日本や海外のクラフトビールがずらりと並ぶ。

  • ショッピング
  • 代々木上原

Àcôté

2016年のオープン以来、地域に根付いた存在となっている「Àcôté(アコテ)」。フランス語で「隣」を意味する店名の通り、日用品からギフト、酒まで揃う、ご近所感覚で立ち寄れる雑貨店だ。

店内には日本と海外から集められたアイテムがセンスよく並び、キッチンツールや文房具、遊び心ある小物まで幅広くチェックできる。さらに、厳選された日本のクラフトビールやフランス産ナチュラルワインも揃っているのがうれしい。

奥にはオーナーが愛する品々を紹介する展示スペースもあり、イラストレーターの塩川いづみや写真家の佐内正史といった人気アーティストの作品に出合えることもある。

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  • カフェ・喫茶店
  • 代々木上原

Equal

居心地のいい西原にたたずむ「Equal」は、フランスの三つ星レストラン「トロワグロ」でパティシエを務め、富ヶ谷の人気店「Path」の共同オーナーでもある後藤祐一シェフが手がけるシックなパティスリー。2019年のオープン以来、洗練されたペストリーやスイーツを求めて多くのファンが訪れている。

メニューは決して多くないが、どれも見逃せない逸品ぞろい。薄いクラストに包まれた繊細なチーズケーキや、シグネチャーの軽やかなカスタードを詰めた香ばしいシュークリーム「シュー・ア・ラ・クレーム」は必食だ。さらに、ピスタチオやココナツパッション、チョコレートヘーゼルナッツなど、季節ごとにフレーバーが変わるフレンチクルーラーも人気の一品。

また、季節限定のソフトクリームも要チェック。シンプルに楽しむのはもちろん、チェリーパイサンデーやシュークリームを合わせた贅沢なダブルスイーツとしても味わえる。

  • 幡ヶ谷

キッチンかねじょう

幡ヶ谷の小さな立ち飲みビストロ「キッチンかねじょう」は、ゆったりとした雰囲気と気さくな店主、丁寧な料理に充実のドリンクで地元民に愛される人気店。店主は鹿児島出身で、地元の食材を存分に生かした料理が楽しめる。鹿児島産の芋焼酎や地域の魚、かつて絶滅の危機にあった特別な豚肉など、ここでしか味わえない一皿も揃う。

店内の印象的なポイントは、戸棚を覆う松のモチーフのアート。能舞台の背景によく見られる伝統的なデザインで、店主の祖父による手描きの作品だ。かつて鹿児島の父の店に飾られていたこの作品が、今では空間に温かく懐かしい雰囲気を添えている。

メニューは季節ごとに変わるが、外せない総菜も揃う。自家製ドレッシングのグリーンサラダ、にんじんのラペ、豚のリエットは店の焼きたてパンと相性抜群。ボリューム派には、熱々の唐揚げやキノコを添えたタイのオーブン焼きもおすすめだ。

日曜の朝には、8時から10時までのモーニングも人気。ライスピラフ、焼き魚、ベーコン、季節の副菜にスープと中国茶がついた、しっかり食べ応えのある朝食が楽しめる。また、Instagramでは不定期で「パンの日」も開催。焼きたてパンを購入できるチャンスもあるので要チェックしてほしい。

Time Out Tokyo 日本語編集部のおすすめ

「幡ヶ谷へは、ELLA RECORDSに立ち寄りに出向くことが多いですね。最近は友人がミュージックバーやワインバーを始めたりと、新しいスポットが続々と登場している印象があります。いい飲み屋も多いので、つい飲みすぎてしまうこともあります」

  • 音楽
  • 代々木上原

ELLA RECORDS

幡ヶ谷駅と代々木上原駅の中間、西原にあるELLA RECORDS(エラレコーズ)。木材を生かしたぬくもりのある内装が特長だ。

取り扱うジャンルはロック、ソウル、ジャズ、レアグルーヴ、クラブ、和モノなど。ブラックミュージック、ジャズ系のDJの間では定番の一軒といえるだろう。ロープライスコーナーには、思いがけないお宝が入っていることもある。

