Photo: K2 PARTNERS
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那覇空港周辺でしか食べられない沖縄そば5選

到着時や出発する前に堪能できる、知られざる沖縄そばの魅力

Genya Aoki
寄稿: K2 Partners
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沖縄そばの世界は、広大で多彩だ。東京にいるとインスタントや旅行などで一度食べた味が、全てだと思い込んでしまう人も多いが、カツオと豚骨だしをベースにしながらもその色は黄色から白、透明まで幅広く、それだけ味わいも異なる。麺もまた白、黄色、ストレート、中太縮れ、平打ちなど多種多様。香川県民とうどんの関係のように、十人十色の味があるといっても過言ではないかもしれない。

そんな沖縄そばの魅力に取りつかれ、3カ月で100杯以上の沖縄そばを食べた男2人が、那覇空港周辺でしか食べられない、おすすめの絶品沖縄そばを紹介する。旅先での駆けつけから別れの一杯まで、ぜひ参考にしてほしい。

空港食堂

那覇空港の到着ロビー階奥に位置する隠れた名店。沖縄そば専門店が軒を連ねる那覇空港 において、「同店がベスト」と語る沖縄通も多い。人気メニューは『ソーキそば』。だしを一口すするとカツオの強い香りが漂い、その後に豚骨の深い味わいが続く。この見事なブレンド感が空港食堂の大きな特徴だ。

麺はやや黄がかった白いストレート麺。沖縄そばのスタンダードと呼んでも良い幅と厚みで喉ごしが良く、一気にすすりこみたくなる。本ソーキは、小ぶりながら3つも麺にオンされており、重厚な存在感とともに、肉のうまみがたっぷり。まさに満足の一杯である。

沖縄そばの麺を使用した『焼きソバ』もファンが多いメニューだ。ほかにも、食堂ならでは豊富な料理がそろっている。提供時間は比較的早く、到着後や出発前にクイックに沖縄気分を味わいたい時に最適だ。

なかざ家

2021年3月にリニューアルして以来、「進化系」を愛する沖縄そばファンの間で早くも話題を集めているのが、なかざ家だ。

「そばへの妥協一切しない」という同店に来たら、『ソーキそば』を食べてほしい。運ばれてきてまず驚くのが、黄白色、不透明の豚骨だし。見た目のインパクトと裏腹にコクと甘みが引き立つマイルドな味わいで、いつまでも飲み続けたくなってしまう。

麺もまた、特徴的だ。かなり黄色が強い中太縮れで、もっちりと力強い。低温で8時間煮込んだボリューム満点の軟骨ソーキは、沖縄そば界で近年トレンドになりつつある「炙(あぶ)りソーキ」。とろける柔らかさなのに、外は香ばしい。「炙(あぶ)りソーキ」の初体験にはうってつけだろう。

さらに、オリジナルのうま辛調味料『豚(とん)グース』、自家製の無添加、無着色の『黄金しょうが』は同店でしか味わえない隠れた一品なので、見逃さず。

※2022年4月現在、『黄金しょうが』は価格調整のため販売休止中。価格確定次第、販売再開予定。

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守礼そばと沖縄料理

那覇空港付近の各レンタカー会社が点在するエリアに立地し、昼で閉めてしまうそば屋が多い中、夜まで営業している貴重な一軒。ちゃんぷるーや煮つけなどの沖縄料理もあり、沖縄そばと一緒に楽しむことができる。サラリーマンや地元の客でにぎわう人気店だ。

そばだしは、豚骨ベースの「あっさり味」「こってり味」そして「カツオ風味」の3種類。おすすめは「あっさり味」で、やや茶色のほぼ透明なスープながら、豚骨のまろやかなコクを残しつつも優しさを感じる、ここでしか味わえない味である。

麺は、中太ちぢれ麺でコシがある「かた麺」と平打ちの「やわらかな手打ち麺」の2種類から選択可能。自分好みにカスタマイズした一品を作ることができるため、何度訪れても楽しいだろう。

『ゴーヤーそば』『イカスミそば』など趣向を凝らした沖縄そばメニューもあるので、グループで訪れた場合は、いろいろ試してみながら沖縄そばの奥深さを探求してほしい。

そば処 きくや

静かな住宅街にひっそりとたたずむ同店。2022年3月にリニューアルオープンしたが、変わらず黄色いのれんが目印だ。店名を冠した『きくやそば』は本ソーキ、軟骨ソーキ、三枚肉をいっぺんに味わうことができる最高の一杯。そば出汁は、一口すするとカツオのうま味を感じ、後から野菜の甘みが続く。ほかの店にはない野菜へのこだわりがスープに溶け込んでおり、最後まで飲み干せてしまう。

麺は厚みのある縮れ麺。透き通ってはいないがなまめめかしい黄がかった色で、独特の喉越しがおいしい。三枚肉やソーキはほろりと柔らかく、自家製の秘伝だれに浸し半日煮込んでいるだけあってしっかり味が染み込んでいる。その肉汁が今度はそば出汁に染み出すことで、食べている間に出汁がうまくなっていく。この時間がいつまでも続いてほしいと感じるだろう。

