タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、一風変わった体験型バスツアー
旅行の楽しみは目的地だけでなく、移動中の時間にもある。今回は、単なる移動手段にとどまらない「体験型バスツアー」を、東京発着に限定して紹介。食やライブ、アート、さらには首都高を激走するアトラクションのようなものから、バス内サウナまで、一度は乗ってみたいユニークな体験をしてみてほしい。
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首都高速道路といえば、道幅が狭い上に、複雑なカーブや合流が多く、自然と右左へと車線変更が高速で頻繁に繰り返される、、初心者運転手にとって「恐怖の高速道路」。
そんな高速道路を高さ4メートルの屋根のないオープントップバスで駆け抜ける体験は、ジェットコースターのような爽快感を味わえるだろう。
夜景も人気の理由の一つ。スリルと絶景を一時に楽しめる60分のショートトリップは最高の思い出になること請け合いだ。
7〜8月は週末や祝日などを中心に定期的に開催されている。
クルーズトレイン「ななつ星in九州」などを手がける水戸岡鋭治がデザインしたバスに乗車できるツアー。木材をふんだんに使った内装には、神社仏閣で伝統的に使われる格天井をバスに初めて導入。さらに組子職人による光壁、すだれ職人によるすだれ風カーテンなど職人技が随所に組み込まれている。豪華なバーカウンターも完備しており、クラシカルなサロンのように楽しめるだろう。
バスに乗ること自体が目的になる唯一無二の空間を満喫してほしい。ツアーは新宿発着で日帰りから宿泊まで多様なプランを用意している。
本場イギリスで走行していた2階建てロンドンバスに乗り、東京の街並みを眺めながらアフタヌーンティーをたしなむ旅はいかが?
ツアー中は8種類の紅茶が飲み放題。季節ごとに内装やメニューが変わり、非日常空間での思い出に残るひとときが楽しめる。
2階建てのオープントップバスで、東京の名所を巡りながら本格的なコース料理が楽しめるバスツアー。ランチとディナーで、洋食と和食の2コースから選べる。
中でも、浅草や東京スカイツリー周辺など江戸文化が今に残るエリアを巡りながら2時間30分のランチコースをじっくり楽しめるのは、「ならでは」の体験だろう。「廻転鮨 銀座おのでら本店」が監修した甘味など、食事も申し分ない。
ほかにも、「フレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむ夜」などの組み合わせがユニークなツアーも面白い。花見の時期やクリスマスシーズンなど、季節によって特別なコースも運行している。
残念ながら東京発着便はないが、ぜひとも体験してほしいバス体験を紹介したい。
それは、引退した路線バスの車両をサウナに改造し、どこでも本格的な薪(まき)サウナが体験できる「移動型サウナバス」だ。降車ボタンを押すとロウリュができる仕組みや、つり革を使った温度計など、路線バスの名残を生かした空間の中でサウナを楽しめる。
1号車は関西を拠点としており、2号車は長野、栃木、群馬、静岡など関東近辺で運行している。2025年夏には、静鉄バスが運行していた路線バスの車両を改造し、茶畑をイメージしたサウナ室などがある3号車も完成する予定だ。
次回の稼働予定は、2025年9月27・28日に大阪で開催されるサウナカルチャーフェス「OSAKA SOUND BARTHE」。この個性派バスに出合えるチャンスだ。
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