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  • 幡ヶ谷

ねじ式

京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩4分、黒塗りの外観に白文字で「ねじ式」と書かれた看板が目印の店。「らあめん」「鶏白湯」「味噌」のラインナップで、二郎インスパイア系の一杯が味わえる。

二郎を少し軽めにしたスープは、後味のしつこさがなく、独自のうまみを感じる。麺は黄色の中太麺で、モヤシ、チャーシューのほかに、鶏そぼろが乗る。醤油や鶏白湯(とりぱいたん)もおいしいが、おすすめは味噌。どろどろ系の味噌ラーメンだがくどすぎず、濃厚でとろみがあり、ニンニクとの相性も抜群だ。

野菜増しなどのコールはできないが、程よい量のため満足感も高い。マイルドな味わいなので、二郎系のがっつり麺を敬遠しがちな女性にもおすすめできる一杯に仕上がっている。

  • 代々木上原

カシキ

自然素材を使ったアイスクリームとナチュラルワインが一緒に楽しめる「カシキ(Kasiki)」は、これまで100種以上のフレーバーを生んできたジェラート店だ。もともと店舗を持たず各地でポップアップを展開していたが、好評を博し、2022年から代々木上原で実店舗をオープンした。

旬のフルーツやハーブ、茶葉などを使った個性的な組み合わせのアイスクリーム(600円)は、ここならでは。アイスクリーム以外にも、常時8種類程度のワインを揃えている。アイスクリームに合うものをセレクトしてくれるので、きっとお気に入りの組み合わせが見つかるだろう。

ラインアップは頻繁に入れ替わり、訪れる度に新しいフレーバーに出合える。カフェ利用はもちろん、飲んだ後の2軒目にもぴったりな一軒だ。

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  • ショッピング
  • 幡ヶ谷

ロウカ

幡ヶ谷のレトロな商店街に建つ、築60年超えの長屋を改装したフレグランスとファッションアイテムのセレクトショップ。店舗デザインを担当したのは「シロ(SHIRO)」の北海道工場を設計した、建築家ユニットのArii Irie Architectsだ。

オーナーは、目白のセレクトショップ&ショールーム「セメント(CEMENT)」のオーナーバイヤーである田島秀一。セメントでは国内外のアパレルを展開しているが、「僕自身香水が好きで、これまでにない空間でフレグランスの魅力を多くの人に知ってもらいたいと思ったのが始まり」と開店のきっかけについて語る。

実店舗では初の販売となるブランド「フォグ(FOG)」など、よそではなかなか見かけない香水やルームフレグランス、ボディーケア、キャンドルなどを取り揃える。

ローカルのおすすめ

  • ショッピング
  • 代々木上原

ブルペン

幡ヶ谷駅から徒歩約5分、昔懐かしい雰囲気漂う西原商店街にたたずむ家具と生活雑貨の店。家具屋出身のオーナーらが国内外に足を運び、目利きのプロが厳選したアイテムを販売している。

国内の家具職人と共作したiPadスタンドなど、ここだけしか出合えない商品も多い。純植物性原料のオリジナルリキッドソープ「PALOS」も人気だ。ヒバをベースとしたウッディーな「Abstract Plants」と、甘くエキゾチックな香りの植物であるイランイランを主体とした「Angelic Chorus」の2種を用意している。

なお店名はピッチャーとキャッチャーがキャッチボールするように、作り手との関係性を大事にしたいという思いから「ブルペン」と名付けられたという。

「インテリアでも雑貨でも良いものがあるのはもちろんなのですが、BULLPENに行くと『これ欲しい』が見つかる素敵なお店です」(ELLA RECORDS スタッフ)

  • ショッピング
  • 花店・フローリスト
  • 代々木上原

フォレジャー

「パドラーズコーヒー」の奥に佇む花屋「フォレジャー(Forager)」。足を踏み入れると、ほっと優しい気持ちに包まれる。

オーナーのチーコは花一筋の職人。独立前はカフェで週末限定のブーケ販売や、写真家とのカレンダー制作など、自由な発想で活動してきた。現在の路面店を構えて9年。今もポップアップや編集活動など、花屋の枠を超えて表現を続けている。