気さくなおばあたちが切り盛りしているアットホームな店舗で、「こだわりの80食限定」の沖縄そば。うまく時間をやりくりしてでも、立ち寄ってみたい一軒だ。

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楚辺

那覇中心部の裏手とは思えない、木々に囲まれた古民家。吹き抜けの天井からは、屋根の赤瓦の裏側が見え、シャンデリアがつるされている。アメリカンオールディーズが流れる店内は、洋と沖縄が折衷したおしゃれさと懐かしさが漂う。

そばだしはカツオと豚骨のブレンド。あっさりとしたカツオのうま味が強いが、豚骨のコクとまろやかさが隠れた味わいは深みを感じる。麺は、コシと弾力がある平打ちストレートの細麺を採用している。

中でも『楚辺のまかないそば』は、三枚肉と軟骨ソーキがトッピングされているお得な一品。軟骨ソーキは肉がホロホロに煮込まれ、肉汁がそば出汁へ染み出し、うまさを際立たせている。厚みのある三枚肉も食べ応えたっぷりだ。

沖縄のやちむん(陶器)が使われている器は、沖縄気分を高めてくれるだろう。

ライタープロフィール

K2パートナーズ

東京に生まれ、長年東京で暮らした後、マレーシアで8年間を過ごし、2021年8月に沖縄に移住。沖縄そばの魅力に取り憑かれ、10月末までの間に100杯以上を食す。男性2人組の会社。

「麺道」を探求する……

  • ラーメン

「ネオクラシックラーメン」とは、古き良き昔ながらの中華そばのスープや具材などに、一ひねりのインパクトを加えて現代風に再構築したラーメンのこと。クラシカルなしょうゆラーメンの奥深さと、新しさが同居した味わいに、近年じわじわと人気が高まっている。

本記事では、懐かしくも新しいネオクラシックなラーメンを提供する11店を紹介する。

  • ラーメン

人肌恋しいこの時期、痺(しび)れる恋よりおすすめしたいのが「痺れ系担々麺」だ。この担々麺の特徴は、四川料理などに使う花椒(ホアジャオ)や日本の山椒などの香辛料が惜しみなくたっぷりと入っていること。一口すすれば花椒や山椒がビリビリと口内を刺激し、かんきつ系の爽やかな風味がやみつきになることから、リピーターの間で人気を呼んでいる。

ここでは汁あり、汁なしと双方の担々麺を扱う店を紹介するが、いずれのメニューも花椒や山椒の粉末が麺を覆い隠してしまうほどの強者ばかり。『辛さ』や『痺れ』の幅を調整できる店も多いため、自分に合った味を試してみよう。

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  • ラーメン

いち麺ジャンルとして定着し、さらなる細分化が進むつけ麺。その中でもここ数年でひそかに注目を浴びているのが『昆布水つけ麺』というメニューだ。

このメニューの特徴は、昆布のうま味が染み込んだとろとろの昆布水に麺がつかった状態で提供されること。麺本来の小麦の味わいと、黄金色の昆布水の風味、喉越しの良さ。そこに各店が工夫を凝らしたつけだれの味が混ざり合い、味のハーモニーを生み出している。

今回はみそや豆乳と昆布水のコラボレーションなど、新感覚のメニューを提供する店も紹介。暑い季節にぴったりな、さっぱりとした一杯を堪能してほしい。

2016年あたりから、東京の飲食業界で静かなブームが起きている焼きそば。中華麺を少々の野菜と肉と合わせて炒めた非常にシンプルな料理で、縁日の屋台や休日の昼ごはんなど、ちょっと小腹が空いたときに食べるもの、というイメージが強い。

その手軽さからB級グルメにカテゴライズされがちだが、作り方によっては非常に奥深い料理に変貌する。実は都内には、専門店や居酒屋、バルまで独自の焼きそばレシピで真剣勝負を賭けている店がいくつもある。

もちもちの自家製麺とスパイスのきいたソースが大評判の神保町の焼きそば専門店、具材やソース、天かすまでこだわり抜いた鉄板焼き店の無添加焼きそば、はたまたペヤングをデコレーションして人気メニューに仕立てている店など……。都内で無限に広がる焼きそばワールドを、一度体験してみては。

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東京、讃岐うどん15選
東京、讃岐うどん15選

1960年代からの幾度かのブームを経て、讃岐うどんは今やうどんの代表格といえる存在に成長した。東京でもセルフ式のチェーン店が増え、どこでも讃岐うどんが食べられる。もちろん、本場の味を知る香川出身者やうどん通が「讃岐うどん」と認めるかは別の話だが、そんな彼らをもうならせる名店が、東京には確かに存在する。香川には、うどん店が800店以上あるともいわれる。讃岐うどんに何を求めるかも人それぞれだ。

ここでは本場の名店の味をストイックに追求する店から、関東風との融合に挑戦する店まで、個性豊かな15軒を紹介。「いかに本場に近いか」ではなく、「おいしいかどうか」の基準でセレクトしているので、賛否はあるかもしれないが、このガイドをもとにうどん愛を語り合ってほしい。 

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