東京、2019年にオープンしたミュージックバー

渋谷や新宿、三軒茶屋で音楽を楽しむ

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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ここ数年で夜の楽しみ方が多様化している。2019年6月には東京都が、通年計画で実施するナイトライフイベントや地域のナイトライフヘの取り組みへの観光振興助成金の募集を開始し、話題となった。ここでは、DJがセレクトする音楽と酒が楽しめるミュージックバーを紹介したい。今年は渋谷に集中的にオープンした印象で、セレクトする酒や内装に力を入れていたり、昭和の老舗スナックを改装したユニークなものまでさまざまだ。クラブまで足を運ぶほどではないが、良い音楽と酒を楽しみたいと思った夜には、ぜひ参考にしてほしい。

イチバー
  • バー
  • 三軒茶屋

※2019年6月オープン

ジャンル:オールジャンル

三軒茶屋にあるイチバー(I-IchI Bar-) は、美味い酒と店長のかける多様な音楽をゆったりと楽しめる空間も魅力の一軒。ドリンクのおすすめは、ウーロン茶や豆乳割りでも楽しめる『珈琲焼酎』。またユニークなのは、店内の壁に飾ってある作品やお店にあるものはほぼ購入可能ということ。オープン時間や休店日はインスタグラムの更新をチェックしてほしい。 なお、不定期でイベントなども開催予定。

  • ナイトライフ
  • 渋谷

※2019年6月オープン

ジャンル:レゲエ、昭和歌謡など

渋谷百軒店にある、老舗スナックながさき。2019年6月に元のオーナーから店を引き継ぎ、1階はバー、2階はうどん酒場として営業している。昭和レトロな店内にはポップなアート作品が飾られていたりと、時代をまたいだ、まさに異空間である。DJブースも設置され、週末や連休にはDJが選曲を行っている。チャージ料は500円、ドリンクは650円からと価格も良心的だ。

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DJ Bar 東間屋
  • ナイトライフ
  • 渋谷

※2019年3月14日オープン

ジャンル:ハウスやテクノが中心

ライブハウスTSUTAYA O-EASTの一角にあったバーの跡地にオープンした、DJバーの東間屋(AZUMAYA)。国内の若手DJを中心に連日音楽が楽しめる。バーでは、唎酒師(ききさけし)の資格を有するバーテンダーがセレクトした地酒と、日本のスパイスを使った『山椒ジントニック』などのカクテルが楽しめるのもユニーク。内装デザインはポストロックバンドtoeのギタリスト、山嵜廣和(やまざき・ひろかず)が担当し、店内に飾られるアートは柏原晋平が手がけている。 その日の気分でフラッと立ち寄れば上質な音と酒に酔えるナイトスポットだ。

翠月
  • ナイトライフ
  • 渋谷

※2019年7月23日オープン

ジャンル:ディスコやハウス、テクノ、アンビエント、エクスペリメンタル系など幅広く網羅

渋谷区道玄坂にあるDJバー翠月(MITSUKI)。アートディレクターのYOSHIROTTENが内装デザインを手がけた。「東京で唯一無二の音楽酒場」をテーマに、DJプレイを楽しみながら上質なアルコールを堪能できる。これまで、瀧見憲司、Gonno、Monkey Timersらベテラン、そして東京の若手DJらをラインナップしている。アルコール類は、ジントニックなど定番カクテルのほかヴィンテージの国産ウイスキーや、厳選された自然派ワインなどもそろえている。

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オリズル
  • ナイトライフ
  • 新宿

※2019年6月14日オープン

ジャンル:ハウスやテクノが中心

歌舞伎町のビル5階にある「東京の夜を面白く」をコンセプトにしたナイトクラブ。クラビングのプレ、アフターパーティーに力を入れ、金、土曜は6時から10時の時間帯をアフターアワーとして営業している。クラブといって想像する規模の広さではないが、新宿の貴重な音箱である。エントランスは1,000〜2,000円程度(イベント、日により異なる)。オープニングイベントには、大沢伸一やKIKIORIX、2000 AND ONEらがプレイした。

東京の夜を追う……

早朝から行けるクラブ&DJバー 3選
  • ナイトライフ

クラブイベントは深夜にやるものというのは昔の話で、最近では夕方からスタートして24時ごろに終わるデイタイムのイベントもかなり増えてきている。背景には、家庭を持つ世代になったクラバーたちが多くいることや若年層が夜更かしや飲酒を避ける傾向にあるなどといったライフスタイルの変化と、2016年の風営法改正によって一部の小規模なクラブが深夜営業ができなくなった法律的な要因がある。 ここで紹介するのは、主に後者の理由から深夜営業をやめ、デイイベントへのシフトに加えて早朝スタートのモーニングイベントも開催している店だ。本来は渋谷近辺のクラブで朝まで遊んだ人たちが流れてくるアフターアワー帯を狙ってのイベントだが、これだけのために早起きして参加している「朝活クラバー」もいる。 ウェルネス志向から生まれたニューヨークの『DAYBREAKER』は、平日の出勤前に行けるアルコールを飲まないクラブイベントとして盛況らしいが、実は東京でも、週末限定ではあるが同じことができるのだ。ドロドロに酔った遊び明けの客たちと、ハツラツとした顔の早朝組が入り乱れる様子は都会らしさが凝縮された光景でもある。あなたの朝活メニューに、ぜひクラブを加えてみてほしい。

  • ナイトライフ

新しいものが生まれ続ける街、渋谷。そんな渋谷にはジャンルもさまざまな居酒屋が数多く存在し、店選びに困ってしまうこともあるだろう。ここでは、うまい和食が味わえる店に限定してピックアップ。アーティストが手がける住所非公開の隠れ家や、24時まで麻雀が楽しめるヒップな一軒、外国人の友人に教えたいバイリンガルの接客が魅力の店などを紹介する。

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東京、2018年オープンのミュージックバー
  • ナイトライフ

近年、夜の楽しみ方は多様化している。それに合わせて、バーとクラブの中間をとるDJバーや、イベントスペースという業態が増えている。たとえば、週末のみDJイベントを行っていたり、有名バーテンダーが酒を提供したり、日中は通常のレストランとして営業するなどの形態がいま、トレンドだ。ここでは、音楽イベントを行う2018年ニューオープンのDJバー、イベントスペースを紹介する。

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