店内には、季節の光を大切に仕入れられた花が約15種。夏は日差しに映えるクリアな色合い、冬はほっこりとしたトーンと、その時期ならではの花々が人の心に寄り添う。野原を束ねたような抜け感のあるアレンジは、花を贈る楽しさを改めて感じさせてくれる。

小さな空間ながら、曲線を生かした内装でゆとりを感じる設計。奥には全国からセレクトした花瓶やオブジェも並び、花と暮らしをつなぐ提案をしてくれる。「特別な日」だけでなく「なんでもない日」にも訪れたい、そんな花屋だ。

「店内のお花はフォレジャーさんにお願いしています」(ブルペン  スタッフ)

「フォレジャーさんは7年ほど前からパールブックスの真横で営んでおられます。とてもおすすめです」(パールブックス&ギャラリー スタッフ)

Time Out Tokyo 読者のおすすめ

  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 代々木上原
  • 価格 1/4

パドラーズコーヒー

代々木上原と幡ヶ谷の間に位置する西原商店街にある、ポートランドに長期滞在していた松島大介が手がけるコーヒーショップ。同店めがけて多国籍の人々が集まり、交流のハブとなっている。

提供されるドリンクは、エスプレッソやマキアート、ラテ、アメリカーノなど。香り豊かな一杯を心ゆくまで堪能してほしい。

ホットドッグも人気メニューの一つ。「AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)」のハーブの香り豊かなソーセージを、幡ヶ谷の人気ベーカリー「カタネベーカリー」のパンで挟んだ一品だ。

また、店舗に併設したギャラリースペースでは、アーティストの展示やポップアップショップも展開する。

  • アート
  • ギャラリー
  • 代々木上原

パールブックショップ&ギャラリー

「パドラーズコーヒー」と「フォレジャー」の隣に位置する、6畳ほどの小さなギャラリー「パールブックショップ&ギャラリー」。運営するのは、アート系出版社「888(ハチミツ)ブックス」を手がける吉田宏子だ。

目印は、入口に置かれた大竹伸朗の作品のカプセルトイ「ガチャ景」のカプセル自動販売機。吉田と大竹とは旧知の仲で、同店オリジナルのTシャツも大竹が手がけた。白を基調に、什器やベンチに柔らかなグレーを差した店内は、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)のアトリエの基調色を参考にしている。

オープンから10年。888ブックスが刊行する書籍の出版記念展をはじめ、吉田にゆかりある作家の展示が不定期で行われる。

吉田は「書籍は情報ではなく、作品の器づくり」と語る。紙質や製本にまでこだわり抜く姿勢が、国内外のアーティストから厚い信頼を寄せられるゆえんだ。なお、不定休があるため訪れる際は公式SNSで確認してほしい。

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【まだまだある!読者から寄せられた幡ヶ谷のおすすめスポット】

今回ご紹介した2店舗以外にも、皆さんから幡ヶ谷の多種多様な魅力的なスポットを教えていただきました。すべてのコメントを丁寧に拝見し、今後のエリアガイド制作の参考にさせていただきます。

▼読者の皆さんから推薦された幡ヶ谷スポット(一部)

loom Hatagaya(酒とスパイス料理)
・餃子の店 您好(餃子)
サンデーベイクショップ(焼き菓子)
ラグ(カフェバー)
フォレストリミットイベントスペース&カフェバー
六号通り商店街
れんげ食堂(中華料理)
ウートンラムホール(ラム酒専門バー)
大衆麺酒場 ミクロとくじら(中華酒場)
ふるや古賀音庵(和菓子)
JICA東京食堂(多国籍料理)
ミヤザキ商店はなれ(居酒屋)
・観音湯(銭湯)
パンとコーヒーの店 ジャムハウス (パン)
LaLa Chai thaifood &craftbeer(タイ料理)
CONCENT(パティスリー)

たくさんのおすすめ投稿、本当にありがとうございました!

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