ニュース

都心のウォーターフロントをもっと暮らしやすくする「豊洲セイルパーク」が開業

7月24日に商業エリアがオープン、飲食店やクリニックなど21店舗が入居

テキスト
Kaoru Hoshino
豊洲セイルパーク
画像提供:三菱地所株式会社
広告

2006年の「アーバンドック ららぽーと豊洲」の開業を皮切りに、豊洲ではタワーマンションや商業施設の建設が次々と進み、街の景色が日々変化を続けている。そんな豊洲駅から徒歩3分の位置に、2025年7月24日(木)、新たな複合施設「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」が誕生する。

同施設は、豊洲2・3丁目地区で行われてきた大規模再開発の「ラストピース」として位置付けられている。施設内には、飲食店やオフィスに加え、起業して間もない事業を支援するインキュベーション施設やシェア型の企業寮など、これまで豊洲エリアにはなかった新たな機能が導入される。

豊洲セイルパーク
画像提供:三菱地所株式会社インキュベーション施設のイメージ

インキュベーション施設「ライフスタイル ラボ トヨノマ(LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”)」には、コワーキングエリアや大会議室はもちろん、シェアキッチンも完備。シェア企業寮の入居者が、ここで生まれた製品やサービスを暮らしの中で試せる仕組みだ。

豊洲セイルパーク
画像提供:三菱地所株式会社シェアキッチンのイメージ

さらに、テストマーケティングコミュニティーと題し、施設を訪れた人々が新製品やサービスを試し、フィードバックを提供する取り組みも行われる。こうした活動を通じて、より豊かな「暮らしづくり」の実現を目指す。

1階には、近隣住民にとって便利なスーパーマーケットをはじめ、カナダ発の寿司店や石釜ピザの店など、多彩なレストランも揃う。さらに、ピラティススタジオや、犬用ホテルとサロンを併設したしつけ教室など、ライフスタイルを豊かにする施設も充実している。

2階には、内科・耳鼻咽喉科・眼科のクリニックなどが集まる医療モール「豊洲ドクターズスクエア」が登場。通院がより身近になることで、地域住民や豊洲に通勤するワーカーにとって、非常に便利になるだろう。

「職」「住」「遊」「学」に関する21の店舗が融合し、ビジネスパーソンからファミリーまで、あらゆる人々の暮らしに寄り添う新たなにぎわいの場。豊洲の新たな「顔」の誕生が、今から待ち遠しい。

関連記事

台湾茶のレジェンドの系譜を継ぐ若き店主が新大久保でティースタンドをオープン

互いの距離が縮まる、プライベートサウナ付きホテルetoeが新大久保にオープン

吉祥寺のスタイリッシュ秘密基地「STAYFUL LIFE STORE」が三鷹へ移転オープン

パリ発ファッション誌L’OFFICIELのエスプリを凝縮したコーヒーショップが表参道に誕生

グリーンテラス表参道でしかできない8のこと

 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース
    広告